ひとり暮らしのベッドはどんなサイズを選ぶべき?
ひとり暮らしが決まったら、自分の好みのインテリアや家具などを揃えていきます。自分好きなようにコーディネートしながら、生活しやすいように整えていくのはとても楽しいですよね。しかし、そんな時に意外な悩みの種となるのがベッドのサイズや配置といったものです。
部屋の広さや窓の向き、コンセントの位置などを考えて配置をしなければならないため、ベッドのサイズは特に悩んでしまう、という人も多く、程々に広いからとセミダブルなどの大きめのサイズを購入したものの、部屋に入れてみて後悔した人も少なくはないでしょう。そんな後悔をしないため、ひとり暮らしにおすすめのベッドのサイズを紹介していきます。自分の部屋の間取りなどと合わせて考えて、自分のお気に入りのベッドを配置した、理想の部屋を作っていきましょう。
ひとり暮らしにおすすめのベッド ワンルームの場合 1.コンパクトマットレスベッド
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部屋もそれほど広くない4畳半の場合、ベッドもなるべく小さなサイズのものを選んで部屋の広さも確保しておきたいところです。あまりベッドが大きすぎても困るという女性におすすめのベッドが「コンパクトマットレスベッド」です。一般的なベッドのサイズは長さ195㎝で固定されているのですが、このベッドは180㎝のコンパクトサイズで部屋にゆとりを持たせ、他の家具やインテリアの配置も行いやすくなります。身長もそれほど高くなく、ベッドも小さめがいいという人におすすめのサイズのベッドです。ただし、販売されているのが限られたメーカーであることも少なくありません。購入すると決めたらメーカーを探すところから始まることもあるでしょう。
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ひとり暮らしにおすすめのベッド ワンルームの場合 2.セミシングル
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セミシングルはシングルサイズよりも幅が狭いベッドになります。そのため少々手狭のワンルームなどにどうしてもベッドを置きたい人などにおすすめです。ただし、幅がシングルよりも狭いということからも分かる通り、男性は肩幅が広い人だと結構窮屈に感じてしまうでしょう。女性でもギリギリという人の方が多いかもしれません。しかしセミシングルの場合意外と収納付きの種類のものが多いので、収納も欲しいしベッドも欲しい、部屋をなるべく広く使いたいという人におすすめのベッドかもしれません。
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ひとり暮らしにおすすめのベッド ワンルームの場合 3.シングル
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ワンルームの場合、最大サイズがこのシングルサイズのベッドになります。特に6畳以上のワンルームの場合はこれ以上大きいサイズのベッドを入れると逆に部屋が狭く感じられてしまいます。ひとり暮らしということからも鉄板のサイズでもありますので、基本的にシングルサイズのベッドを選ぶ人が多いでしょう。フレームも種類が豊富で、パイプからすのこに至るまで、好きなものを選んで購入することが出来るサイズでもありますので、色々とデザインや素材にこだわりたい人にはおすすめのサイズです。また、他のサイズと違ってお値段が手ごろな価格のものも多いので、下手に小さなサイズのものや大きなサイズのものを買わずに、無難なものを選びたい人に対しても鉄板のベッドですので、おすすめでしょう。
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ひとり暮らしにおすすめのベッド 8畳以上の場合 セミダブル
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ひとり暮らしをするとき、セミダブルのベッドを置いて、広いベッドの上でぐっすりと眠って休みたい人などは8畳以上の広さが必要となります。特に荷物などが多い人などは、そうした荷物がベッド以外の場所を占めてしまうことで生活に必要な通路などが凄く狭くなってしまうこともあります。8畳以上ならばセミダブルのベッドも悪くはありませんが、自分の荷物の多さと部屋の広さを考え、相談しながら購入の検討をした方が良いでしょう。
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ひとり暮らしでベッドはどう配置する?
自分の部屋の間取りや予算などと相談しつつ、お気に入りのベッドを見つけたら、次に考えなければならないのが部屋にどうベッドを配置するかという事です。ベッドはインテリアや家具の中でも特に大きなものになります。そのため、ベッドの配置次第で動きやすさや他の家具の配置場所も変わってきてしまうのです。ではどのように配置すると良いのか、調べてみましょう。
ひとり暮らしの部屋でのベッドの配置 1.部屋の短辺につける
ベッドの配置においてメジャーなものの1つが部屋の短辺にくっつけて配置するものです。ひとり暮らしで契約する部屋などは主に長方形の形を取っており、ベランダに出られる窓やクローゼットなどがある方向が短辺であることがほとんどです。そんな短辺にベッドをくっつけて配置することでまとまったスペースを広く取ることが出来るようになります。そのため、シングルサイズのベッドやセミシングルなどの通常サイズのものから小さめのサイズのものをこうした配置で置く人も多くいます。この時気を付けておきたいのが、短辺にくっつけることで窓やクローゼットの前に配置することで、窓の出入りやクローゼットから服を取り出すためのスペースを取れるかどうかです。
スペースをきちんと取れていないと、洋服の取り出しにくさや窓の出入りがしにくいなどの普段の生活の中でのストレスに繋がってしまいます。そのためセミダブルなどの大きなサイズの場合はこの配置はあまり向いていません。なるべく小さめのサイズのものを配置するようにするとともに、窓やクローゼットなどが十分に機能しやすいスペースを取ることを忘れないようにしましょう。
ひとり暮らしでのベッドの配置 2.部屋の長辺につける
ベッドの配置でメジャーなもう一つが部屋の長辺につけるという配置の仕方です。窓やクローゼットの前につける短辺側への配置よりも窓への移動が楽になり、クローゼットも機能的に使えますので、そうしたストレスをなるべく減らしたい人や、必ず洗濯物をベランダで干す人などに向いています。また、セミダブルのベッドの場合もこちらの配置でベッドを置いている人が多いでしょう。
ただし、この配置の仕方の場合は短辺にくっつける配置の仕方で置いていた場合に確保できていたまとまった広いスペースがベッドによって一部圧迫されてしまいます。その圧迫されたスペースに他の家具やインテリアを上手に配置していかなければならないため、他の家具やインテリアとの兼ね合いが大切です。特にセミダブルの場合はラグを敷いてテーブルなどを部屋の中心に置いただけでも圧迫されたような感覚を覚える可能性があります。
ひとり暮らしのベッドでそれ以上の大きなサイズを選ぶ場合は?
ベッドというのはサイズも豊富ですが、大きくてもサイズはセミダブルくらいまでが限界に近いです。それ以上のダブルなどは本当に広いスペースが必要になります。最低でも12畳以上で、インテリアや家具の兼ね合いによっては更に必要になる可能性もあります。ダブルベッド自体がそれなりに価格も高いので、それ以上のサイズになるクイーンやキングサイズなどはまずひとり暮らしでは縁は無いでしょう。かなり広いマンションで、収入なども高めの人などはダブルベッドでも良いかもしれませんが、基本的にはセミダブルまでの大きさで十分でしょう。
自分の部屋の大きさと家具などに合ったベッドでひとり暮らしを始めよう
ひとり暮らしのためのベッドは自分だけのベッドになるということもあって、サイズやデザイン、材質などもこだわって選びたいものです。しかし部屋の広さや大きさ、そして配置の仕方によってサイズの選び方も変わってくることもあるでしょう。また自分が部屋に配置する予定の家具やインテリアの大きさなどによっては部屋を圧迫してスペースの無い部屋になってしまいます。そんなことの無いように自分の家具やインテリア、部屋の大きさをきちんと把握してベッドを選びましょう。