【キングダム】中華史を漫画にした大人気作品【ネタバレ】
【#キングダム 56巻書影解禁】
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) November 7, 2019
11月19日(火)に発売になります『キングダム』最新56巻、表紙レイアウトが出来上がりました。
表紙は、現在秦軍と真っ向勝負を繰り広げる趙国・李牧軍の面々。カイネと傅抵は、初の表紙登場です!
発売をお楽しみに~。#キングダム56巻 pic.twitter.com/8NV9vOoYT3
始皇帝の名で知られ、万里の長城などを築いた、中華統一を初めて達成した歴史上の偉人・嬴政(えいせい)。
彼が果たした中華統一という偉業は、日本の歴史の授業や教科書にも登場しています。
そんな「嬴政」の中華統一のさまを題材にした漫画が「キングダム」です。
主人公である「信」とともに、中華統一を目指し数々の戦が描かれています。
基本的に史実に基づいているので、中華史の勉強になる面もあるかもしれません。
【キングダム第3シリーズ 放送決定!】
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) November 8, 2019
TVアニメ「キングダム」待望の第3シリーズ!
総合テレビで2020年4月スタート予定です!
ご期待ください。
原作:#原泰久
キャスト
信:#森田成一
嬴政:#福山潤
河了貂:#釘宮 理恵#キングダムhttps://t.co/ENryDq8Qsm pic.twitter.com/1loihDx1tR
【キングダム】とてつもない発行部数【ネタバレ】
昨日11月5日、
— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) November 6, 2019
映画『#キングダム』
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【前夜祭】を開催⚔️
MCは #イジリー岡田 さん、
ゲストに「キングダム」の大ファン #小島瑠璃子 さん、本作の松橋プロデューサーが登壇!
さらに #吉沢亮 さんが松橋プロデューサーからの連絡で、急遽サプライズ登場❗️ pic.twitter.com/C9gDQ4oJL6
「キングダム」は原泰久が週刊ヤングジャンプにてにて2006年9号から連載がスタート。
単行本は2019年11月時点で55巻まで発売しており、54巻までの累計発行部数は3800万部以上という凄まじい数字を叩き出している超人気マンガです。
アニメ化・ゲーム化・実写映画化などメディアミックス展開も積極的で、どの媒体でも人気を博しています。
今回はそんなキングダムを考察。
最終回までの考察を、ネタバレを交えながら解説していきます。
【キングダム】主人公は始皇帝ではない【ネタバレ】
先ほどは「始皇帝」の中華統一のさまを描いたマンガがキングダムであると紹介しました。
こう聞くと、主人公は始皇帝のように感じますが、実際はそうではありません。
「キングダム」の主人公は「信」という少年なのです。
元々は戦争孤児で、下僕という身分の低い少年だった信が、将軍として戦果を上げ続け、徐々に名を上げていくさまが描かれています。
そのため、普段描かれているのは信が中心。
始皇帝である嬴政の様子が描かれるシーンはそれほど多くありません。
それでも、時に「秦国王」として大胆な決断やカリスマ性を発揮するなど、見せ場は多く描かれています。
「キングダム」は始皇帝の中華統一躍進であると同時に、信が戦場で活躍し将軍として成長していくストーリーでもあるのです。
【キングダム】信と嬴政の出会い【ネタバレ】
キングダムにおける物語の主軸となる信と嬴政。
戦争孤児だった信と、国王である嬴政の身分は明らかな差があります。
一体、2人はどのようにして出会ったのでしょうか。
元々、信は下僕として、漂(ひょう)という子と共に働いていました。
日々2人で修行に励み、未来は「天下の大将軍になる」と誓い合って切磋琢磨していたのです。
ある日、漂が仕官されると、しばらくして死にかけの状態で帰ってきました。
実は、漂は嬴政にそっくりで、影武者として連れていかれたのです。
実際に嬴政に出会ったことでこの事実に気が付いた信は当然激怒しますが、漂から託された思いと「天下の大将軍になる」という夢を追いかけ、嬴政に協力することになりました。
【キングダム】黒羊丘の戦いと桓騎【ネタバレ】
さて、キングダムでは1回目の趙征伐の戦が、黒羊丘の戦いとして描かれています。
王翦と桓騎、楊端和の3人が趙の城、合計で9つもの城を攻め落とすことに成功。
特に桓騎は大活躍を見せ、残虐・残酷で容赦のないドロドロとした姿が漫画でも色濃く描かれました。
さて、そんな桓騎ですが、史実ではその後勢いそのままに北上し、李牧との戦いに挑みます…が、大敗しています。
ここで、彼のその後について2つの説が存在しているのです。
- 燕に逃走した説(生存説)
- 死亡説
そして、1の場合は樊於期という人物が桓騎が同一人物であるという説が有力とされ、広く囁かれています。
しかし、キングダム作中では既に毒国の将軍として樊於期が登場しています。
そのため「樊於期=桓騎説」はキングダム内ではほぼ有り得ないと考えられるでしょう。
しかし、同一人物と考えられるほど関係のある両名。
作中でも密接に関わり合あったり協力関係を結ぶ可能性は大いに考えられます。
【キングダム】羌瘣が次なる六大将軍?【ネタバレ】
漫画版のキングダムでどちらが描かれるにせよ、桓騎は六大将軍の内の1人でした。
そのため、彼が生きているかどうかに関わらず、秦を退いた時点で枠が1つ空くことになります。
