ギャザースカートってそもそも何?
引用: https://www.instagram.com/p/Bqbb8BBj6iq/
ギャザースカートって聞いたことがあるけど、一体何だろうと疑問に思っている人もいるでしょう。この画像を見ると、このスカートのことかと納得する人も多いはずです。もっと詳しくギャザースカートやギャザーの意味についてこの機会にチェックしておきましょう。
ギャザーとは、布の一端のみを縫い縮めてひだを作ることです。 またはそのひだ自体をいい、婦人服や子ども服によく使われている。 ギャザーは、単に布を縫い縮めているだけなので、折り皺が途中で消えます。 タックやプリーツはひとつひとつの折れ線がしっかり鋭角になっているのに比べ、 ギャザーはヒダの幅や山が小さく、無作為で、ふんわりとやわらかな表情が出ます。 ギャザーを寄せることを、ギャザリング、ギャザー・インなどといいます。 ギャザーの目的は、布をゆったり使うことで運動量を増やすことでした。 しかし現代では、ゆったり感と若々しさをアピールするといった意味のほうが大きいでしょう。 またギャザースカートは、ウエストや腰まわりにギャザーを入れたスカートのことです。 筒状の布のウエスト部分を縫い縮めたものや、裾にかけてフレアを入れ、ギャザーを寄せたものなどがあります。
こんな感じでギャザーとは何か、ギャザースカートとは何かというのを簡単に理解する際の参考にして下さい。つまり、ギャザーとは布を縮めているだけなので1つ1つの折り目が初めからついているわけではないということを頭に入れておきましょう。今回は、ギャザースカートの作り方と着こなし方についてお伝えします。
ギャザースカートの作り方は?
ここからは、ギャザースカートの作り方について紹介していきます。今回は、こちらの動画を参考に作り方をお伝えします。簡単な作り方なので、普段から手芸をしないという人も気軽に挑戦することができます。型紙を用意したり、裏地を処理したりするのは少し手間ですが簡単に低コストで作ることができると考えるとかなりお得です。
ギャザースカートの作り方①:準備をする
引用: https://www.instagram.com/p/BfZ6U7XlW-D/
作り方に入る前にまずは準備からです。まずはギャザースカートを作るための準備をしましょう。今回は、ウエストゴムタイプのギャザースカートを作るのでそれに合わせた準備をしていきましょう。まずは、ギャザースカートの生地となるダンガリー生地と織りゴムを用意します。そして、アイロンやミシンなど動画を見ながら必要なものを用意しましょう。
引用: https://www.instagram.com/p/Bq_6_t2nlfE/
型紙も用意することを忘れないようにしましょう。型紙を作る時にどんなサイズのギャザースカートを作るかきちんと考えておけば、あとはギャザースカートのサイズは型紙に沿って作っていくだけなのでかなり楽です。型紙はシンプルなので簡単に用意できます。見た目にあまりこだわらないという人は型紙を準備しなくてもいいでしょう。
ギャザースカートの作り方②:生地を裁断する
引用: https://www.instagram.com/p/BoTypllBwM0/
作り方をいよいよ紹介します。まず、ギャザースカートを型紙に沿って裁断していきます。予め用意しておいた型紙を生地の上に置き、その上から待ち針を止めて固定します。工程はかなりシンプルで簡単です。裁断する時に生地がズレてしまわないように、待ち針でしっかりと数か所固定しておくと安心です。
引用: https://www.instagram.com/p/BrDJ2yOHLh6/
表地と裏地で2枚、裁断しましょう。そのため、用意する生地は長めのものを用意しておくと2枚続けて体を動かすだけで裁断できるのでおすすめです。作り方のちょっとしたテクニックとして知っておくと役立ちます。
ギャザースカートの作り方③:ミシンをかけ、ゴム通し口の印をつける
引用: https://www.instagram.com/p/BrDuBfRDrEY/
次に、裏地の作り方です。作っている最中でのもつれを防ぐために裁ち端にロックミシンをかけます。生地の裏時の処理を初めてするという人にとっては少し難しいでしょう。全ての生地にミシンをかけ終えたら、次に生地にゴム通し口の印を定規を使いながら付けましょう。
この時にペンとして使うのは、チャコペンがおすすめです。マジックんどは裏地といっても滲んでしまうこともあるので避けましょう。
ギャザースカートの作り方④:脇を塗っていく
引用: https://www.instagram.com/p/BrC5M0BBqEv/
続けて裏地の作り方になります。中表に合わせてグリップで止めます。そして、生地の両脇をミシンで縫います。先程、ゴム通し口の印を付けた部分は縫ってしまわないように気を付けましょう。あまり、縫い残しておける自信が無いという人は付箋などで目立つようにしておくと安心です。この部分の作り方は複雑と感じる人もいるでしょう。
ギャザースカートの作り方⑤:縫い代にアイロンをかけ、ゴム通し口にステッチ掛け
引用: https://www.instagram.com/p/BjljkxcA8fP/
こちらも裏地の作り方です。先程、ミシンをかけた部分を割ってアイロンをかけていきます。丁寧に型がつくようにかけていきましょう。次に、ゴム通し口にミシンでステッチをかけていきます。上手くミシンでステッチをかけることができると、真ん中に縦長の穴が開いた状態になります。初めてステッチ掛けをするという人は、慎重に取り組みましょう。
ギャザースカートの作り方⑥:ウエスト部分を作っていく
引用: https://www.instagram.com/p/BmkSSBulErQ/
次にウエスト部分の作り方です。縫い代部分にアイロンをかけます。アイロン定規を使って、まずは1cmで折ってアイロンをかけます。次に、5cmで折ってアイロンをかけます。アイロンをかけた部分はズレないように待ち針を打つようにしましょう。そして、ミシンをかけます。ゴム通し向けに縫っておいた部分も、上からさらにミシンで縫います。
さらに、アイロン定規を使って1cmに折り次に2cm折って3つ折りにしましょう。この時も待ち針で固定することを忘れないようにしましょう。そして、ミシンを1周かけていきます。このウエスト部分の作り方は、丁寧にこなすことで出来上がりもきれいに見えます。
ギャザースカートの作り方⑦:ゴムを通す
引用: https://www.instagram.com/p/BoSzQcJBhEP/
次はウエスト部分のゴムの部分の作り方です。ゴムを切っていきます。ちなみに自分のウエストサイズに0.9を掛けた長さを目安に切っておくとちょうどよく仕上がります。ゴム通し口にゴムが入ってしまわないよう、大き目の安全ピンでとめることをおすすめします。そして、ゴム通しにゴムを通してゴム通し口に差し込みます。
ゴムを通したら、両端をN型にミシンで縫っていきます。これで、ギャザースカートの出来上がりです。簡単に作ることができるのでおすすめです。作り方は一部、複雑ではありますが慣れれば簡単にできるようになるでしょう。
関連記事
ギャザースカートのおすすめの着こなし方は?
