【ワンピース】どんな作品か簡単にあらすじ紹介
ワンピースは、海賊王ゴール・D・ロジャーが残したとされる、この世のすべて(ワンピース)を求めて旅する物語です。ワンピース主人公であるモンキー・D・ルフィが船長を務める、麦わらの一味が様々な島を航海します。初めはルフィ1人だった麦わらの一味も、物語が進むにつれ10人になっています。ワンピースを求め、たくさんの海賊たちが戦うエピソードが面白いと評判です。
ワンピースは、単行本で97巻まで発売されています。長期漫画であるワンピースを途中で面白くない、つまらないと思う方も多いようです。長期漫画であるがゆえに、エピソードに慣れてしまい、読みにくいと感じてしまうようです。それでも、漫画界のトップを走り続けるのには、理由があります。最新話では、ワノ国編に突入しているワンピースの面白い部分を紹介していきます。
ワンピース主人公であるルフィについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【ワンピース】面白いと言われる理由を徹底解説!
つまらない、面白くないという意見も多い中、ワンピースが大人気漫画であり続ける理由や、面白いと言われる理由は、何なのでしょうか。まずは、ワンピースが面白いと評価されている理由に迫っていきましょう。物語の途中で、面白くない、つまらない、読みにくいと感じた方もぜひ参考にしてください。
ワンピースが面白い理由①:キャラの濃さが半端ない!
ワンピースの面白さと言ったら、何と言ってもキャラの濃さがすごいことです。例えば、主人公であるルフィは、とても船長とは思えないような行動ばかりとる人物です。作戦を無視して1人で突撃してしまったり、嘘がつけなかったりとクスッと笑える面白いシーンが多く用意されています。しかし、戦いになると船長としての役割をしっかり果たしてくれる頼れる部分もあるのです。
その他にも、オカマ王として登場するイワンコフというキャラクターもいます。ルフィに対して、面白い突っ込みやボケをする人物です。しかし、ふざけているように見えても、その正体は、ルフィの父親の仲間という設定です。ルフィの兄であるエースを処刑場から助け出すために、ルフィと共闘してくれます。また、「ヒーハー」という独特な口癖が面白いと癖になる方も多いです。
このようなキャラ以外にも、個性的なキャラが存在しており、ワンピースの作中で登場するキャラは、名前が判明している人物だけでも1000人程度います。主要キャラクターはもちろん、旅の途中で出会うキャラクターたちの設定もしっかり作られているため、面白いと評判なのでしょう。反対に、キャラの設定が作りこまれているため、漫画の進みが遅く、つまらない、面白くないと思ってしまう読者もいるそうです。
ワンピースに登場する面白いイワンコフについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ワンピースが面白い理由②:名言が多い
ワンピースは、様々なキャラが名言を残しています。主要キャラはもちろん、脇役でも名言を残すことで有名です。例えば、麦わらの一味に加入するか悩んでいたチョッパーに対し、船長のルフィが「うるせぇ!いこう!」と一言で誘います。迷っている相手に、迷いをなくすような一言を掛けられるのも、船長としての素質なのでしょう。
その他にも、麦わらの一味のメンバーであるウソップが、戦いの最中に「どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。仲間の夢を笑われた時だ!」という名言を残します。ウソップは戦いが怖く、いつも逃げ出そうとするキャラクターです。そんなウソップが、仲間の夢を笑われたからと闘いに挑み、ボロボロになりながらも勝利する姿が印象的な名言でした。
もちろん、ここで紹介した以外にもたくさんの名言が残されています。読者の心に響く名言をいくつも生み出しているワンピースは、読み進めていて面白いと言えるでしょう。
ワンピースが面白い理由③:強敵がたくさんいる
ワンピースの物語には、麦わらの一味に戦いを挑む海賊や、海賊を捕まえようとする海軍との戦いが頻繁に発生します。ワンピースの主人公であるルフィが率いる麦わらの一味が、圧倒的に強いわけではなく、いつもギリギリのところで勝利するのが面白いところです。しかし、いつも勝てるわけではありません。もちろん、負けてしまう戦いもたくさんあります。
そのたびに、麦わらの一味は成長し、新たな技や戦闘スキルを身に着けていくのです。漫画の最初から読んでいる読者は、見守る親のような気持ちになり、「初期の麦わらの一味だったら負けていただろうな…」と感情移入できるのも面白い点です。麦わらの一味が大きく成長したのは、シャボンディ諸島でバーソロミュー・くまの攻撃により、バラバラにされたときでしょう。
くまは王下七武海として登場しますが、ルフィの父親の仲間でもある人物です。そして、くまは麦わらの一味を、それぞれの得意分野に関する島に飛ばしました。飛ばされた島で、それぞれが2年間修業をし、再開を果たした時には、桁違いの強さになっていました。ワンピースは、主人公たちであっても、スムーズに物語を進めるのではなく、しっかりと訓練期間を入れるあたりが、現実味があって面白いと言えるでしょう。
ワンピースが面白い理由④:面白いシーンと感動するシーンが盛りだくさん!
