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合宿で訪れたアメリカで、最後の難業となった「デスマーチ(死の行軍)」。
帰国日の前日になって、「絶対にクリスマスボウルに出場する」という決意からデスマーチを提案したヒル魔。
参加は強制しない、各自の自由意志だと聞き迷うセナでしたが、モンタや雪光たちは早々と名乗りを上げます。
ハァハァ3兄弟も十文字のアメフト熱に火が付いたのをきっかけに三人とも参加を決意。
そしてセナも「みんなで強くなりたい」という思いから、自分がアイシールド21であることを仲間に明かし、日本行きのエアチケットを破り捨てるのでした!
テキサス・ラスベガス間2000kmにも及ぶアメリカ大陸横断は、モンスタートラックを押しながら、セナは石蹴りをしながら進むという無茶で過酷な内容。
途中でハァハァ3兄弟の黒木や戸叶が脱走しようとしたりとハプニングはありながらも2000kmを無事に全員で踏破。
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このデスマーチの成果は、メンバー各々が自覚できるほど確かなものだったようです。
また、デスマーチを含めたアメリカ編では、ハァハァ3兄弟の絆や瀧兄妹との出会いなど名シーンが数多く描かれていますよ。
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泥門高校2年生の雪光学。アイシールド21に憧れてアメフト部に入部しましたが、勉強しかしたことがなく運動やアメフトに関してはド素人。しかし、根性を買われてデビルバッツメンバーとなりました。
持ち前の頭脳と夏休みの「デスマーチ」を経て身体能力も向上し、レギュラー入り間違いなしかと思われていましたが、残念ながら落選してしまいます。
「もっと早くにアメフトを始めていれば…」と落ち込み涙を流す雪光を見たセナとモンタは、雪光にわざと聞こえるように「メンバー全員が揃うまで勝ち進む!」と大声で会話をします。
それを聞いた雪光は、レギュラーでなくとも勝ち進めばフィールドに立てる可能性に気付き、またセナとモンタに感謝をしながら立ち直るのでした。
そんな雪光は、初出場した試合でタッチダウンを決めたり、王城ホワイトナイツ戦では持ち前の頭脳をフル回転させ「1秒間のチャンス」を作るなど大活躍を見せていますよ。
雪光の名シーンは他にもたくさんあるので、ぜひチェックしてくださいね。
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神龍寺ナーガに所属する双子の兄・金剛雲水と弟・阿含。
幼い頃から、阿含と何かにつけ比べられ続けた雲水は、過去には悔しい思いを何度もしてきました。
しかし、天才ゆえに傲慢な阿含の行動すべての責任を取りつつ、阿含が最高のプレイをできるようサポートするのが自分の使命と自負している雲水。
デビルバッツ戦で敗れた阿含がヒル魔に殴り掛かった際にも雲水が阿含を殴り「阿含の力を引き出せなかった。すまない…」と涙を流します。
殴られ憤る阿含ですが、兄の流す涙とその言葉に怒りを飲み込むと「春大会で泥門を倒す!」と宣言します。
それを聞いた雲水は、「いくらでも時間はある。磨きをかけよう」と晴れやかな表情で阿含を励ますのでした。
その後、クリスマスボウルで泥門デビルバッツと王城ホワイトナイツの試合の後、トレーニングに行くと席を立った阿含。本気になった弟に雲水も嬉しそうにしているシーンが描かれました。
神龍寺ナーガに所属する細川一休。驚異の身体能力とキャッチの才能に恵まれたプレイヤーで、キャッチ(だけ)に定評のあるモンタの前に立ちふさがります。
試合中、何度もパスチャンスを阻止されるモンタですが「このパスを取らなければ負ける!」という大一番で、今まで培ってきたキャッチ力を発揮し一度は一休に取られたボールを奪い返すことに成功するのでした。
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その後も、ヒル魔の渾身のパスを一休の手がかすめたことによってカットされたにも関わらず、そのボールをキャッチするモンタ。「一休ならボールに触れる」と考えたモンタがボールの軌道を読みキャッチするという神業を披露しています。
一休からもライバルと認められたモンタ。野球では万年3軍で最初はキャッチもまともにできなかったモンタが「努力で開花させたキャッチの才能」を見せた瞬間となりました。
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気が優しくて力持ちの栗田は泥門デビルバッツ創立メンバーの一人でアメフトに賭ける情熱は人一倍という熱血漢。
大きな体と怪力はアメフト向きではありますが、気が優しすぎるため勝負に非情になり切れない弱さが欠点。しかし、栗田をライバル視する白秋ダイナソーズの峨王によって、栗田の真の力が発揮されました。
栗田に本気を出させようと、デビルバッツのメンバーを集中的に攻撃する峨王。
そんな峨王と栗田の一騎打ちでは、勝ちたいという栗田の気持ちと今までの努力から見事峨王を押し勝ち打ち破るのでした。
