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読書の効果とは?ジャンルやスピードで脳に与える影響は違う?

2024.02.22

読書はお好きですか?時間もないし面倒だなぁという大人の方も多いかもしれませんが、読書によって得られる効果は計り知れません。貴重な時間を投入するだけの価値があります。読書の効果さらにジャンルや読むスピードで得られる脳への効果について解説します。

  1. はじめに。読書はお好きですか?
  2. 読書の効果 #1 読書で高まる脳力
  3. 読書の効果 #2 ボキャブラリーが増える!
  4. 読書の効果 #3 読解力が向上する!
  5. 読書の効果 #4 イマジネーションが広がる!!!
  6. 読書の効果 #5 どんなジャンルを読む?
  7. 読書の効果 #6 小説のジャンルと読み方選び方
  8. 読書の効果 #7 ビジネス書のジャンルと読み方選び方
  9. 読書の効果 #8 ビジネスシーンで活きること
  10. 読書の効果 #9 プライベートで活きること
  11. 読書の効果 #10 速く読むには
  12. おわりに。 読書で日常に潤いを。
読書はお好きでしょうか。本を読むのが楽しいと思っている方は抵抗感なく、当然のように呼吸するように読書が習慣化されているのでしょう。読書の効果?などとは考えません。楽しいから読んでいるだけです。
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じゃぁどこが楽しい?ということですよね。それこそが読書の効果であり、読書の魅力でしょう。一人でも多くの方に読書の魅力を知って頂けると嬉しいです。
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楽しいと感じるのは、ドーパミンというホルモンの作用だそうです。このドーパミンは興味関心が高まると分泌され、脳に楽しい気持ちを感じさせます。
ですから、読書をしたときにドーパミンが分泌されるようになれば、読書を楽しいと感じ、また本を読みたいという欲求を感じられるようになり、読書が習慣化される訳です。
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さて、それにはまず読書について興味関心を持って頂かねばなりませんね。読書は脳の娯楽ですから、脳をフル稼働することになります。
文字を見て、何と書いてあるか識別する、意味を考えるという働きは、脳のあらゆる部位を刺激します。文字を見るのは視覚野の働き、そして文字は一旦音声に変換され言語野に送られます。この言語野で記憶と突き合わせ言葉や文章という意味があるものとして認識されていくのです。
言葉や文章の字面だけを追っていても、そこに意味があると気づくとどういう意味か考えます。どうしてその言葉が発せられたのか想像したりもします。言葉の認識は主に左脳の働きですが、イメージの分野は右脳が活躍することもあります。
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このように読書をすることで脳のあらゆる部位を活性化させることができ、脳の筋トレともいう状態になるのです。体の筋肉と同様に脳も鍛えることでどんどん活性化していきます。年とともに脳の成長は止まり劣化が始まると言われていますが読書によって劣化を抑えかつ脳力を高めることも可能です。
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読書による効果としてまず上げられるのは、語彙力の向上、ボキャブラリーが増えることでしょう。まったく見ず知らずの作家の書いた文章を読むことで、その方の言葉に触れることができます。普段、友達同士では絶対に使わないような言葉にも出会う訳です。
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日本語のもつ曖昧さや表現の豊かさは、その豊富な語彙によるものです。相手を称える意味で良く使われる「すごい」でも、成績が優れているなら「優秀」、他を寄せつけない状態を「抜群」ということもあり、進歩を表現したければ「目覚ましい」などなど、同じような意味でも表現を変えより心情を詳しく相手に伝えることができます。
読書によって多様な言葉に触れ、語彙が増え、表現力に幅が広がることが期待できます。多様な言葉を駆使することで幼稚さが消え大人の会話に繋がることでしょう。
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もちろん、最初からいきなり語彙が増えるほど甘くはありません。普段、使い慣れない言葉の羅列に頭がくらくらすることもあるでしょう。まずは、軽い読み物から初めて徐々に長い文章や堅い文体の本にシフトすることをおすすめします。
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素人がいきなりエベレストに登れる訳がありません。時間をかけて少しずつ慣らしていくことが大事。徐々に語彙が増え、作者が何を言わんとしているか察することができるようになるでしょう。
作者の言いたいことが分かる、つまり読解力が向上すると、いろいろな話を面白く興味深く読むことができるでしょう。読書への意欲も増してくるはずです。
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さらに、読解力が向上するのはイマジネーションが広がるからともいえます。文章は映像化した情報に比べると情報の中身を受け手の側で補うことが必要です。『百聞は一見に如かず』ということわざがあるように、映像化されることでイメージがダイレクトに伝わるのに対して、文章による情報ではイメージの断片しか伝わりません。足りないパーツは受け手が自身の想像力で補うしかないのです。
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読書によって想像する力がついてきます。そうでなければ、文章を理解することができません。文章を理解できるということはそれだけの想像力が高まったことを意味するのです。
人は自分が経験したことしか理解できないものですが、読書を通して他の人が経験したことを疑似体験するることができます。様々な人の思ったこと考えたことを吸収できるのです。これってとってもお得なことですよね。
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さて、読書の効果はお分かり頂けたかと思いますが、どんなジャンルの本を読んだら良いでしょうか。
大きく分けて、小説と実用書(ビジネス書)とがあります。小説はさらにフィクションやノンフィクションと細かく分けると様々です。