ワンピースは、海賊や海軍と戦闘をするシーンが多いですが、面白いシーンと、感動できるシーンがほどよく盛り込まれている特徴もあります。そもそも、戦っていないときの麦わらの一味は、自由気ままな船員たちが暴れまわるような海賊です。メンバーのほとんどが、ふざけあって楽しみながら航海をしています。
さらに、街中にいるような脇役キャラたちも、少しの会話でボケてきたり、突っ込みをしてきたりするのです。ワンピースファンの間でも、「名前は知らないけどあそこで出てきた変なおじさんいたよね」などと会話が成立するほどです。それほど、印象に残るような面白いシーンが多いのも、ワンピースの特徴でしょう。
そして、戦闘シーンが多いワンピースは、出会いと別れを繰り返す物語でもあります。麦わらの一味に加入するために、故郷を離れたり、海賊になったために死んでいった味方達など別れのシーンでは、感動するようにしっかりエピソードが作られています。戦闘はもちろん、面白い部分や感動するエピソードまでしっかり描かれていることも、ワンピースの面白い部分と言えるでしょう。
【ワンピース】口コミはいかに?
続いて、ワンピースが面白いというネット上の口コミを紹介していきます。面白くない、つまらない、読みにくいと思って離脱した方は、ぜひ口コミを参考にしてください。口コミを聞くと、また読んでみたいと思う可能性があります。
【面白いワンピース】口コミ①:可愛いキャラが顔芸すると面白い
ケイミ―はワンピースに登場する魚人族のキャラです。熱帯魚の魚人で、人魚のような見た目をしています。もちろん、顔が可愛く人気のあるキャラですが、口コミの方は、面白い変顔ができるところも気に入っているようです。何かとトラブルに巻き込まれやすい少女で、麦わらの一味に助けを求めます。それを快諾した麦わらの一味の手を借り、無事に故郷である魚人島に辿り着くのでした。
たくさんあるワンピースの中でも、魚人島編は面白くない、つまらないと言われています。その理由は、読みにくい点にあるようです。魚人島編では、キャラが話す内容が多すぎて、読みにくいと感じてしまう読者が続出しました。しかし、最近はまた面白くなったという方もいるので、魚人島編で読みにくいと感じ、面白くない、つまらないと思った方でも、読み進めると面白くなる可能性があります。
そのため、会話が多いシーンは読みにくいから避けたいという方は、アニメで見るのがいいでしょう。その後、漫画に戻ってもよし、そのままアニメで見てもよしの面白い漫画です。
【面白いワンピース】口コミ②:考察が面白い
この口コミの方は、考察ができる漫画が好みのようです。ワンピース最新話でワノ国編に入っている麦わらの一味は、新たな仲間が加わるのかという考察で盛り上がっています。考察好きにはたまらない漫画でしょう。しかし、考察などに興味がなく、物語重視の方には少しつまらない、面白くないと思う部分があるかもしれません。
考察が好きな方は、以下の記事で考察を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【面白いワンピース】口コミ③:内容は面白いが進行は遅い
この口コミの方は、ワンピースの物語自体は面白いとしながらも、戦いが長すぎるという意見です。確かに、ワンピースは1つひとつの島に滞在している時間が長い為、面白くない、つまらないと思う方が多いのかもしれません。更に、島の滞在時間が長いということは、ストーリーの進みも遅いということです。そのため、漫画を読み返さない人は、内容についていけなくなり、読みにくいと感じ、つまらないと思ってしまいます。
しかし、ワンピースは読み返せば読み返すほど伏線に気づいたり、考察ができたりするので、漫画を読み返してみるのがおすすめです。途中で離脱してしまうと、一気に話についていけなくなり、面白くないと思う原因になるので、注意してください。
