ライターがつかないときの原因と対処方法とは
喫煙者のほとんどが一度は経験したことがあるであろう、タバコに火をつけようとしても火花や音がするだけで、火がつかなかったことはありませんか。そこで今回は、そんなライターが音や火花が出るだけで、火がつかないときの原因や、火を復活させるための対処方法や、故障してしまっていた場合の修理方法など、様々な角度からライターが、火がつかないことについて紹介していきたいと思います。
ライターがつかないときの原因と対処方法①100円ライターがつかない原因
まずは、100円ライターの火がつかない原因について紹介していきたいと思います。100円ライターはガスが残っていても火がつかないときがあります。その原因として考えられるのが、ノズルの目詰りをおこしている場合と、バネが弱っている場合があります。目詰りは掃除することで使えるかもしれませんが、バネが弱っている場合は、カチカチと音がするだけで火花が上手くでません。火花が出なければ着火することはありません。また、気温が低いときも音がするだけで着火しにくくなります。100円ライターのガスは、気化することで火花と接触することで着火しますが、気温が低いときは気化できずにつきにくくなります。
ライターがつかないときの原因と対処方法②100円ライターを復活するための対策
では、100円ライターがつかなくなってしまったときの、ライターを復活させるための修理方法を紹介します。まず、ライターの先が目詰りしている場合の修理方法は、爪楊枝や針などを使って、ライターの先を掃除することでライターが復活する可能性があります。次にバネが弱ってしまっている場合の修理方法ですが、この場合はレバーを外してライター石とバネの間に、小石などを詰めてバネの張力を強めることで、ライターが復活する可能性があります。最後に気温が寒くてガスが気化しなくなってライターがつかない場合の修理方法は、ライターを握るなどしてライター本体を温めながらライターを振ることで、ガスが気化しやすくなりライターが復活する可能性があります。
ライターがつかないときの原因と対処方法③オイルライターがつかない原因
次にオイルライターがつかない原因について紹介します。オイルライターがつかない場合の最も多い原因は、オイルが切れている場合です。オイルが切れていると火花は出ているのに、音がするだけで火がつかないことがあります。タンクを開けてみると、中の綿が乾燥している場合はオイル切れになっています。次に考えられる原因は、発火石が磨耗してしまい音はするのに火花を起こす事が出来ない場合です。次に考えられる原因は、発火石の下にあるバネが弱ってしまって、火をつけようにもフリントウィールが回らず、音も火花も起きないことがあります。
ライターがつかないときの原因と対処方法④オイルライターを復活するための対策
では、オイルライターがつかなくなってしまったときの修理方法について、紹介していきたいと思います。まず、オイルが切れてしまっている場合の修理方法は、インサイドケースとアウトサイドケースに分離させて、ライター本体をひっくり返して、綿にオイルを染み込ませればライターは復活します。次に発火石が磨耗している場合の修理方法は、綿の横にある金物を10円玉などで回すと外すことができるので、発火石を交換することでライターG復活します。最後にバネが弱っている場合の修理方法は、バネの上にある発火石を2つ入れることで、バネの力が強くなるので、復活する可能性があります。
ライターがつかないときの原因と対処方法⑤ガスライターがつかない原因
次はガスライターが、つかない場合の原因について紹介していきたいと思います。まず最も多い原因は、ガス切れによる発火できないばあいです。また、ガスを充填した直後も発火しないことが多くあります。次に考えられる原因は、炎調整ネジがマイナス方向いっぱいになっている場合です。ガスライターには、炎調整ネジという炎の大きさを調整するネジがついていますが、このネジがマイナスになってしまっていては、着火することができません。
ライターがつかないときの原因と対処方法⑥ガスライターを復活するための対策
では、ガスライターがつかなくなってしまったときの修理方法について、紹介していきたいと思います。まず、ガスが切れてしまってつかない場合は、ガスライターの底部分に丸い穴が空いているかと思います。この穴からガスを注入しまうので、ここからガスを注入することでガスライターは復活します。次にガスを入れたのに火がつかない場合修理方法です。せっかくガスを注入したのに火が起きない場合は、10分ほどおいてみてください。ガスライターは本体の熱が下がってしまうと火がつかなくなってしまいます。そこで、常温に戻してからつければ復活する可能性があります。最後に、炎調整ネジがマイナスになっている場合の修理方法ですが、炎調整ネジは読んで字のごとく、このツマミで炎の大きさを調整しますが、これがマイナスいっぱいになっていると火はつきませんので、適正な位置に戻すことで、電子ライターは復活します。
ライターがつかないときの原因と対処方法⑦電子ライターがつかない原因
最後に電子ライターが、つかない場合の原因について紹介していきたいと思います。電子ライターで火がつかない最も多い原因は、電池が切れてしまっていることです。電子ライターは充電式のライターですので、電池が切れてしまっていては、火をつけることはできなくなってしまいます。次に考えられる原因は、気温が下がってしまっていることです。電子ライターは、気温や気圧が下がってしまうと電圧が下がってしまうので火がつかなくなってしまいます。次に考えられる原因は、ライターの寿命がきてしまったことです。電子ライターは、オイルライターやターボライターのように、ガスやオイルを注入することで半永久に使えるものではなく、圧電素子の寿命がきてしまうと火をつけることができなくなってしまいます。
ライターがつかないときの原因と対処方法⑧電子ライターを復活するための対策
では、電子ライターがつかなくなってしまったときの修理方法について、紹介していきたいと思います。まず、電池が切れてしまった場合の修理方法は、単純に充電をすることで電子ライターは復活します。コンセントでの充電ではバクUSB端子を使っての充電ですので、注意が必要です。次に気温や気圧が下がってしまった場合の修理方法ですが、これは電子ライター本体を握りしめて温めてあげることで、復活する可能性があります。最後に電子ライターの寿命が来てしまったときの修理方法ですが、これは素人が変にいじってしまうと取り返しがつかなくなってしまいますので、専門の業者さんに任せるのがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ライターの火がつかない場合の原因と対処法について、100円ライター・オイルライター・ガスライター・電子ライターそれぞれで紹介してきました。ライターは、喫煙時などの火を起こす時にしか使いませんが、いざ使おうとしてカチカチと音がするだけで火がつかないとイライラしてしまいます。そうならないように日頃からのメンテナンスが重要になってきますが、それでも火がつかなくなってしまったときには、今回の記事を参考にしていただき、ライターの火がつくように対処していただければと思います。