岡山県の島巡り】見どころ①笠岡諸島
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【笠岡諸島】大小さまざまな31の島からなる諸島。岡山県南西部に位置し、その多くは瀬戸内海国立公園に認定されています。そのうちで有人島となるのが7島。それぞれの島により異なる特徴を持ち、素朴な民宿や旅館などで宿泊しながら、島々を巡るとよりたくさんの魅力を発見することができます。島へアクセスする方法は、笠岡港から出航している定期船をはじめ、伏越港から運航しているフェリーもしくは海上タクシーを利用することができます。
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岡山県の島巡り】見どころ②犬島
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【犬島（いぬじま）】瀬戸内国際芸術祭が開かれる島の中において、唯一岡山県の島である犬島。昔から銅の製錬業と採石業で栄えてきた歴史を持ち、それらの建物が島ならではの景観を造りあげています。また、「家プロジェクト」として様々なアート作品が展示されている島でもあり、古民家を利用し個性的なアート作品の数々を見ることができます。歩いて周ることが可能な犬島ですので、多少のアップダウンがあるとしてもそれほど大変な道ではありません。
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「犬島精錬所美術館」や「シーサイド犬島ギャラリー」など島の歴史を学び、近代的芸術に触れ合える不思議な島は魅力でいっぱいです。
岡山県の島巡り】見どころ③黒島ヴィーナスロード
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【黒島ヴィーナスロード】瀬戸内市の牛窓沖に浮かぶ黒島において、潮が引く干潮時になるとロマンチックな砂の道が出現します。3つの島が弓形につながる黒島ヴィーナスロード。そんな砂の道はいつしか恋人たちのパワースポットとして知られるようになり、自然が織りなす神秘的な800メートルもの砂の道をぜひ歩いてみてください。
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そして、2人で触るとその恋愛が成就するとも言われている「ハートの石」も見つけてください。潮がよく引くと、本土からボートで約10分走った場所にあります。潮がよく引く時に、送迎ボートもしくはシーカヤックツアーで向かうことになりますので、訪れる前に確認し予約を取りましょう。
岡山県の島巡り】見どころ④日生諸島
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【日生（ひなせ）諸島】岡山県東部に位置するこちらの諸島は、大小13の島からなっており、古代遺跡や史跡などの歴史に触れられる魅力的なスポット。瀬戸内海においても屈指となる品質を誇る牡蠣や魚介類も豊富に揃い、みかんの名産地としても知られています。漁業が盛んな地域となり、中でも牡蠣の養殖が有名な日生諸島。
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それぞれの島へのアクセス方法は基本的に定期船を利用する行き方が主流となり、鹿久居島と頭島へは、橋が架かっているので車や自転車で渡ることも可能です。自然溢れる場所で、ハイキングやサイクリングを楽しむのも素敵ですね。宿泊して島々を巡り、史跡などの歴史にも触れ、のんびりと過ごすのもおすすめです。
岡山県の島巡り】見どころ⑤真鍋島
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【真鍋島（まなべしま）】平安時代から続く数々の戦にまつわる説がささやかれる島。源平合戦において平家側に属す真鍋氏の城址に、供養のために建てられたとされる石造宝塔の史跡など、多くの歴史を今に伝える史跡や記録、そして行事の多さは笠岡諸島の中でも随一となります。港では石積みの堤防が見られ、のどかな漁村の姿を残す島ということで、岡山県の「ふるさと村」の認定を受けています。
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さらに「瀬戸内少年野球団」などの映画ロケ地として使用された風景が印象的で、様々なイベントもあり多くの観光客を魅了する島の一つです。そんな景色を宿泊してのんびりと見て、体験してみてはいかがでしょうか？
岡山県の島巡り】見どころ⑥飛島
