湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れに湿気とりは必須アイテム?!
梅雨の時期になると、ジメジメとした湿気が気になりますよね。それは家の中でも感じることがあるのではないでしょうか?東京都の6月から7月の平均湿度は約75%。5月は約60%なので、いかに梅雨の時期になると湿度が急激に上がるかわかって頂けるかと思います。
気温を見てみると、5月と6月の平均は約3℃しか変わらないんです。温度はさほど変わらないのに、湿度だけが急激に変化するんですね!そのため、爽やかな5月に比べて、ジメジメとした感じが不快に感じます。
ジメジメとした環境が大好きな“ダニ”や“カビ”。ダニは、湿度70%以上、カビは湿度65%以上を好むとされています。東京都の6月から7月の平均湿度はそれを上回っていますね!家の中で特にジメジメしやすい場所といえば、押入れが挙げられます。やはり、押入れには“湿気とり”が必須アイテムと言えそうです。
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気の原因って?
引用: https://favo-mag.com/3007/
家の中でも押入れが特にジメジメしていると感じるのは、ナゼでしょうか?最近の住宅は、気密性や断熱性に優れているため、湿気が外に逃げにくい構造になっているんです。また、押入れは普段、荷物を出し入れするときにしか開きませんよね。ずっと閉めきっているので、湿気がこもりやすいんです。
引用: http://neta-life.com/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E8%96%84%E3%81%84%E9%A1%94%E3%81%AB%E4%BC%BC%E5%90%88%E3%81%86%E6%9C%8D%E8%A3%85%E3%80%90%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E7%89%88%E3%80%91%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%83%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%8B%E3%81%A3/
また、押入れにはたくさんの物を保管していると思います。服や布団をしまっている人も多いのでは?布団は寝ている間にかいた“寝汗”を吸収しています。人は寝ている間に、コップ1杯から1.5杯分もの汗をかくと言われています。服も同様で、着用している間にかいた汗を含んでいます。そんな汗を吸収した布団や服を押入れにしまうことで、湿気が発生している可能性があります。
そして、アルバムや本などの紙類は、湿気を吸収しやすい素材です。これらのものが保管されている押入れは、湿気がこもりやすいスポットなんですね!今まで押入れの除湿をしていなかった人は、ぜひ湿気対策をすることをおすすめします。気が付かない間にカビが発生していた…!なんてことがないように、しっかりと除湿したいですね!それでは、押入れの湿気対策をご紹介します。
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気対策①
押入れの湿気対策で、一番簡単にできる方法は、「定期的な換気」です。先程もご紹介しましたが、押入れは荷物を出し入れする時以外は換気するチャンスがありません。ですが、それでは湿気がどんどんこもってしまうんです。定期的に換気をすることで、空気を入れ替え、湿気を逃がすことができます。これは道具を使わず、簡単にできる方法なのでぜひ試してみてくださいね!
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気対策②
押入れの湿気対策で有効な方法は、「湿っているものを入れないこと」です。先程もご紹介した通り、布団や服は汗を吸って水分を含んでいます。布団は定期的に干すようにしましょう。
ですが、梅雨時期はどうしても干せないことが多くなりますよね。そんな時は布団乾燥機がおすすめ!抗ダニ効果も期待できて一石二鳥ですよ!また、服は脱いだらすぐにしまうのではなく、しばらく風を通してから収納するようにしましょう。
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気対策③
押入れの湿気対策をする上で、「整理整頓をする」ことはとても大切です。いろいろな物を詰め込み過ぎて、押入れがギュウギュウになっている…という人はいませんか?押し入れに物が溢れていると、湿気がこもりやすくなります。物を減らすことは難しいかもしれませんが、なるべく整理整頓を心がけましょう。
また、押入れの中の通気をよくすることが、湿気とりに繋がりますので、直接布団や衣装ケースなどを置かず、すのこを敷いてから置くようにしましょう。下だけではなく、左右にもすのこを立てかけると、壁と物の間に隙間を作ることができます。
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気対策④
押入れの湿気対策で有効な方法に、扇風機やサーキュレーターはおすすめです。週に1回、30分程度風を当てるだけでも違いますよ!全体に風を通したいなら、空気の入口と出口を別にします。入口は小さく、出口は大きく開けます。左右に開かないタイプであれば、全部を開け放ちましょう。
いかがでしたか?押入れの湿気対策には、あまりお金がかからずお手軽にできる方法から、初期投資はかかりますが、抜群の効果が期待できる方法があります。続いて、押入れの湿気とりアイテムをいくつかご紹介します。
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気とりアイテムをご紹介①
最初にご紹介する押入れの湿気とりアイテムは、“重曹”です。重曹は、炭酸水素ナトリウムのことで、食塩水に二酸化炭素を加えて作られています。もともと人体にある物質なので、安全性が高く、最近ではお掃除アイテムとしても広く知られています。
重曹には吸湿効果だけではなく、消臭効果もあるんです。押入れの除湿にはぴったりですよね♪それでは、簡単に作れる重曹を使った湿気とりアイテムをご紹介します。用意するものは、重曹、瓶、ガーゼ、リボンです。作り方はとっても簡単♪瓶に重曹を入れ、ガーゼで蓋をし、リボンで固定するだけ。重曹が固まってきたら、交換の時期です。その重曹は、捨てずにお掃除に使っちゃいましょう♪
詳細は動画を参考にしてみてくださいね!
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気とりアイテムをご紹介②
続いてご紹介する押入れの湿気とりアイテムは、“新聞紙”です。靴箱に新聞紙を敷いて湿気対策をしている人も多いのではないでしょうか?押入れにも有効です。押入れに敷いたり、筒状にしたものを置いておきましょう。また、バッグの中にくしゃくしゃにした新聞紙を入れておくと、湿気を吸い取ってくれますよ!
湿気とりで押入れをカビから守ろう!│押入れの湿気とりアイテムをご紹介③
続いてご紹介する押入れの湿気とりアイテムは、“除湿シート”です。除湿シートを使えば、布団のジメジメをかなり解消することができます。また、豊富なサイズバリエーションがあるものは、押入れにも使えます。
除湿シートには、除湿の他にも防カビや消臭の効果があります。ただ、除湿シートはずっと敷いておけばOKというものではありません。定期的に天日干しが必要になります。その干し時は、吸湿センサーが教えてくれます。天日干しさえすれば、繰り返し何度も使えますので、初期投資は重曹や新聞紙よりもかかりますが、かなりの効果が期待できます。おすすめの商品はリンクを参考にしてみてくださいね!サイズバリエーションが豊富なので、押入れにあったサイズが見つかりますよ!
おわりに
いかがでしたか?押入れをカビから守るために有効な除湿アイテムや使い方や除湿方法などまとめてご紹介しました。湿気をそのままにしておくと、カビやダニが発生したり、押入れにシミができることも…。早めの対策がおすすめですよ!