目的別に台北のベストシーズンをご紹介していきます!
日本から近く、比較的お手頃な価格で旅行をすることができる「台北」。最近では、千と千尋の神隠しの舞台になったと言われている観光スポットや女子旅にも人気ですよね。また、台北は一年中ベストシーズンと言われているくらい、どの時期に訪れても満喫することができる場所です。今回はそんな台北のベストシーズンを目的別にご紹介していきたいと思います。
ぜひ、台北旅行の計画の際に参考にしてみてください!
台北観光のベストシーズン:①グルメを堪能したい場合
台湾には美味しいグルメがたくさんあります。私が訪れたのは8月の下旬だったのですが、かき氷やマンゴーなどはたくさん出回っていました。しかし、友人が冬に訪れた時はかき氷はほとんど見当たらなかったそうです。実際に現地に行ってから、食べたいものがなかったら元も子もありませんよね。旅行の計画の時に調べることは大切です。ここでは、台湾グルメを堪能するのに最適な時期を紹介します。
台北グルメはたくさんありますが、何と言っても各観光スポットや夜市などで人気の台湾名物と言えば「かき氷」です。日本と同じく、かき氷は夏限定のグルメです。色々なかき氷を味わいたい場合は、やはり夏のシーズンに合わせて行くのがおすすめです。また、台北は台湾フルーツも外せないグルメでも有名な場所です。
台湾の果物で有名なものはマンゴーとパイナップルです。マンゴーにこだわるなら「愛文マンゴー」や「玉文」、「聖心」など有名なマンゴーは収穫最盛期が5~7月ごろなので、美味しいマンゴーを堪能したいならそのシーズンおすすめです。他にもパイナップルなどの台湾フルーツは夏にたくさん出回り美味しい時期なので、フルーツも含めたグルメを堪能するなら7月~8月がベストシーズンです。
台北観光のベストシーズン:②観光を堪能したい場合
台北にはたくさんの観光スポットがあります。観光をする際に気になるのが気候ですよね。ここでは台北の気候について紹介し、ベストシーズンをお伝えします。
台北のさまざまな観光スポットを巡りたい場合、観光客が少なく、過ごしやすい気候のシーズンを選んで行くのがおすすめです。一年中常夏のイメージがある台北ですが、日本ほどはっきりとはしていませんが四季はあります。北部や南部などによっても気候は違いますが、台北は12月から2月の時期はちょくちょく雨が降ったりして寒い日が多いのが特徴です。また、その時期はクリスマスやお正月、旧正月などの行事が重なる期間なので、渡航はあまりおすすめしません。
日本とよく似ていて、5月から9月の時期は梅雨や台風のシーズンです。天候によっては目当ての観光スポットが休業という場合もあるので、そのシーズンに行く方は天気のチェックも必要です。7月から9月ごろは台北は夏真っ盛りで、高い湿度と暑さ、キツい日差しがあるので観光には厳しいシーズンです。そして6、7月頃は台北の学校は夏休み、1月、2月には冬休みなどがあり混雑も考えられます。その点を考慮すると、観光のベストシーズンは3月、4月、10月、11月がおすすめです。
台北観光のベストシーズン:③安い費用で行きたい場合
旅行の計画の際に一番気になるのが旅費ですよね。台北は日本よりも物価が安く、現地で使うお金はそこまでかかりません。ここでは旅費の大半を占める航空券について注目しながら、台北のベストシーズンを紹介していきます。
台北には日本からLCCが出ており、通常でも比較的安い費用で行くことができます。しかし、混雑する時期によっては費用が変化してしまいます。例えば年末年始やゴールデンウィーク、台湾の旧正月である1月末~2月上旬シーズンは少々高めになってしまいます。ですので、それらの時期は出来るだけ避けたほうがいいでしょう。
安いシーズンは5月上旬のゴールデンウィーク明けから7月上旬の夏休み前ごろ、台風シーズンも含めた9月~11月ごろまで。一番おすすめな安いシーズンがゴールデンウィーク明けから夏休み前までです。また、曜日によっても若干費用が異なり、週末に出発する人がほとんどなので、日曜日から水曜日の間を出発日にすると平日ということもありお得になります。
また、期間限定で格安航空券を購入することができるバーゲンセールの時であれば、往復1万円台から予約できることもあります。それらに合わせて旅行日程を組めると、とても安くで旅行をすることができます。
台北観光のベストシーズン:④過ごしやすい気候の時期に行きたい場合
真夏の暑い日や真冬の寒い日などには、外に出てたくさん観光しようという気にはならないのではないでしょうか。台北の年間の気温や降水量から、いつが台北の気候のベストシーズンなのかみていきましょう。
台北の春は3月~4月で平均気温が18.5~22℃くらい。夏は5月~9月で平均気温が25.2~27.4℃くらい。秋は10月~11月で平均気温が24.5~21.5℃くらい。そして冬は12月~2月で平均気温が17.9~16.5くらいです。また、降水量は6月〜8月が年間でも多い時期なのでそれらを避けるのもいいかもしれません。現地で快適に過ごしたい方、暑さ、寒さが苦手な方は気温・降水量ともに落ち着く、3月か11月がおすすめです。
春先や秋口は特に暑い、寒いと感じることもなく穏やかな天気が多いシーズン。また、7月ごろから9月ごろは台風シーズンですが、11月から1月にかけては雨も少なめです。6月~9月はギラつく天気が続き、気温も非常に高く紫外線はとても強いのが特徴です。冬は寒いシーズンではありますが台風も厳しい紫外線や暑さもない天気となるため長く滞在する人も多いシーズンです。
台北観光のベストシーズン:⑤避けたいシーズン
旅行の目的に関係なく、台北旅行で一番避けたいシーズンが「旧正月」です。台湾の旧正月は毎年変わります。旧正月は中華圏では重要な時期なため多くの学校やお店などもお休みになるのが恒例です。2020年は1月23日~1月29日までと、旧正月の時期は終了しました。
2021年の場合、台湾の旧正月の予想は2月12日。それに伴い2月11日~17まで連休になることが予想されています。
もちろんこの時期は日本同様、故郷へ帰省する人々でさまざまな交通機関や施設が大混雑します。中国などでも同じごろに旧正月となるため台湾へ帰省する人も多くなります。また、この時期を使用して台北への旅行を計画することもあるので、台北はどこへ行っても混雑を避けることが難しくなります。できるだけ旧正月のシーズンは避けるのがベストです。
自分に最適な旅行日程を決めよう!
台北旅行のベストシーズンと避けたいシーズンなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。台北の各季節の特徴や天気、目的に合ったベストシーズンを把握できたのではないでしょうか。
グルメを堪能したい方は7月〜8月
観光をメインの目的で行きたい方は3月、4月、10月、11月
安い費用で行きたい方は5月上旬のゴールデンウィーク明けから7月上旬の夏休み前
過ごしやすい気候が良い方は3月か11月
がおすすめです!
目的に関わらず避けたほうが良いシーズンは旧正月の時期です。
旧正月は毎年日程が変わるので、計画の段階で調べることが必要です。
また、週間天気なども事前にチェックして快適な旅にしましょう。
今回の記事を参考に台北旅行を思う存分楽しんでください!