ストレスが溜まると肌荒れも悪化する?
ストレスが溜まると肌荒れがすぐ出てしまう、そういう人って少なくありませんよね。個人差はあるものの、ストレスが蓄積されていくと肌荒れが起きやすいのはよく見るケースであり、関係性があるのではないかと考えられていますね。実際ストレスが及ぼす影響は肌荒れの原因になる、自律神経の乱れや睡眠不足を引き起こすことに繋がり、肌荒れに繋がってしまうことがあります。
そんなストレスも放置をしすぎてしまえば、いくら肌荒れについて予防や改善をしたとても効果が実感出来ず、むしろ肌荒れが悪化をしてしまう…なんてこともありえます。そうならないためにも、ストレスと肌荒れの関係性や肌荒れが起きた時の予防や改善方法、そしうてその他のストレスが引き起こす症状などを知って、ストレスとの付き合い方を知っていくことが大切です。
今回はそんなストレスと付き合い、肌荒れを改善していくためにも、ストレスによる症状の現れ方や肌荒れの場所による見分け方、そしてスキンケアのコツをチェックしていくので、ストレスによって肌荒れを起こしているかも…と感じている人は是非チェックしてみてくださいね。
ストレスが溜まると自律神経が乱れて肌荒れが起きることも
ストレスが溜まると自律神経が乱れてしまう、なんてことは良く耳にしますよね。実際ストレスが溜まると心身ともに調子が悪くなり、日々のパフォーマンス力が低下をしてしまうという人も多いでしょう。集中力の低下や倦怠感など、いつもより調子悪い…と感じてしまうと、ストレスを疑ってしまいますよね。
実際ストレスが溜まっていくと、自律神経が乱れていき、血行不良に陥ってしまいます。肌は血液によって栄養が運ばれていき、正常なターンオーバーが行われていくものですが、血行不良になってしまうと、必要な栄養素が肌へと運ばれず、肌荒れを引き起こしてしまうと言えるのです。
ストレスによる食生活に乱れが原因で肌荒れは起きる
ストレスを感じると、それが食生活に症状として現れてしまうという人もいるでしょう。たとえば暴飲暴食に走ってしまう人もいれば、食欲不振に陥り、十分な栄養が摂れないということもあります。暴飲暴食に関しては偏った食生活により、肌にとって悪い栄養が運ばれてニキビや肌荒れを引き起こすこともありますし、食欲不振ならば栄養が十分に肌に運ばれず、肌荒れを引き起こしてしまうのです。
食と肌との関係性はかなり深いものになるため、食べたものがそのまま肌に影響を及ぼすと考えてもいいでしょう。脂っこい食べ物や塩分が多いもの、カロリーが高いものを多く食べれば、それだけ肌にはニキビなどが出来やすくなります。栄養を摂らなければ肌以外の場所に栄養を送らなければならないため、肌荒れが出来てしまいます。このような感じで、肌と食べ物や栄養は深い関係性があるのです。
ストレスで睡眠不足が積み重なるのも肌荒れの原因に
ストレスが溜まっていくと、なかなか寝付けずに睡眠不足が起きてしまうこともあるでしょう。眠いのに寝付けない場合や、そもそも睡眠時間を確保出来ないというのが原因でストレスに繋がってしまう…ということもあります。
睡眠は体のメンテナンスなので、十分な睡眠が摂れないとメンテナンスが行われず、肌荒れの原因に繋がってしまう可能性が高くなってしまうのです。睡眠は美容や健康との関係性がかなり密接に関わっているため、睡眠が十分にとれている、とれていない、というだけでコンディションが変わっていきます。
もし原因が睡眠不足ではなく、ストレスによるものだった場合は就寝の2時間前に入浴をして体を温めたり、寝る前にリラックス効果のあるハーブティーなどを飲んで、質の良い睡眠がとれるように調節してみると良いでしょう。万が一睡眠がとれないこと自体がストレスの場合には、肌荒れだけでなく、大きな病気のリスクが高まるため、なんとしてでも睡眠時間を確保出来るように調整していきましょう。
ストレスが原因で肌荒れが出来るときは顔のここをチェック