【面白いワンピース】口コミ④:キャラが可愛くて面白い
この口コミの方は、ワンピースキャラの中でも大人気キャラであるチョッパーが好きなようです。チョッパーと麦わらの一味の出会いは、ナミが病気になったため、たまたま立ち寄った島でした。
チョッパーとの出会いをピックアップして、映画化もされているので、漫画が読みにくいという方は、映画をみるものおすすめです。漫画だけでなく、アニメや映画も楽しめて、面白いのがワンピースの人気理由の1つなのでしょう。ワンピースに登場し、面白くも可愛くもあるキャラ、チョッパーについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
【ワンピース】熱くなれる人気シーンを紹介!
最後に、ワンピースの熱くなれる人気シーンを紹介していきます。長年人気漫画として君臨するワンピースには、ファンが大好きなシーンがたくさんあります。その中でも、とくにおすすめの熱くなれる人気シーンを紹介するので、参考にしてください。
ワンピースの人気シーン①:ルフィVSエネル
空島編でルフィたちが戦うのは、自称神であるエネルです。麦わらの一味で、ルフィから最も信頼を受けているゾロでさえ、あっと言う間に倒されるほど強いキャラです。エネルは、雷を操る能力者で人間であれば近くにいなくても殺すことができます。しかし、エネルの天敵は、ゴムで電気を通さないルフィでした。エネルも雷が効かないルフィを見て、面白い変顔をするほど驚いていました。
しかし、ワンピースに登場するキャラの中でも1、2を争う強さのエネルは、雷が効かなくとも強敵です。ルフィの両手を鉛のようなもので硬め、使えなくします。エネルの目的は、空島に留まることではなく、船を使って月へ行くことでした。そのため、ルフィは逃げないようにエネルを追い詰めますが、エネルのいる上空から突き落とされてしまいます。
それでもあきらめずに、エネルがいる場所まで続いているツルを登って、最後の力で攻撃しました。最終的にルフィは、エネルに勝ち、空島にあった鐘を鳴らすのに成功するのです。この鐘を見つけるのは、青海にいた、うそつきノーランドの子孫との約束でした。
戦いの最中もルフィは、約束を忘れずに無事に鐘を鳴らすことに成功しました。うそつきノーランドの元になった人物については、以下の記事で紹介しているで、参考にしてください。
ワンピースの人気シーン②:エースとの別れ
ワンピースの中で1番人気と言っても過言ではないシーンが、エースとルフィの別れです。エースは血の繋がっていないルフィの兄です。エースは、海軍に捕まり脱獄不可能と言われているインペルダウンに連行されました。エースは、四皇の1人白ひげ海賊団の一員でもあるため、世界中に捕まったことが知れ渡り、ついにルフィの耳に入ります。そこでルフィは、兄を助けるために行動したのです。
まず、ルフィは捕まっているインペルダウンへ潜入し、エースを助け出そうとします。潜入の際は、ルフィに惚れている王下七武海ハンコックの手助けにより、事なきことを得ました。しかし、エースを探し回っている最中に、所長であるマゼランに見つかります。そこで戦闘を行いますが、毒の能力者であるマゼランに全く歯が立ちません。
そのため、戦いに負けてしまい、毒まみれになりますが、ルフィの命をイワンコフが救います。イワンコフと出会い、エースを助けることを伝えると、一緒に脱獄する計画を練ってくれたのです。そして、脱獄する際に、周囲にいる囚人たちも開放しようという話になります。混乱を起こし、エースを助ける作戦でしたが、エースが収容されている場所に着いたころには、すでにエースは処刑場へ向かっていたのです。
