オリーブオイルの種類と栄養素
オリーブオイルの種類には、エクストラバージンオイルとピュアオイルがあります。
2種類両方入っている栄養素が、オレイン酸です。他にもビタミン類が豊富に入っています。
エクストラバージンオイルには、ピュアオイルには入っていないポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは、健康効果だけでなく美容効果も高いと評判の成分です。
オリーブオイルに含まれている栄養素オレイン酸の健康効果
オリーブオイルの栄養素オレイン酸は、コレステロールを正常に保つ働きがわかっています。
悪玉コレステロールは心筋梗塞や脳卒中の原因になりますが、オレイン酸は悪玉コレステロールだけを減らしてくれます。
善玉コレステロールが減らないので、腸の環境を整えて便通をよくします。
血糖値を正しくするインスリンの働きを助けるので、糖尿病予防になります。
ビタミンA(オリーブオイルに入っている栄養素)の健康効果
オリーブオイルの栄養素ビタミンAは、目の健康を守る作用がわかっています。
パソコンやスマホを使用する人は、疲れ目になったり視力が悪くなります。
網膜の主成分をロドプシンは、ビタミンAたんぱく質からできているので、暗い場所での反応をよくしれくれます。
目の健康効果だけでなく、ビタミンAは粘膜の働きをよくするのでウィルスの侵入を防ぎます。
風邪やインフルエンザの予防をしたい人は、摂取したい成分です。
ビタミンE(オリーブオイルに入っている栄養素)の健康効果
ビタミンEは、若返り成分と言われていて抗酸化作用が強く全身の血流がよくなります。
そして女性ホルモンの分泌を促してくれる働きもあるので、月経前症候群や生理前の不快な症状を緩和してくれるうれしい効果も認められています。女性ホルモンの量が減ってくると、いらいらしたり自律神経が乱れるので、積極的に摂りたい成分です。肌や髪のつやが気になる人にも、おすすめの成分です。
オレイン酸(オリーブオイルの栄養素)は肌の乾燥予防が
オレイン酸は、肌の水分の蒸発を防いで乾燥を予防してくれるので美容面でも優れています。
肌内部の水分量がたっぷりあると、シワやシミの予防になるので若々しい肌を維持できるのが素敵です。
皮膚を柔らかくして、角質のごわつきを防いでくれるので化粧水や乳液がなじみやすくなります。
肌の乾燥予防にオリーブオイルと一緒に摂取したい栄養素
肌の乾燥予防のために、オリーブオイルと一緒にとってほしいのが発酵食品です。
発酵食品は、腸で吸収された栄養素を体全体に運んでくれる作用が魅力です。
腸の働きが鈍くなると便秘になり、毒素やガスが体にたまってストレスも溜まってきます。
便秘をよくして、肌の状態を健康に保つようにしていきましょう。
エクストラバージンオリーブオイルの栄養素ポリフェノールの美容効果
紫外線対策ができる
エクストラバージンオリーブオイルに含まれているポリフェノールの中の、ヒドロキシチロソールは抗酸化作用が強く、紫外線から肌を守ってくれます。紫外線を浴びると活性酸素が増えてシミができやすくなりますが、ヒドロキシチロソールは酸化を防ぎ、メラニンの生成も予防してくれます。ビタミンCの25倍という力があると言われています。
頭皮の環境を良くして抜け毛予防
ポリフェノールは血行促進ができるので、頭皮の環境もよくしてくれます。
頭皮はストレスや紫外線を浴びると、活性酸素が発生します。
ポリフェノールは活性酸素を除去するだけでなく、毛穴や毛根の状態がよくなり抜け毛を防いでくれます。
美容に関心があり育毛剤を使っているけど、抜け毛が改善しないという方は体の中から若々しくしていきましょう。
ニキビにもいい
ポリフェノールは血液をさらさらにして炎症を予防する美容効果があります。
ニキビにも効果を発揮するという口コミが、女性の間で話題になっています。
ニキビ対策は、スキンケアだけでなく体の中からも実践すると効果を実感しやすくなります。
エクストラバージンオイルのポリフェノールを摂取するときの注意
エクストラバージンオイルのポリフェノールは、デリケートなので加熱をするとポリフェノールの成分が低下します。
エクストラバージンオイルを使うときは、サラダに入れたり加熱しない料理に使用しましょう。
サラダに使うときは、ドレッシングに酢と砂糖を混ぜるとマイルドな仕上がりになります。
オリーブオイルの栄養素オレイン酸の過熱はOK?
オリーブオイルに含まれているオレイン酸は、加熱しても成分に変化がありません。
炒め物や揚げ物は、ピュアオイルのほうがエクストラバージンオイルより向いています。
オレイン酸は吸収力はいいのですが、持続力がないのでこまめに摂取することが大切です。
1日の量は大さじ1杯から2杯が適正で、それ以上摂取するとカロリー過多になり太りやすくなります。
栄養素ビタミン類を摂取したい人にオリーブオイルを使用したメニュー
ビタミン類が多いスナップエンドウとオリーブオイルを使った炒め物を紹介します。
引用: https://cookpad.com/recipe/5068604
材料「スナップエンドウ15本」「じゃがいも1個」「オリーブオイル大さじ2」「塩とブラックペッパー適量」 作り方1 スナップエンドウはすじをとり500Wで2分チン 作り方2 じゃがいもは皮をむいてサイコロ上に切り500Wで2分チン オリーブオイルをひいたフライパンでスナップエンドウとじゃがいもを炒め、塩とブラックペッパーで味付けして完成。
栄養素たんぱく質を摂取したい人にオリーブオイルを使用したメニュー
引用: https://cookpad.com/recipe/4669570
加熱しないでオリーブオイルの、ポリフェノールの成分を取りたい人にぴっりです。豆腐とプチトマトを使った冷ややっこになります。
材料「豆腐一丁」「プチトマト」「にんにくすりおろしチューブ1cm」「ポン酢大さじ2」「オリーブオイル大さじ1」作り方1 たまねぎをみじん切りにして水にひたし、プチトマトは1cmの角切りに。作り方2 玉ねぎの水気を切ったら、プチトマトとにんにくのすりおろしとポン酢で和えます。和えたものを豆腐の上に乗せオリーブオイルをかけます。
豆腐を使ったサラダで、エクストラバージンオイルの使用が可能でたんぱく質が摂取できます。たんぱく質は脂肪の燃焼効果を高めるので、美容効果もあります。
発酵食品とオリーブオイルを摂る方法
オリーブオイルと発酵食品を一緒に取るのは、ぴったり合う食品があります。
それが、キムチと納豆です。
キムチと納豆を混ぜて、それに生のエクストラバージンオイルをかけます。
納豆が苦手だという人も、キムチと一緒だと食べやすいという口コミもあります。
ドリンクに入れるのなら、冷たい甘酒にオリーブオイルを入れて飲んでみましょう。
甘酒にはビタミンBも含まれているので、疲労回復効果も優れていて夏バテも予防ができます。
まとめ
ここでは、オリーブオイルの栄養素の健康効果と美容効果について紹介しました。
効率的に栄養素を摂取するためにも、毎日継続して使いましょう。
加熱に向いているのはピュアオイルで、エクストラバージンオイルは生で使うのが向いています。
オリーブオイルを使った簡単なメニューも紹介しているので、明日から作ってみてくださいね。
簡単にできて、ビタミンたっぷりのメニューです。見た目も風味もいいのに栄養バランスがいい1品です。パンにもごはんにもよく合います。