初登場は何やら怪しい仮面をしてて、めちゃくちゃ怖かったですね！

楊端和はおそらく男性で年寄り系の死王かな・・・と想像された方も多いと思います。

野蛮な山の民を率いているということからも、そういうイメージへ連想していってしまいます。

しかし！あの仮面の下にはただの美人がいました！

まさに「クールビューティ」といった風貌・言動が印象に残ります。

仮面をつけた姿とのギャップは凄まじいです！

楊端和の強さは、秦国のピンチに度々登場した事から明らかだといえるでしょう。

楊端和はピンチになる政たちの窮地を救っています。

後ほど詳しく紹介する合従軍編での活躍。

その際は秦を絶体絶命の危機からも救っています。

実力を考えると、大将軍レベルに近いと言っても過言ではないでしょう。

それに、あのバジオウを上回る武力があります。

そもそも、楊端和が率いている山の民らが巣食う山界は閉塞した世界で、力が全ての環境です。

そんな野生児のような男どもを相手にするなら、単純な武力は欠かせません。

強くなければ、率いることは不可能だといえます。

色白の美人ですが、山界を1人で平定したという楊端和の強さはキングダムにおいても最強レベルでしょう。

楊端和の活躍は、まず政と出会ってからになりますね。

その政を助ける為に、山の民を率いて、王弟・成蟜（せいきょう）の反乱を鎮圧します。ここで楊端和がいなければ、主人公サイドは全滅していたかもしれません。

楊端和は、窮地からいつも救ってくれます。

キングダムでは、秦が趙ら合従軍と戦うさまを描いた合従軍編が描かれています。

合従軍編では、秦は南道から咸陽（かんよう）を目指します。

しかし、これは実は李牧（りぼく）の策。

秦は、まんまと李牧の策にハマってしまっていたのです。

南道の移動中に襲撃を受け、咸陽の手前に位置する蕞で防衛戦がスタートしました。

相手の策の内で戦うことになってしまった秦軍は、当然苦戦を強いられることになります。

耐えに耐え続けていたものの、もう後がない限界状態に。

李牧と龐煖（ほうけん）が奥深くまで迫り、秦軍は滅亡の危機に瀕することになったのです。

そんな時、本当にギリギリというタイミングで、楊端和率いる山の民が応援に駆けつけてくれました。

山の民の活躍により、泰はピンチを脱します。

この楊端和らの想定外の奇襲攻撃で、李牧は咸陽をあきらめます。

そして、このセリフがありました。

「黙って貴様らは敗者として史に名を刻め」

クールビューティな楊端和のこのセリフに、誰しもが痺れたのは間違いありません。

ファンで痺れた方は多いでしょうが、その場にいた秦軍からすればまさに「救世主」としか思えないタイミングで登場し、敵を撃退。

そしてこんなカッコいいセリフを吐く姿を見れば、誰もが楊端和ファンになってしまうことでしょう。

合従軍編でまさに秦の救世主となった楊端和。

彼女はその後、秦で行われた論功行賞で30点もの宝物を与えられました。

それだけではありません。

楊端和は、秦における大上造という爵位を与えられています。

この大上造という爵位は、上から数えて5番目の位という非常に高い位置です。

軍と比較すれば、大将軍に匹敵するほどの地位となります。

キングダム作中では、大将軍の偉大さが幾度もなく色濃く描かれていますね。

それと匹敵するほどの「高い地位」であることが分かるでしょう。

まさに合従軍編の「キーマン」と呼ぶに相応しいキャラクターだといえるでしょう。

楊端和と山の民があの時駆けつけてくれなかったら。

あと少しでも到着が遅れていたら。

秦が中華統一するという夢は、あそこで潰えてしまっていたことは想像に難くありません。

そういう意味では、楊端和は秦の中華統一への道を守った存在ともいえるかもしれませんね。

やはり秦にとって欠かせない人物であることが分かります。

2018年4月19日（木）に『キングダム』の最新50巻が発売されました。

50巻突破記念として実写映画化が決定したことも明かされています。

当時は「ついに実写化！？」「 めちゃめちゃスゴイことになりそう！」と話題になりました。

作者の原先生は実写化にあたっての脚本会議にも参加しており、実写映画化を不安に思う人たちも安心できたということも盛り上がりを見せた要因の1つだといえるでしょう。

と、もう公開が待ちきれないファンが溢れていました。

映画ではどのストーリーで、どんな戦いが描かれるのか？

まだ実写映画は未チェックだという方は、ぜひチェックしてみてください。