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【飛島（ひしま）】大飛島と小飛島の2つ合わせて飛島と呼ばれており、古くから笠岡諸島は瀬戸内海の航路の要所であり、往来する船はこの土地で潮待ちしていたと言われています。そんな島の歴史からなのか、奈良時代から平安時代の祭祀遺跡が発掘されており、数えきれないほどの奉献品が出土した過去から、この笠岡諸島においても飛島は重要な場所であったことは明確になっています。
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また、飛島では島内に自生する600本もの椿が有名な地ですので、2～3月の見頃のシーズンには島を4キロ周遊する「ハチマキ道」を周ると見事な椿の景色が楽しめます。
岡山県の島巡り】見どころ⑦高島
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【高島（たかしま）】笠岡諸島の最北端にある高島。昔から瀬戸内海における航路の要所としての役割を担っており、古事記に記載のある神武天皇東征の際の高島行宮が置かれた場所という説もある島です。「子はらみ石」や「高島行宮遺跡」など歴史を感じられる観光スポットをはじめ、2キロの遊歩道では島をぐるっと一周することができます。
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こちらの地元漁師が営む宿泊施設の旅館では、底引き網漁などの体験ができるのも魅力の一つです。グループで申し込むとさらにお得に体験ができ、4月になるとツツジの見頃となり、「つつじ祭り」も行われます。歴史的な史跡と漁師体験、そしてツツジが魅力の高島でゆっくり宿泊して観光するのも素敵ですね。
岡山県の島巡り】見どころ⑧六島
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【六島（むしま）】笠岡諸島の最南端に位置する島。したがって岡山県においても最南端となります。こちらの六島付近にある海峡は、瀬戸内海を通る大型船などの重要な航路となっており、そのため六島では岡山県で最初に灯台が設置されました。その灯台周辺をはじめ、島内のいたるところに島民が植えた水仙の花が、1～2月の時期に一斉に開花します。この景色をお目当てにたくさんの観光客が訪れることでも知られています。
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岡山県の島巡り】見どころ⑨白石島
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【白石島（しらいしじま）】笠岡諸島において2番目に大きな島。古来有名な風光明媚な地でもあり、国の名勝として指定されています。お盆の時期に行われる「白石踊」は、国の重要無形民族文化財に指定されており、源平水島合戦での犠牲者を弔うために始めたとされる伝統的な踊りも有名です。唄い手と太鼓の周りを円を描きながら様々な型の踊りてが回り、全国的にも珍しい独特な盆踊りが神秘的でもあり、見学や体験ツアーなども開催されています。
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こちらの島には、整備されたハイキングコースもあり、鎧岩をはじめ奇岩と海とくを望む美しい景観も見どころの一つです。「開龍寺」や「仏舎利塔」などの建造物にも注目です。夏のシーズンは、海水浴を楽しむ観光客を多数訪れ、宿泊してマリンスポーツなどを存分に楽しむのもオススメ。
岡山県の島巡り】見どころ⑩北木島
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【北木島（きたぎしま）】笠岡諸島において最大の島となる北木島。人口はおよそ960人となり、近年では人気お笑い芸人「千鳥」の大悟の出身地としても知られるようになりました。三大鉱石の産地の一つとして称されており、徳川幕府により再築された「大阪城」の石垣や、「旧日本銀行本店」、そして「明治神宮」など有名な建物の数々にここ北木島の石が使われています。
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フェリーが発着する港側には、採石の跡地が残されており、迫力ある当時の現場を見ることができます。また、レンタサイクルを利用して、島内をサイクリングするのもオススメ。毎年4月に行われる大浦地区での「流し雛」は岡山市の重要無形文化財にも指定されており、ぜひ宿泊してゆっくり伝統的な催しと島内観光をお楽しみください。
最後に
岡山県の島々でおすすめする観光スポットを10選まとめてきました。それほど遠くない距離の島々ですが、まったく異なる魅力にあふれ特徴的な町並みや文化が感じられる岡山県の島々。比較的大きな島では宿泊して、そこから小さな島々を訪れるのも移動に便利かもしれませんね。自然と歴史に包まれた神秘的な島で、どうぞのんびりとした素敵な時間をお過ごしください。