ストレスが原因で肌荒れが起きる時、特徴があります。特に顔の特定の場所に肌荒れやニキビなどが起きるというケースが多いため、ストレスで肌荒れが起きているかどうかを見極めるためには、顔の肌荒れやニキビが出来ている場所に注目をしてみるのがおすすめ。
特にストレスが原因だと、頬や顎などにニキビや肌荒れが起きてしまうことがほとんどです。他の場所にニキビなどが出来ている場合はそもそも肌質が肌荒れしやすい、ニキビが出来やすいというものだったり、思春期特有の症状だったりすることが多いため、顔のどこに肌荒れやニキビが出来ているか、場所によって原因を見極めてみましょう。
ストレスが引き起こす肌荒れ以外の症状
肌荒れが起きた時、ストレスが原因かどうか見極めていくためには肌荒れ以外の症状が出ていないかチェックをしてみるのも大切です。先程も紹介した通り、ストレスを感じてしまうと体にはいたるところに影響や症状が出てきてしまいます。たとえば…
☆倦怠感や集中力の低下
☆睡眠不足
☆食生活の乱れ
☆胃痛や頭痛が頻繁に起きる
など、心身ともに症状が現れていきます。特に肉体的な症状に関しては、かなりわかりやすく出てくるためストレスが原因かどうかの見極めがしやすくなります。特に体質が悪い方向に変わってしまった…という場合には、ストレスを疑ってみましょう。
ストレスの原因との付き合い方を考えよう
ストレスを改善・予防していくためにはストレスとの付き合い方について考えることも大切です。ストレスとの付き合い方については人それぞれ相性があり、ただがむしゃらに改善しよう、予防しよう、と試みても空回りしてしまうことがあります。
ストレスは改善・予防していくためには、無理のない範囲でストレスと付き合っていくことが大切です。急いでストレスを解消しなくては…と追い詰めると、それがストレスになってしまうことがあるので注意が必要です。そもそもストレスは簡単に解消出来ないからこそ悩みのタネにもなっていると言えるので、解消出来ないということに対して思いつめないようにしましょう。
ストレスは上手く気分転換して解消・肌荒れ改善していこう
ストレスは上手く解消出来ないものですが、少しずつでも原因と向き合っていくことが大切です。そんな中でも、上手く気分転換をして、【ストレスを感じない時間】というものを自分の中で作っていくようにしましょう。たとえば趣味の時間を堪能してみたり、思いきり贅沢をしてのんびり過ごしてみたりして、心身を休ませてあげるようにしましょう。
ストレスを感じた状態でスキンケアをしてもあまり意味がないように、ストレスを少しずつ解消していくことによって、スキンケアの効果も少しずつ感じられるようになっていきます。もしスキンケアをしてもなかなか効果が出ないという場合には、心身を休ませることが今の自分にとって大切であるということを意識して、気分転換を優先しつつ、スキンケアで肌荒れを改善していきましょう。
肌荒れが酷い場合には皮膚科での受診がおすすめ
ストレスと上手く付き合っていったとしても、一度肌荒れが起きてしまうとなかなか肌荒れが改善しない…という状態になってしまうこともあります。スキンケアを自力でやっても効果が出ないと、それがかえってストレスに繋がることもあります。
そんな時には皮膚科での受診がおすすめ。皮膚科ならば症状によって適切な処置や薬などを処方してくれますし、スキンケアについてのアドバイスをしてくれることもあります。肌荒れが酷く自力では改善出来る気がしない…そんな時には、皮膚科に足を運んで、プロの手で自分の肌をみてもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ストレスと肌荒れの関係性について見てきました。ストレスは肌荒れ以外にも様々な症状を引き起こすものなので、出来る限り原因と上手く向き合い、予防や改善に向けて対処をしておくことが大切です。また、ストレスが原因で肌荒れが起きているのかわからない場合には、今回紹介した肌荒れが出来る場所などを参考にして、スキンケアでケアをしていきましょう。