となると、この枠を誰が後継するのかも気になるポイントの1つ。
漫画的展開で考えれば、当然主人公であり、五千人将へと着々とステップを踏んで成長を続け、武勲も多く挙げている「信」が務めるのがオーソドックスですね。
しかし、史実から考えると、羌瘣が務めるという可能性も浮上してきます。
なぜなら、第2次趙征伐で、王翦と楊端和と並んで攻め入っているからです。
ただし、史実に基づいているとはいえやはりキングダムはエンターテイメント作品。
史実と微妙に異なる点もあるので、主人公の信が次なる六大将軍のポストに就く可能性は十分に考えられます。
そういった点も楽しみにしつつ、ストーリーを追いかけることができるかもしれません。
【キングダム】羌瘣が六大将軍になった場合の信たち【ネタバレ】
さて、史実では第2次趙征伐で、王翦と楊端和と共に活躍が記録されている羌瘣。
先ほど後継の六大将軍に抜擢されるのは羌瘣かもしれないし、信かもしれないということについて触れました。
では、史実に基づいて羌瘣が六大将軍になった場合、主人公である信(飛信隊)はどう動くのかについて考えてみましょう。
彼女の将軍としての活躍はこれまでのキングダム作中でも生き生きと描かれています。
そして、飛信隊と協力し共に戦い、有利に戦を進めているシーンも数多く描かれています。
となると、信および飛信隊の面々は、もし仮に羌瘣が六大将軍の座に座った場合その傘下に入り、共に活躍をする可能性が高いであろうと考えられます。
この2人の共闘は既に実績・武勲などが明らかですので、軍として考えた時にもメリットが多く考えられる関係性です。
また逆も然りで、もし仮に信が六大将軍を後継した場合、やはり羌瘣らが信の傘下につき、協力しあって戦を進めていくであろうと考えられます。
羌瘣は将軍としても魅力的ですが、ヒロインとしても魅力的なキャラクターの1人。
今後の羌瘣がどのように動き、活躍するのかも目が離せませんね。
【キングダム】信の大敗【ネタバレ】
さて、史実によると、楚の征伐において信は歴史的な大敗を喫しています。
この大敗は本当に衝撃の大きいもので、六大将軍に座っていたとすればその立場すら危うくなるほどのもの。
既に将軍という立場からは退いていた王翦が将軍として復帰し、項燕を打ち破るという尻拭いまでされてしまいます。
この大敗をキングダムでも史実通り扱うのであれば、
- 信がどのようにして負けてしまうのか。
- 大敗を喫した信がどのような表情や心境を語るのか。
- 将軍として復帰する王翦の活躍はどう描かれるのか。
これらのポイントに注目しながらストーリーを楽しむことができるでしょう。
また、大敗を経験したことによる信の「更なる成長」も非常に楽しみです。
【キングダム】昌平君が裏切る?【ネタバレ】
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— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) October 28, 2019
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キングダムでは優秀な参謀として昌平君という人物が登場しています。
元々は強大な敵として立ち塞がっていた彼ですが、作中で仲間となり、共に中華統一を目指している頼れる人物です。
しかし、史実に基づくとすればそんな昌平君が「裏切る」可能性が考えられます。
先ほど、王翦が項燕を打ち破ることを紹介しましたが、その過程で項燕が昌平君を楚王として立てるのです。
彼は楚国公子。
史実では楚王となり秦を裏切り、敵対しています。
しかし、結果は王翦、蒙武が打ち倒すので、楚は滅亡することになります。
秦を支え躍進の源であったともいえる彼が裏切るという展開はショックを受けるファンも多いかもしれません。
【キングダム】最終回考察【ネタバレ】
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さて、キングダムは「中華統一」の物語でもあります。
そうなるとやはり最終回として考えられるのは悲願である「中華統一」を果たした直後でしょう。
もしくは、中華統一後のアフターストーリーを少しだけ取り扱うかもしれません。
どちらにせよ「中華統一」は最終回近辺で達成されるであろうことが予想されます。
史実で秦が最後に征伐するのは斉。
案外あっさりと国を明け渡しているため、もしかすると最後の中華統一はすんなりと達成されるかもしれません。
キングダムのネタバレ・最終回考察まとめ
【📜追記
— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) October 22, 2019
#キングダム製作史記】
信と嬴政が感情をぶつけあう
洞窟のシーン。
「嬴政は感情が荒くなる瞬間は
あのシーンだけ。
信がすごい熱量だったから、
それを見てガッといってしまった。」
ー #吉沢亮#キングダム #11月6日発売 pic.twitter.com/0iuqHawiMk
今回の記事では、キングダムを簡単に振り返ったのちに、今後の展開で予想される部分を史実などと照らし合わせて最終回やネタバレ考察をしてきました。
キングダムの魅力の1つは史実に基づいた作品であるということ。
もちろん全てが完璧に実話であり、史実に沿っているわけではありませんが、ストーリーの大部分は史実通りです。
予想できる部分もあるものの、それがどう描かれるのか、キャラクターたちがどのように葛藤し、苦戦し、勝利を収めるのかなどが大いに期待できます。
大人気漫画として今なお大好評のキングダム。
これからの展開・ストーリーの流れからも目が離せません。