エースが収容されている場所の近くに、ジンベイやクロコダイルという心強い味方が収容されていました。エースを助けるために団結した囚人たちは、急いで処刑場であるマリンフォードへ向かいます。一方、エースは自分が捕まったことにより、多くの人が死ぬことを恐れていました。エースの思いとは裏腹に、白ひげ海賊団とルフィ率いる囚人たちが助けにきます。
周囲の助けを受けながら、なんとかエース奪還を成功させました。しかし、海軍も黙って逃がすわけにはいかず、ルフィだけでも殺そうとします。海軍大将である赤犬がルフィに襲い掛かった時、エースが身代わりとなって攻撃を受けました。赤犬の攻撃が直撃したエースは、致命傷を負いそのまま死亡しました。そのときに放ったエースの言葉が、人気シーンとなっています。
その言葉は、「今日までこんなどうしようもねぇおれを、鬼の血を引くこの俺を…愛してくれてありがとう!」というものです。エースは、海賊王ロジャーの息子である自分に、誠意をもって接してくれる、白ひげ海賊団やルフィに感謝して笑顔で死んでいったのです。このシーンは、人気キャラであるエースが死んだことや、エースの生い立ちを知る読者にとって、深く印象に残ったのが人気の理由でしょう。
エースに致命傷を与えた赤犬については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ワンピースの人気シーン③:ビビとの別れ
ワンピースファンであれば、誰もが知っているだろう名場面がビビとの別れです。ビビはアラバスタの王女で、一時期麦わらの一味として、一緒に航海をしていた人物でもあります。アラバスタが、王下七武海クロコダイルに乗っ取られそうになっているのを止めるために、ビビは行動していました。そんな中、出会ったのが麦わらの一味です。助けを求め、最終的にルフィはクロコダイルに勝利します。
その後、アラバスタの王宮で休息をとった後、麦わらの一味は次の航海に向けて旅立とうとしていました。もちろん、ルフィはビビを麦わらの一味として迎えたいと、考えていました。しかし、ビビは自分の立場を考え、一緒に行きたい気持ちを抑えて、女王の道を選択するのです。そして、別れのシーンでビビは、女王としてのスピーチをしながら、麦わらの一味にある言葉を掛けます。
「私はここに残るけど…いつかまた会えたら…もう一度仲間と呼んでくれますか?!」という言葉をルフィたちに向け、スピーチの最中に言いました。ルフィたちは、左手を上げ手首にかかれているバツマークを、ビビに見せたのです。このバツマークは、アラバスタ編で登場するボン・クレーの能力、マネマネの実に対抗する策として作った、仲間の印です。
ルフィたちが声を出して仲間だと言わなかったのは、これから女王として活躍していくビビが、自分たち海賊と関わったという事実に周囲が気づくといけないと思っての行動でした。その結果、左腕のマークを見せるという行動に至ったのですが、ビビにもしっかりと伝わっていました。このシーンは、苦楽を共にしたビビという仲間との絆を再確認できるのが、人気の理由でしょう。
【ワンピース】一度読んだら止まらない作品!
ワンピースは、読めば読むほど面白い人気漫画です。最新話時点で、物語は佳境に入り、ますます面白くなっています。物語の進行が遅く、面白くない、つまらないと思った方も、もう1度読んでみると面白いと思うかもしれません。また、漫画が読みにくい方は、アニメや映画で見るのがおすすめです。
読みにくいと言われていた魚人島編から、読みやすさが向上し、さらに面白い漫画となっています。ワンピースのワノ国編が盛り上がっている今だからこそ、もう1度人気で面白いワンピースを読み返してみてはいかがでしょうか。