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試合結果よりも自身が勝負をしたいと考えていた峨王と、アメフトが好きなのにメンバーが集まらず悶々としていた栗田のアメフトにかける情熱の違いがはっきりと表れたシーンでした。
TVアニメでは描かれなかったエピソードなのが残念です。
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幼い頃からいじめられっ子だったセナと、そんなセナを常に守ってきたまもり(まも姉)は、「保護するべき存在」と思っていたセナがアイシールド21であること知り呆然とします。
そして、勝手にセナは弱いと思い込んでいたことやセナがアイシールド21だと気付けなかったことに落ち込みます。
しかし、セナがアイシールド21としてフィールドで頑張っているのなら自分もできることを頑張ろうと決意し、これからもマネージャーとしてセナを見守っていくことを決めるのでした。
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強くて優しいまもりの泣き顔が超かわいい&美しい!と評判になったシーンでした。
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神龍寺ナーガ戦にて、起死回生のタッチダウンを決められるかどうかの瀬戸際で逃げるヒル魔と追う阿含の戦い。中学生時代から知り合いだった二人の因縁の対決でもありました。
ヒル魔の40ヤード走のタイムが5.2秒だということを知っている阿含は「自分の足ならギリギリ追いつける」と高をくくります。しかし、ヒル魔は1年かけて40ヤード走のタイムを0.1秒縮めていたのです。
絶妙でトリッキーな作戦を立て司令塔として活躍するヒル魔ですが、陰では身体能力を上げる努力を怠っていなかったと言うことですね。
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そのため、阿含はヒル魔に追いつけずタッチダウンを許してしまい、延長戦へと持ち込まれてしまうのでした。
努力をしない天才・阿含にヒル魔が一矢報いた形のシーンとなりました。
クリスマスボウル決勝戦、帝黒アレキサンダーズVS泥門デビルバッツにて、本物のアイシールド21が登場します。
本物のアイシールド21の正体は、アメリカ・ノートルダム大附属中でエースランナーを務めていた大和猛。セナが「アイシールド21」として評判になっても特に気にせず、むしろ対戦してみたいと考える勝負好き。
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そんな大和の希望が叶ったのはクリスマスボウル決勝戦。セナは大和にまったく太刀打ちできず、序盤から大差をつけられてしまいます。
モンタたち仲間の活躍で少しずつ追い上げる泥門デビルバッツですが、圧倒的に時間が足りません…。
そして、残り30秒時点で何度目かのセナと大和の一騎打ち!とうとうセナが本物の「アイシールド21」を抜き去る瞬間が訪れました。
体格も身体能力も勝っている大和を抜いたことで、セナが日本最速のランニングバックとなった瞬間のシーンとなりました。
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クリスマスボウル決勝戦、帝黒アレキサンダーズVS泥門デビルバッツにて。
武蔵の持つコードネーム「60ヤードマグナム」は、ヒル魔が付けたハッタリ。実際には45ヤードが最高で、練習時には最高55ヤードを出したことはありますが、60ヤードは未知の領域。
しかし、このキックを決めなければデビルバッツは負けてしまうため渾身の力を込めてボールを蹴る武蔵…皆が見守る中、ボールは弧を描いてクロスバーの上部に当たり向こう側へ!
こうして武蔵のミラクルキックで、泥門デビルバッツはクリスマスボウル優勝を勝ち取ったのでした。
ヒル魔、栗田、武蔵の3人で創った泥門デビルバッツ。3人とその仲間たちの悲願が達成された名シーンとなりました。
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人間離れした反応速度を持つ阿含は目視してからセナの動きを見切ることが可能なため、抜けるルートが見つかりません。しかし、仲間のいろいろな想いが詰まったボールを守り抜くため、ここに来てセナは阿含に攻撃する道を選びます。
更に追いつきてきた阿含の死角から伸ばした腕で、阿含を地面に叩きつけることに成功。セナは阿含を降してタッチダウンを決めるのでした。
自分以外を「凡人」と見下す鼻もちならない天才・阿含が地に沈んだ瞬間が実に爽快な名シーンとなりました。
日本では馴染みの薄いアメフトをメインに置いた漫画ながら大ヒットした「アイシールド21」。その魅力は、アメフトに情熱を傾けるセナをはじめとする登場人物の真剣な思い。
今回は、そんな登場人物たちが生み出した数々の名シーンをランキング形式でお届けしまた。
紹介したシーン以外にも「アイシールド21」には多くの名シーンや感動シーンがあるので、ぜひチェックしてくださいね。