引用: https://www.instagram.com/p/BmurX40D9bn/
作り方をマスターしたところでここからは、ギャザースカートのおすすめの着こなし方について紹介します。自分で型紙や裏地処理までしっかりしたスカートを思う存分着こなしたいという人は、参考にすると良いでしょう。季節に合わせて、ギャザースカートの素材を変えれば型紙自体は1年中使うことができるのでおすすめです。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方①:ダウンジャケット×ギャザースカートで大人カジュアルに
引用: https://i7.wimg.jp/coordinate/1mb7s7/20161124014505213/20161124014505213_500.jpg
着こなし方の1つ目は、ダウンジャケットに合わせたコーデです。寒い冬にはタイツとスニーカーの組み合わせもアリでしょう。手芸が得意という人であれば、裏地はツルツルした生地を縫い合わせるのもおすすめです。先程紹介した作り方に応用すれば問題ありません。防寒性のある素材を選ぶと冬の寒さにも対応できるでしょう。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方②:ライダースジャケット×ギャザースカートでクールに
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/4b0ony/20181122082407419/20181122082407419_500.jpg
着こなし方の2つ目は、ライダースジャケットと合わせて着こなしてクールにキメるコーデ。ギャザースカートの生地は裏地はレギンスと組み合わせる場合は、あまり固めのものではなくしっとりした柔らかい生地がおすすめです。カジュアルさも取り入れたい場合は靴はスニーカーがおすすめです。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方③:ブルゾンと組み合わせてガーリーに
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/av4krj/20171113165045348/20171113165045348_500.jpg
着こなし方の3つ目は、ブルゾンと組み合わせてガーリーに仕上げたコーデ。デートにギャザースカートを履いて行きたいという時にもおすすめです。ふんわした仕上がりを楽しむのもいいでしょう。ギャザースカートの作り方は他のものと同じですが、着こなしによってきちんと感もしっかり演出できます。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方④:肌寒い時はパーカーと合わせて暖かく
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/xtp60d/20181120164215140/20181120164215140_500.jpg
着こなし方の4つ目は、パーカーと合わせたコーデです。秋口におすすめで、ギャザースカートの裏地も薄めのものでもまだ対応できるでしょう。パーカーで上半身を暖めておけば、温度調節もしやすいです。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方⑤:カーディガンと合わせてナチュラルに
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/coxu07/20181127172926800/20181127172926800_500.jpg
着こなし方の5つ目は、ナチュラルに仕上げるこちらのコーデです。フルオーバーを意識して着こなせば、ギャザースカートとのバランスもぴったりです。かっちりしたスタイルにナチュラルさを組み合わせたい人におすすめです。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方⑥:シャツとベストで合わせて清楚に仕上げる
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/cbl3h4/20181023093153448/20181023093153448_500.jpg
着こなし方の6つ目は、清楚に仕上げるこちらのコーデです。シャツとベストを合わせることで、カジュアルさも程よく出たコーデになります。ギャザースカートはネイビーのカラーにすることで、涼し気なイメージを与えることができます。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方⑦:柄入りで大人っぽく仕上げるコーデはこれ
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/46o1d1/20180520090228231/20180520090228231_500.jpg
着こなし方の7つ目は、ギャザースカートを柄入りのもにしてトップスをシンプルにするスタイルです。暑い季節には特におすすめで、大人っぽくそしてどこかポップさも取り入れたいという時におすすめです。裏地は薄めの生地でも問題ありません。作り方は変えずに、型紙のサイズを変えればミニのギャザースカートも簡単に作ることができます。
ギャザースカートのおすすめの着こなし方⑧:リゾートスタイルでゆったりと
引用: https://cdn.wimg.jp/coordinate/qiiblw/20170623233834533/20170623233834533_500.jpg
着こなし方の8つ目は、夏におすすめのリゾートスタイルな着こなしです。サンダルにもギャザースカートは合わせやすいのでおすすめです。コットン生地のものを裏地にも表地にも選ぶと、暑さにもしっかり適応できるギャザースカートになります。
ギャザースカートの作り方をしっかりマスターしよう
引用: https://www.instagram.com/p/BhoUmylFUTD/
いかがでしたでしょうか?今回はギャザースカートの作り方について紹介しました。裏地処理の仕方さえ覚えれば、いつでも簡単に作ることができるのも魅力の一つです。簡単に可愛いスカートを作りたいという時にもおすすめです。