砂糖の賞味期限表示はない?理由や上手な保存の仕方(スティック・未開封・開封後)をご紹介
引用: https://www.instagram.com/p/BpWM_c5FvpU/
毎日の食事や休憩のひとときに不可欠な調味料と言えば砂糖。コーヒータイムやスイーツのほか、甘い和菓子を食べたくなった時には必ず摂取することになります。そんな家庭に必ずある砂糖ですが、いつ買ったものかを覚えていて、しっかりと保存しているでしょうか。
砂糖は意識していないと長持ちするので、気づいたら賞味期限が・・・ということもありえます。そこで今回は、砂糖の賞味期限に関するお話や場面ごとの保存方法、保存場所、虫がつかないやり方など紹介します。
砂糖の賞味期限表示がないは本当だった!
引用: https://www.instagram.com/p/BpyEx3Tl7m0/
そもそも砂糖に賞味期限があるのかという点ですが、結論からいうとありません。ここで大切なのは賞味期限の意味。
賞味期限とは、保存が行き届いた未開封の食品が美味しさを十分に保てる期間のことを指していています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bpwy34MhkSl/
基本的にはこの賞味期限は法律上必ず必要とするものなわけですが、砂糖は長期間の保存の中でも美味しさが落ちることがないため、表示しなくていいんです。
そんな理由から、砂糖には賞味期限の表示がされていないことになります。ちなみに賞味期限と混同しがちなのが消費期限ですが、こちらは守らないと危険です。
砂糖の賞味期限表示はないけど・・・使いにくくなる状態も
引用: https://www.instagram.com/p/BptUv6igaQ6/
いくら砂糖に賞味期限がないからといって、見た感じで使えるかどうか、使っていいのかは判別できます。
仮に砂糖の色が変色していたり、ドロドロしていてベタついていたり、虫が湧いているなどすれば、賞味期限がないと言っても使うべきではありません。
引用: https://www.instagram.com/p/BprOzPMAS95/
賞味期限がないというのは必ずしも世代を超えて食べられるというわけではなく、保存状態によっても左右されることを覚えておきましょう。
砂糖の賞味期限表示はない!上手な保存の仕方➀未開封の場合
引用: https://www.instagram.com/p/BprNd8bHCPi/
未開封の砂糖は、基本的に袋に入っていると思います。特にまだ使う予定がない未開封は、そのまま放置しておいてもいいでしょう。
ただ、未開封の砂糖でも虫や湿気・乾燥から守りたいというなら、ジップロックに密封するのもおすすめです。
引用: https://www.instagram.com/p/BppSornnzbq/
砂糖の匂い移りも防ぎやすくなります。
砂糖の賞味期限表示はない!上手な保存の仕方➁開封後の場合
引用: https://www.instagram.com/p/BpoaWB3DxRJ/
開封後の砂糖の保存方法は、袋ではなく容器に入れるようにしてください。開封後容器に入れた砂糖は冷暗所などに保存するのがおすすめです。
また、開封後容器に入れたものの、袋に余りが残っているという場合は、ジップロックに入れておきましょう。
開封後は品質を落とさないようにするのが大切です。
引用: https://www.instagram.com/p/BpoOkOoHd3h/
砂糖の賞味期限表示はない!上手な保存の仕方③スティックの場合
引用: https://www.instagram.com/p/BkWj4v7BhA5/
スティック砂糖には、他の砂糖と同様に賞味期限がありません。ただ、コーヒーなどをあまり飲まない家庭では持っていてもあまりがちです。
そんなスティック砂糖の保存は、全ての封を切って瓶に移し替えておくのがおすすめです。中身には乾燥剤などを入れておくと長期保存がしやすくなります。
引用: https://www.instagram.com/p/BemaAT1liPT/
砂糖の賞味期限表示はない!保存に適した場所とは?
引用: https://www.instagram.com/p/Bpl3p4anq5O/
砂糖の保存に適した場所をいくつか簡単に紹介します。
湿気・乾燥しにくい場所
砂糖は湿気・乾燥に弱い調味料なので、どちらも少ない場所に保存するのが適しています。場所としては、冷暗所などがおすすめです。
冷蔵庫
冷蔵庫は砂糖を保存する場所としては適しています。ただ、取り出して常温になった際に結露が発生しやすく、砂糖に付着することで固まる原因になるのがデメリットです。
引用: https://www.instagram.com/p/Bpj6ZYxnqTs/
冷凍庫
砂糖は冷凍庫に入れておけば長期的に保存が効きます。とはいっても、砂糖自体が賞味期限がなく長い間常温放置できるので、とりわけ冷凍庫を利用する必要性がありません。
また、冷凍庫から常温の場所に取り出すと、冷蔵庫以上に結露が大量発生するため、水分が付着しないように注意してください。
砂糖の賞味期限表示はない!虫は沸く?虫が沸かない方法は?
