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【いぬやしき】獅子神皓の最後とは?なぜ公園にいたのかも徹底考察!実写の最後も紹介

2021.07.06

【いぬやしき】いぬやしきに登場する犬屋敷壱郎のライバル・獅子神皓にまとめました。犬屋敷壱郎と同じく事故に巻き込まれて機械に体になった獅子神皓。獅子神皓はなぜあの日公園にいたのでしょうか?獅子神皓は最後どうなったのかなども考察しています。

  1. いぬやしき獅子神皓とは?
  2. いぬやしき獅子神皓と犬屋敷壱郎の出会いは?
  3. いぬやしき獅子神皓の家庭環境は?
  4. いぬやしき獅子神皓の母親は?
  5. いぬやしき獅子神皓を改心させたのは?
  6. いぬやしき獅子神皓が公園にいた理由考察1:偶然
  7. いぬやしき獅子神皓が公園にいた理由考察2:家庭環境
  8. 実写いぬやしきで獅子神皓を演じるのは佐藤健さん
  9. アニメいぬやしきで獅子神皓演じたのは村上虹郎さん
  10. いぬやしき獅子神皓の最後は?
いぬやしきに登場する獅子神皓とは?いぬやしき獅子神皓について紹介します。獅子神皓はいぬやしきに登場する主人公の一人です。高校生で「ジャニーズ系」と言われるほどのイケメンです。いぬやしきのもうひとりの主人公・犬屋敷壱郎と同じく、小さな宇宙人による事故に巻き込まれて兵器ユニットを搭載する機械の身体にされてしまいます。家族や友人には優しい好青年ですが、他人には全くの無関心という二面性を持っています。
いぬやしき獅子神皓(ししがみひろ)といぬやしき犬屋敷壱郎(いぬやしきいちろう)の出会いは、事故が起きた公園です。犬屋敷壱郎は愛犬はな子の散歩をしているとき、獅子神皓は一人で公園にいた時です。目の前に大きな宇宙船が降りてきました。獅子神皓と犬屋敷壱郎が呆然と宇宙船を眺めているとき、宇宙船は爆発し、獅子神皓と犬屋敷壱郎はその爆発に巻き込まれ死亡してしまいました。事故を隠匿したい宇宙人は獅子神皓と犬屋敷壱郎に機械の体を与え生き返らせました。
いぬやしき獅子神皓の家庭環境について紹介します。いぬやしき獅子神皓は、母と獅子神皓のふたり暮らしです。小さなアパートに二人で暮らしています。父親は獅子神皓が小さい頃離婚しているようです。再婚し、あたらに子供を設け裕福そうな大きな家に住んでいます。
いぬやしき獅子神皓の母親は、獅子神優子(ししがみゆうこ)です。いぬやしきの獅子神皓と二人で小さなアパートに住んでいます。獅子神皓の良心であり、心の支えになっている存在です。獅子神皓の母親・優子は一般的な道徳を持っており、一家連続殺人事件のニュースを見て、獅子神皓に「俺が犯人だったらどうする?」と聞かれた際には「一緒に死ぬ」と答えています。
末期の膵臓ガンを患っていましたが、獅子神皓の治癒能力によってガンは消滅しました。獅子神皓はATMから不正に入手した大金を「FXで稼いだ」と嘘をつき、このお金で母親と二人で遠い場所で穏やかに暮らすため殺人をやめようと思い直しましたが、連続殺人事件の犯人であることが警察にバレてしまい逃げ出してしまいます。結果、その事が原因で獅子神皓の母・優子は自殺してしまいました。
いぬやしき獅子神皓を改心させたのは、クラスメイトの渡辺しおんです。いぬやしき獅子神皓は未成年ながらその凶悪な事件性ゆえに全国指名手配犯となり、年齢も顔も名前も世間に公表されてしまいました。そんないぬやしきの獅子神皓を匿ったのは、クラスメイトの渡辺しおんです。
渡辺しおんはあることがきっかけでいぬやしきの獅子神皓に惹かれており、殺人犯が獅子神皓だとは信じていませんでした。渡辺しおんの家に匿われているいぬやしき獅子神皓は、母を自殺に追い込んだ遠因は自分と母親の個人情報をネットにばら撒いたネット民だと特定し、それらに殺し渡りました。
そんな自分を未だに信じ、匿ってくれる渡辺しおんに、「自分が連続殺人事件の犯人」だととうとう告げました。渡辺しおんは戸惑い泣いていましたが、獅子神皓と離れたくないとの思いから、獅子神皓に「これまでの罪を『殺した人と同じ数だけ人を救う』ことで罪を償い、そばに居て欲しい」と説得します。獅子神皓も渡辺しおんにほだされ、「これからは人を救って生きる」ことを約束したのでした。
いぬやしきの獅子神皓はあのときなぜ公園にいたのか考察します。原作いぬやしきの最後で、犬屋敷壱郎が獅子神皓に「あの時、君はなんで公園にいたの?」と聞きました。しかし獅子神皓は答えず、涙を流し微笑みながら自爆をします。いぬやしきの獅子神皓が公園にいた理由として、「偶然」だったと仮定すると「たまたま通りかかり、特に意味なく公園にいた」ということになります。