今は、ネットで本を読むこともできますが、読みたい本が決まっていない場合には大きな書店や図書館などに行くことをおすすめします。
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音楽ではジャケ買いといったりしますが、本でも同じ。表紙や背表紙をみて、ちょっぴり立ち読みしてフィーリングが合うものを選ぶのも手です。書店では、今、書店員さんがポップにコメントを書いてくれているので参考になります。
話題の本でなくても良いのです。「面白そう」と興味が持てるものが、最終的に長続きします。大人になったら芥川賞など賞を取るような本を読まなければならない訳ではありません。ライトノベルでも楽しく想像力を掻き立てる作家さんは多くいらっしゃいます。
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ジャンルとしては、純文学と言われるものから歴史もの、サスペンス・推理もの、ファンタジー、SFなどなど、フィクションからノンフィクションまで幅広くあります。
小説なら自分の年齢に比較的近い作家さんのものが比較的読みやすいと思います。テーマが現実に近いものの方がイメージしやすいので読書し始めにはおススメです。主人公が共感できるシチュエーションかどうかも大事ですね。
飽きずに読めるということであれば、展開のスピードが早いサスペンスものなどのジャンルがおすすめです。
ビジネス書は、ある程度目的が明確にあった方が読みやすいでしょう。漠然と売れている本を読んでも、自分が必要としていないノウハウでは学ぶ気がおきませんし、身に付いた気にもならないと思われます。
例えば、仕事の進め方で悩んでいるのか、それともやる気を出したいのかによって選ぶ本は異なります。
仕事のノウハウ本も沢山ありますから、おススメは目次をパラパラと立ち読みして読み比べてみることです。ここでもある程度の共感ができるかが決め手になるでしょう。また、最初のうちは図解が多めの方が理解しやすいです。
やる気を出す、仕事への心構えのようなテーマもいろいろありますが、好きなスポーツ選手が書いたものも意外と良いですよ。好きな人の言葉は心にすんなりと入りやすいです。
ビジネスシーンでは、多種多様な相手とのコミュニケーションが必要になります。読書を通して語彙力、読解力、創造力が向上すれば、ひいてはコミュニケーション力の向上にも繋がります。
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大人の世界では、20代から60、70代の多様な人たちとコミュニケーションを取る必要が出てきます。読書によって経験も立場も違う人たちがどんな風に考えて生きてきたかを垣間見ることができます。また、上司や取引先の部長といった年齢差のある方と同じ本の話題で意気投合することがあるかもしれません。
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またビジネス書からは仕事のやり方に必要な事柄が見えてきます。学生時代と違って大人の世界は何とも複雑です。理解できないことや理不尽なことも多々起こります。そんな時にも読書によって解決の糸口が見つかるかもしれません。闇雲に頑張っても上手くいかないときには、気分を落ち着けて読書をしてみたらいかがでしょうか。
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プライベートでも当然コミュニケーション力は重要です。むしろ、『親しき中にも礼儀あり』と言われるように親しい間柄であるからこそコミュニケーション力を発揮する必要があるかもしれません。特に、メールやLINEでは即時の返信を重視する傾向から、短文で文章を送りがちです。短い文章であることは、その中に込めた思いは相手の解釈に委ねられます。
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そのため、踏み込んだ表現が難しく付き合いが表面的になりがちです。お互いにあるいは受け手の側だけでも想像力を発揮してコミュニケーションできると円滑な関係性が築けるのではないでしょうか。
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時間がなくて読書できないという方もいらっしゃいますね。読むのが遅くて時間がかかってしまうことに苛立ちを感じる方もいるでしょう。
いわゆる速読というものは、端的に言うと飛ばし読みです。キーワードとなる単語の部分だけに目を走らせて、助詞(~が、~で、~を、~に、~は など)は読まずにざっと内容をとらえる技法です。文章を味わうのとは異なります。
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そうではなくて、速読でなくても本を読むのが速いという方がいます。読むのが速い人と遅い人の違いは何でしょうか。それは、脳内の音読スピードにあると言われています。
#1にて、文字は脳内で一度音声に変換されるということを説明しました。この音声に変換されて音読されるスピードが速い人と遅い人の差が本を読むスピードの差になります。
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いきなり速く読もうとしても脳が疲れてしまいます。日頃から速いテンポの音楽を聴く、早口で音読するなど耳から入る情報をスピードアップすると徐々に脳内の音読スピードが上がってくると言われています。また、速読についても読書が進み読解力や想像力が向上すると、助詞の部分を補うことが出来るようになり、自然と速読も出来るようになってきます。

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大人になると、多様なお付き合いがあったり日常生活でやらなければならないことが多くて、読書をする余裕がないかもしれません。大人になるとスキマ時間の使い方が重要になります。ちょっとした時間でも十分楽しめるのが読書です。
学生と違って大人になると強制的に勉強をさせられることはありませんが、逆に学びの時間は自分で確保しなければならないということです。大人になるほど実は読書が必要です。常に学び続けることが脳を活性化させ、いつまでも若くいられることに繋がります。
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読書でたくさんの経験値を得て、想像力を膨らませていきましょう。毎日を豊かな気分で過ごすことが出来ると思います。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
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