アコギ初心者必見!コードの練習方法や読み方・覚え方特集
引用: https://www.instagram.com/p/BihMicTA4jn/
アコギをはじめて触るという初心者がまずマスターしたいのが「コード弾き」と呼ばれる和音演奏。アコギの弾き語りなどで使う場合には、このコード弾きが主役となるので、アコギを弾く上では必修科目と言っても過言ではありません。そこで以下では、アコギ初心者へ向けたコードの覚え方や練習の仕方、基本などをご紹介。アコギ初心者も、コードを覚えたらどんな曲も簡単に弾けるかもしれません。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】①そもそもコードとは?
コード=和音のこと
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そもそも「コード」とは何のことを指すのか皆様はご存知でしょうか。
コードとはすなわち「和音」のこと。ド・ミ・ソのような複数の音が鳴っている場合を指します。
コードはその種類によって、悲しい雰囲気や楽しい雰囲気、不思議な雰囲気を表すことができ、ギターでは欠かせない奏法の一つとなります。
アコースティックギターではこのコード奏法が基本となる
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特にアコギ(アコースティックギター)の場合にはこのコード奏法は非常に重要。極論を言えば、弾き語りはこのコード奏法だけでも十分に成り立つものとなります。もちろんエレキギターでもこのコード奏法は多用されるので、ギターを弾く上では必ずマスターしなければいけない奏法とも言えるでしょう。アコギ初心者も押さえておいてください。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】②コードの読み方・覚え方
コードは通常アルファベットで表される
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コードは通常アルファベットで「C」「E」などのように表されます。
このアルファベットは音の高さに対応しており、「ド」の音を基準にした和音は「C」、「ファ」の音を基準にした和音は「F」のように表記されます。ドレミファソラシドは、アルファベットで表すとCDEFGAHCと言った具合です。
アコギ初心者にとって最初はどのアルファベットがどの音なのかわかりづらいですが、練習していくうちに自然と慣れていきます。
基本パターンからのバリエーションで覚えるのがおすすめ
コードの覚え方ですが、基本コードはどうしても丸暗記が必要となります。
とはいっても、丸暗記が必要なのは基本の7つのコード程度(C・D・Em・F・G・Am・Bm)なので、覚えるだけなら簡単だと思います。基本コードを覚えたら、そこから上記の動画で紹介されているようにバリエーションで覚えましょう。基本コードに何の指を加えたり減らせばその音になるか、という視点で覚えるのです。こうすることで、全てのコードを丸暗記するよりも楽にコードを覚えることが可能となります。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】③曲でよく使われる代表的なコード
「C」のコード
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ここからは曲で頻出の代表的なコードをご紹介します。
まずはこちらの「C」のコードです。「C」のコードはいわゆる「ド・ミ・ソ」の和音。
非常に使い勝手の良いコードで、曲の終わりや始まりで多用されるコードとなっています。
「G」のコード
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こちらの「G」のコードは、いわゆる「ソ・シ・レ」の和音。「C」のコードなどと相性が良く、よくセットで使われるコードとなります。CとGのコードを行ったり来たりしているだけでも、ちょっとした曲のような雰囲気になるはずです。
「Am」のコード
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「Am」のコードは、「ラ・ド・ミ」の和音。「C」や「G」がメジャーコードと呼ばれる明るい響きがするコードだったのに対して、この「Am」のコードはマイナーコードという少し暗い響きがするコードとなります。
「F」のコード
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セーハと呼ばれる技術を使って演奏するのがこちらの「F」のコード。こちらは「ファ・ラ・ド」の和音のことを指します。C・Gなどと良くセットで使われるコードで、有名な歌謡曲などにも頻出するコードとなります。押さえるのが難しく、初心者にとっては鬼門となるコードです。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】④コードの基本的な押さえ方
フレット寄りにやや指を立てて押さえる