引用: https://www.instagram.com/p/BpjXEO5lvww/
砂糖を保存している際に気になるのが、虫が湧く可能性です。米びつやその他調味料には小さな虫が湧くこともあるので、気になるところだと思います。
ただ、砂糖に関しては虫が湧くことはほとんどありません。製造段階で湧くことはなく、自宅にくる過程でもほぼないです。
仮に虫が砂糖に到達しても環境が繁殖に適さないため増えることもありません。一応ここでは、虫が湧きにくい環境の作り方も見ておきます。
二重容器
砂糖を入れた容器を更に大きな容器で覆ってしまう方法です。虫が砂糖に到達する前に死滅するため、増える環境になりません。
引用: https://www.instagram.com/p/BpjCZ9EjK3C/
二重ジップロック
袋の中に砂糖を保管しているという方は、虫が破って中に侵入する可能性もゼロではありません。そこで、袋入りの砂糖をジップロックなどに入れておくのが虫対策になります。
冷蔵庫・冷凍庫
虫が生存できない環境として、冷蔵庫や冷凍庫で保存するというのもおすすめです。
砂糖が固まってしまった場合は捨てる以外どうする?
砂糖が固まってしまった場合は、使用するのを諦めて捨ててしまうというのも1つの考えです。しかし、固まった砂糖は適切に処置することで元のサラサラな状態に戻すことも出来ます。
元々乾燥・湿気に弱い砂糖は、湿気で湿った後に乾燥するという2つの過程を経ることで固まります。そこで簡単に元に戻す方法も見ておきます。
霧吹きを振りかける
固まった砂糖に霧吹きで水を与えてから密封容器に入れて放置しておくと、気づいたらサラサラの状態に戻ることがあります。
霧吹きのやり方の注意点は、水分を与えすぎるのは良くないということ。霧吹きで少量の水分が加わることでサラサラになるのがポイントで、水を与えすぎてしまうと溶けた砂糖がくっついて固まったり、ベチャドロの状態にもなります。
様子を見つつ、少ない範囲で行ってください。
引用: https://www.instagram.com/p/BezVIgSgr03/
電子レンジ
引用: https://www.instagram.com/p/Bpy6Jdilzuq/
電子レンジを使って数秒~1分程度加熱することで、水分でくっついた砂糖同士を離れさせることが出来ます。ただ、電子レンジでの加熱は少しの時間調整を間違えただけでも溶けて飴状になったりするので、秒単位で様子を確認しながら行ってください。
パン
引用: https://www.instagram.com/p/BpuAhWFg6ny/
食パンやクロワッサンなどと砂糖を同じ場所に入れておくことで、水分が砂糖に入ってサラサラになるやり方です。
ちぎったパンを用意して砂糖と同じ場所に放置し、数時間経ってから確認すると効果を体感できます。
パンの量は砂糖1kgに対して1枚程度でOK。使用後は放置するとパンにカビが生えてしまうので、しっかり取り除くのがポイントです。
引用: https://www.instagram.com/p/Bpqt6VuBBTh/
キャベツの葉っぱ
パンと同じように、キャベツの葉が持つ水分が砂糖に入ることでサラサラになるやり方です。キャベツの葉はどの部分でも大丈夫なので、使わなかったところを無駄なく仕様できるのが良いところ。
ただ、砂糖に直接触れないようにキャベツの葉をお皿に乗せたりする必要があります。使用後は、砂糖からキャベツの葉を抜き取ってください。
グラニュー糖
固まった砂糖をサラサラにするというよりは、固まりにくくするための事前対策です。普段使用する白砂糖よりも大きめの粒になっているグラニュー糖を混ぜ合わせることで固まりにくい状態になります。
グラニュー糖はスティックに入ったコーヒーなどに入れるものと、スティックでなくてもヨーグルトに入っている顆粒の物が使えます。
これはスティックに入ったグラニュー糖などが普通の砂糖よりも固まりにくいという性質を持つこと所以なので、良かったらスティック入りグラニュー糖などを使ってみてください。
虫が沸かない砂糖を長期間保存できるように!
引用: https://www.instagram.com/p/Bpgy0qZlFri/
砂糖に賞味期限がない件についてその理由を紹介すると共に、虫がつかないようにする保存場所や未開封、開封後、スティックなど場面に応じた正しい収納方法を紹介させていただきました。
砂糖には賞味期限がないとご存じない方も多かったのではないでしょうか?普段から砂糖の保存について特に何も考えず、常温で適当に保存していたという方でしたら、今後は品質が落ちないような保存などを心がけてみてください。
いくら砂糖に賞味期限がないからといって適当にしていると、気づいたら食べるのに適さない状態になっていることも珍しくありません!