たまたま公園に居たわせただけで、宇宙人の起こした不幸な事故に巻き込まれ、機械にされて、殺人鬼になり、母親は自殺して、唯一の親友からも嫌われて、世界から恨まれて、最後は自爆して世界を救うという運命を「たまたま」たどることになってしまったのでしょうか。
もしいぬやしきの獅子神皓が今回の事故に合わず「人間」の身体のままなら、元の性格がどうであれ、殺人鬼になることもなかったのではないでしょうか。最後、犬屋敷壱郎が言った「やっぱりこういう運命だったんだ」と同じように、あの事故によりいぬやしき獅子神皓といぬやしき犬屋敷壱郎が機械の身体を得て、その機械のからだによって世界は救われました。
良くも悪くも、いぬやしきの獅子神皓の運命を変えたのがあの事故であり、最後、いぬやしきの犬屋敷壱郎の「あの時、君はなんで公園にいたの?」との質問に答えなかったのも、「偶然」だったからこそで、もしかしたら目に見えないなにかに導かれていたのかもしれません。
いぬやしきの獅子神皓はあのときなぜ公園にいたのか考察その2です。考察その2は、家庭環境が鍵ではないかと考えます。いぬやしきの獅子神皓は母親とふたり暮らしです。母親は獅子神皓が幼い頃に離婚しており、父親は再婚して新たな家庭を築いています。しかも再婚した父は裕福で、新しい子供を二人設けていました。(獅子神皓にとって義理の弟と妹です。コミックいぬやしき4巻に弟と妹と思わしき子供がいますが小学生くらいです)
いぬやしき獅子神皓はたまに父親とその家族に会いに行っているようで、別離した父親なれど釣りの約束をしていたなど仲は良好のようでした。いぬやしきの獅子神皓が公園に居た理由、それは、父親の家からの帰りがけではなかったのではないかと考察します。豪邸の父親の家から、母親と二人で暮らす小さなアパートへの帰り道で真っ直ぐ帰るのが嫌だったのかもしれません。
母親と離婚し、自分とも離れて暮らす父親は楽しそうでいきいきしており、義弟たちも自分を煙たがらず笑顔で受け入れてくれる。しかしその現実がいぬやしき獅子神皓にとっては「自分の存在意義」を確かめられず虚しいものだったのかもしれません。心のどこかが寂しく感じ、一人ででぼんやりしたくて公園に寄っていたかもしれません。
いぬやしきの犬屋敷壱郎は、ガンで余命三ヶ月と宣告されたのを家族に言うタイミングが見つからず、また、告げたとき、家族は本当に悲しんでくれるのかどうかの不安を抱えながら愛犬と散歩に来た時に事故に逢いました。そうした不安を抱え、自分の存在意義を確かめられない二人が事故にあったのはまさに必然だったのではないでしょうか。
実写いぬやしきで獅子神皓を演じるのは佐藤健さんです。いぬやしきに登場する佐藤健さんは、1989年3月21日生まれのA型の俳優さんです。平成仮面ライダーシリーズ第8作『仮面ライダー電王』の野上良太郎 /(仮面ライダー電王)で連続テレビドラマの主演を果たしました。また、2010年1月にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』の岡田以蔵役で時代劇に初挑戦しています。
いぬやしき獅子神皓以外の主な主演作は、『Q10(キュート)』深井平太役、『ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜』佐原夏輝役、『天皇の料理番』秋山篤蔵 役『るろうに剣心シリーズ』緋村剣心役などです。
アニメいぬやしきで獅子神皓演じたのは俳優の村上虹郎さんです。村上虹郎さんは、1997年3月17日生まれの俳優です。父は俳優の村上淳さん、母は歌手のUAさんです。スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の主役の宿海仁太(じんたん)を演じ、話題になりました。
いぬやしき獅子神皓の最後についてネタバレします。いぬやしき獅子神皓は、最後、地球に衝突する隕石を破壊するため、自爆します。「俺にも守りたいものがある。チョッコー(獅子神皓の親友でりクラスメイトの安堂直行)としおんは死なせたくない」と告げ、いぬやしきの犬屋敷壱郎に自爆のスイッチを押してもらうよう頼みます。ずっと悪として過激な行動を取っていた獅子神皓でしたが、最後の最後は自らを犠牲にして大切な人を守ったのでした。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51eKfJVjRHL._SY346_.jpg