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コードの押さえ方は「フレット寄りの部分をやや指を立てるようにして押さえる」というのが基本となります。
フレット寄りに押さえるのは、少ない力で弦をフレットに触れさせるため、指を立てるのは他の弦に干渉しないためです。
力はそこまで必要ではない
じつは、ギターの弦を押さえるのにそこまで力は必要ではありません。上記の動画で言及されているように、力の入れ具合がポイントとなります。特にローコードを弾く場合には親指をネックを握りこむように使ってあげることで、指に力が伝わりやすくなるのでおすすめです。アコギ初心者は力を込めすぎてしまう傾向にあるので、リラックスして演奏してください。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】⑤初心者最大の壁の「バレーコード」
コツをつかむまで非常に難しいバレーコード
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初心者にとって最初の壁となるのが「バレーコード」と呼ばれる、人差し指の腹を使って弦を押さえるコード。
他のコードと違って指の腹を使う押さえ方のため、慣れるまではうまく音を鳴らすことができない方が多くなっています。
柔らかい弦から始めるのがおすすめ
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バレーコードを最初に練習するときには、柔らかい弦を使うのがおすすめ。柔らかい弦を使うことによって、弦が押さえやすくなり、筋肉が鍛えられていない初心者でも比較的簡単にバレーコードを弾くことができます。
力の入れ具合を調整しよう
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バレーコードのコツは、他の指で押さえている弦は力を抜いて抑えること。人差し指全体でぎゅっと握るのではなく、他の指で押さえられている弦の力を抜くように意識することで、少ない力で効率よくコードを鳴らすことができます。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】⑥基本コードの練習方法
反復フレーズで練習してみよう
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コードを一通り覚えたら、反復練習をしてコードチェンジの練習をしましょう。
覚えたコードを順番にストロークを交えながら行ったり来たりするだけでOK。コードチェンジの際に雑音が混じったり、音が鳴らないことがないように丁寧に行いましょう。そうすることで、自然とスムーズなコードチェンジができるようになります。
簡単な曲で練習してみよう
反復練習でコードチェンジに慣れたら次は簡単な曲を使ってさらにコード奏法を鍛えていきましょう。
こちらのスピッツのチェリーは初心者でも弾きやすくおすすめの練習曲の一つ。時おり登場するバレーコードを中心に練習してみましょう。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】⑦コードを覚えたらストロークも工夫して
こちらの動画で基本を学んでみよう
コードを覚えたら、ストロークも練習しましょう。
こちらの動画はストロークの基本を解説しているので初心者の方はぜひ参考にしてみましょう。
ストロークをマスターすることで、弾き語りの演奏効果をより高めることができます。
基本が理解出来たらフレーズを使って練習
基本が理解出来た、こちらのフレーズを使ってコードストロークを鍛えていきましょう。
コード奏法と同様に反復練習をすることが、ギター上達の近道です。
【アコギ初心者へ向けたコードの練習方法・読み方・覚え方】⑧TAB譜の読み方
ギターを演奏する上で避けては通れないTAB譜
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ギターを演奏するときには、五線譜とは別に「TAB譜」と呼ばれる譜面を使うことも多くなっています。
TAB譜とは、ギターのネックデザインに対応した譜面で、五線とは違って六本線なのが特徴です。
TAB譜の読み方
引用: https://www.instagram.com/p/BkaTniXnzIn/
TAB譜は、ギターのネックを上から覗き込んだような格好で読みます。
それぞれの弦に対応しており、記載されている数字は何番目のフレットを押さえるのかということを表しています。
上記の画像であれば、上から二番目の弦は7フレット目を押さえる、と言った具合です。
コードを覚えてアコギで曲を弾いてみよう!
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以上、ギターのコード奏法についてご紹介しました。ギターの最大の特徴ともいえるコード奏法。アコギ初心者は最初は慣れなくて苦戦しますが、マスターできれば弾ける曲が一気に増えていきます。ぜひこの記事を参考にして、コード奏法にチャレンジしてみましょう。