【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作とは
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遠藤周作は1923年に東京府北豊島郡西巣鴨町(現在:東京都豊島区北大塚)に次男として生まれました。遠藤周作は幼少期は勉学が出来ず長男と比べられ劣等感を抱く少年時代を送る両親の離婚など経て、中学生になり私立灘中学に入り入学当初は成績優秀でしたが、成績が徐々に下がっていった。こうした幼少期を過ごし、1947年に評論を発表したところ作品が角川書店の「四季」第5号に掲載されました。そして、評論家としてデビューを果たします。遠藤周作は1954年に本格的な作家活動を開始します。1954年に初の作品として発表したのが「アデンまで」です。そして、同年に発表した「白い人」が芥川賞を受賞するというすごい作家です。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作の作風と特徴
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遠藤周作の作風や特徴をご紹介します。遠藤周作の作品に多い特徴は「カトリック教」のテーマの物語です。遠藤周作は幼少期からカトリック京の家庭に育ち、幼少期からカトリック教会に通う生活を送っていました。そして、フランス留学を経てカトリック教を学びます。そうしたことから遠藤周作の作品の特徴はカトリック系の物語が多くなっています。遠藤周作の物語が全てカトリック系ではありませんが、ベースとなっているテーマです。また、厳格だった父親の影響でエディプスコンプレックスとなりエディプスコンプレックスが作品にも影響を与えています。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作の受賞歴
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1955年昭和30年に「白い人」で第33回芥川賞を受賞します。1958年昭和33年に「海と毒薬」で第5回新潮社文学賞を受賞。1958年昭和33年に「海と毒薬」で第12回毎日出版文化賞を受賞します。1966年昭和41年に「沈黙」で第2回谷崎潤一郎賞を受賞します。1971年昭和46年にOrdine di San Silvestro Papaを受賞。1976年昭和51年にPietrzak Prizeを受賞。1978年昭和53年にInternational Dag Hammarskjöld Prizeを受賞。1978年昭和53年に「キリストの誕生」で第30回読売文学賞を受賞。1978年昭和53年に第35回日本藝術院賞を作家として受賞されます。1980年昭和55年に「侍」で第33回野間文芸賞を受賞。1988年昭和63年に文化功労者として受ける。1990年平成2年にCampion Awardを受賞。1993年平成5年に「深い河」で第35回毎日芸術賞を受賞。19995年平成7年に文化勲章を受賞しています。遠藤周作は生涯で14回もの受賞経験のある人気実力は作家です。
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遠藤周作のおすすめ著書
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遠藤周作のおすすめ著書をご紹介します。遠藤周作の著書の作品数は生涯で971作品という壮大なの作品数を残した偉大な作家です。その中でも人気ある作品は映画化やドラマ化して遠藤周作の亡き今も映画化やドラマ化されています。そこでおすすめするのが遠藤周作の代表作品とも言える「沈黙」や第33回野間文芸賞を受賞した「侍」、第35回毎日芸術賞を受賞した「深い河」、2017年にテレビドラマ化した「真昼の悪魔」、歴史に残さなければ行けない作品とも言える「私が捨てた女」などをご紹介します。また、作家や有名人なら誰でもある演奏秀作の名言などをご紹介します。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作の作品①沈黙
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遠藤周作のおすすめ作品は「沈黙」です。沈黙は1966年に第13回新潮社文学賞を受賞した作品です。「沈黙」は遠藤周作の代表的な作品でもあり遠藤周作の作風が出ている著書でもあります。この物語は日本にキリスト文化を普及させようとした人たちの物語となっています。そして、この物語には実在するイタリア出身神父ジュゼッペ・キアラをモデルとした作品です。この作品はキリスト教徒たちに踏絵を踏ませることを作中に描いているため出版当初はカトリック教会から批判反発された作品となっています。そして、キリスト文化が根強くのこる長崎では禁著扱いされている作品でした。沈黙は1971年に「沈黙SILENCE」として映画化され2017年にも「沈黙ーサイレンスー」という題名で映画化している作品です。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作の作品②侍
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遠藤周作のおすすめ作品は「侍」です。侍は1980年に発表された作品で同年に第33回野間文芸賞を受賞している作品となっています。侍は江戸時代が舞台となっている物語で東北の藩にいる下級武士のが異国へ旅に出て、帰国するまでの長編作品となっています。この物語は遠藤周作らしいキリストがテーマとなった物語です。「侍」は遠藤周作の作品としてはずせない作品です。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作③深い河
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遠藤周作のおすすめ作品は「深い河」です。深い河は1993年に発表された作品です。1993年に第35回毎日芸術賞を受賞し映画化した作品でもあります。深い河は遠藤周作が70歳のときに発表した作品で遠藤周作の作家人生のテーマとなった「日本人とキリスト教」についての最後の作品となっています。この物語は戦後40年後の5人の男たちの物語です。遠藤周作の作品を語るのに「深い河」は欠かせない作品となっています。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作④真昼の悪魔
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遠藤周作のおすすめ作品は「真昼の悪魔」です。真昼の悪魔は1980年に発表された作品です。そして、2017年にテレビドラマ化した作品となっています。真昼の悪魔は、1人の女医が物語の主人公となる作品です。この女医は内面に悪魔を宿らせ、女医といういい立場を利用し患者の命を弄ぶそういった作品となっています。
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【人気おすすめ著書/ドラマ/映画】遠藤周作⑤私が捨てた女
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遠藤周作のおすすめ作品は「私が捨てた女」です。私が捨てた女は1963年に発表された作品です。この物語はハンセン病と診断され人生が狂いそして、誤診であったことが分かりますが、修道女として働くことにします。そして、女のことがきになっている男性がはがきを送るところから物語が始まります。
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遠藤周作の名言
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偉大な人ほど周りの情勢を見て人を見るそんなことから生まれるこの世に残したい名言があります。では、遠藤周作の名言をまとめてご紹介します。「人間にはこの世に生きていくためには、他人にたいするけじめがある。」「自分の考えだけが何時も正しいと信じている者、自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者…それを善魔という。」「仕事とは誇りだ。誇りを失って儲けるのはおのれの仕事への尊重を失うことだ。」「戦後の日本人はいつの間にか、働くことと利を得ることを一緒にして利を得るためにだけ働くようになった。利がすべての目的に変わった。利のためにほかのものを多少は犠牲にしていいという風潮が社会を支配した。」など社会に向けての名言が多くあるような気もします。「野望を達成するためには男は手をよごさねばらならぬ、時にはおのれのどうにもならぬ優しさを殺さねばならぬ。」「人間の野心はあさましい。野心は人間をあさましくする。」「自分の一番愛しているもの、自分が一番うつくしいものを汚すことに悦びを感ずるものはいない。悦びがあったとしてもそれは倒錯的な悦びである。」「手を握られた者は自分の苦しみや痛みがこのつなぎ合わされた手を通して、相手に伝わっていくのを感じる。だれかが、自分の苦しみや痛みをわかち持とうとするのを感じる。」など人間のあり方や生き方についての名言などもあります
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まとめ
遠藤周作のおすすめ著書は参考になったでしょうか。遠藤周作の作品はキリストをテーマとした作品が多くあります。遠藤周作の生涯のテーマである「日本人とキリスト教」を知ることが出来る作品となっています。