麦わらの一味の船医で異名は「わたあめ大好きチョッパー」。ルフィの5人目の仲間で、青い鼻のトナカイです。チョッパーは動物系悪魔の実「ヒトヒトの実」の能力者で、人獣型・人型・獣型に変形できて人語を話せる「人間トナカイ」です。夢は何でも治せる医者になることです。
医者としての知識・技術に加えて、動物ゆえによく鼻が利き、動物の言語を理解でき通訳を行うなど、特異な能力をいくつも備えています。冬島であるドラム島生まれなので暑さに弱く、また嗅覚がいいので香水などのきつい匂いも苦手です。
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チョッパーは麦わら一味の中で最年少者で、マスコット的存在です。そんなチョッパーのかわいい所を具体的にあげていきます。
純粋無垢で大の甘党。特にわたあめがお気に入りです。甘くて、ふわふわしていて、おいしいからという理由です。わたあめを幸せそうに食べているチョッパーはとてもかわいいです。
人から褒められると照れ隠しで口が悪くなりますが、素直すぎる性格から感情や嬉しさを隠すことが出来ずに顔面をデレデレに緩ませてしまいます。その時のチョッパーのセリフ「バ…バカヤロー、そんなのほめられても嬉しくねェよ!!コノヤローが」が可愛すぎます。
初対面の人間相手には警戒心が強く、すぐ物陰に隠れる癖があります。(ただし、隠れる方向が逆)。抱きつきたくなる可愛さです。
チョッパーの中で空前の牛乳ブームを迎えます。牛乳を飲んだ後に「あー、なんてうめぇんだ。しあわせ。やるか、いっぱい」と言います。そのセリフも可愛いですが、もっと可愛いのはチョッパーが口周りに牛乳をつけて嬉しそうな顔をしている所です。牛のコスチュームを着ているので、なおさら可愛いです。
麦わらの一味のメンバーではウソップと仲が良く、よく嘘に騙されたりコンビを組んだりしています。ウォーターセブン編で一時決別した時に、単身でウソップの説得を試みたり、彼が一味に復帰した時は泣いて喜ぶなど、2人の友情は固いです。
新世界編では前よりもノリがよくなり、ブルックのギャグを先読みして彼をへこませたことがあります。チョッパーは麦わらの一味全員と仲がいいですが、ナミの怒る姿は大の苦手です。
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チョッパーは通常の動物系能力者が持つ3つの変身形態に加えて、さらにランブルボールを服用するなどして複数の変身形態を持っています。またランブルボールを服用しなくても元々人型の時の筋力は相当あり、基本は人型で力任せの戦闘を行います。
通常の動物系能力者が持つ能力と同じで、人型・獣型・人獣型の3形態です。
チョッパーが長年の研究で開発した、動物系悪魔の実の変形の波長を狂わせる丸薬「ランブルボール」による変身形態です。服用すると3分間、通常の3形態に加えてさらに4形態、あわせて七段変形を可能にしました。
ランブルボールは言わば「本来不可能な変形を無理矢理可能にする劇薬」です。なので服用すれば通常有り得ない形態への変形を可能としますが、適量を守らないと巨大な怪物に変形し理性も失ってしまいます。この形態になりますと攻撃力が異常なほどあがりますが、命に関わる程体力の消耗が激しくて、変形が解けた後は反動でしばらく動けなくなります。
新世界編では従来の七段変形を強化一新。6つはランブルボールなしで自由に変形可能になり、それぞれの形態も姿や能力が大きく強化されました。「飛力強化」と「腕力強化」は他の変形点に統合されて、さらに意識を保ったままでの怪物形態への変形もランブルボール1つで可能になりました。
「お゛れが゛万能薬゛に゛なる゛んだ!!!何でも治ぜる医者になる゛んだ!!!…だって…!!だっでごの世に゛…治ぜない病気はないんだがら゛!!!」
「おれの名前は『トニートニー・チョッパー』!!!世界で一番偉大な医者がくれた名前だ!!」
「えへへもういいんだおれ!昔人間になりたかったのは…仲間が欲しかったからだ!!」
生年月日:1965年8月18日で、血液型はB型。出身は東京都で、所属はマウスプロモーションです。大谷育江のその特徴的な声は、その可愛さや愛らしさで原作者のキャラクターに対するイメージを変えてしまうことがあります。声質は1つでありながら、高い演技力によって様々な役をこなしています。
元々アニメのピカチュウはニャースと同じく人の言葉を話せる設定でした。しかし大谷さんがオーディションで「ピカ」「チュウ」「チャー」など、人の言葉でなくても感情豊かに表現できたことでその設定を撤回したという逸話があります。
生年月日:1959年3月23日で、血液型はO型です。出身は長野県で、所属は青二プロダクションです。声優業と並行して、数々のバラエティ番組や報道番組でナレーションを務めています。それ以外にも舞台女優としても時折活動しています。
大谷育江は体調不良のため、2006年一月から声優の仕事を休業していました。大谷さんの復帰までは伊倉一恵がチョッパーの声を担当しました。代役期間はアニメ254話~263話までです。『ワンピースザムービーカラクリ城のメカ巨兵』のチョッパーも伊倉さんが担当しました。
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鼻が青かったのでトナカイたちの間で仲間外れにされて、さらに「ヒトヒトの実」を食べて「人間トナカイ」となったことで、完全に仲間から追い出されます。仲間を求めて人里に下りますが、人間からも「化け物」として疎まれて迫害を受け続けました。
人間から雪男と間違えられて攻撃され傷ついていた時、Dr.ヒルルクに助けられます。当初は人間不信に陥っていたことからヒルルクの治療を拒否しようとしましたが、極寒の中で真裸になってまで敵意のないことを示そうとするヒルルクを見て心を開きました。
ヒルルクから「トニートニー・チョッパー」の名を与えられて、後に帽子も貰いました。そして、ヒルルクからドクロが不可能をものともしない「信念の象徴」であることを学びました。
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1年後、怪我が完治してチョッパー自身はヒルルクと共に暮らすことを望みますが、余命僅かであり親しい者を失う悲しみを味わわせたくないと考えたヒルルクから突き放されます。その後、ヒルルクの病を知りドラム島にある万能薬と噂されるアミウダケをボロボロの状態になりながら手に入れてヒルルクに持って行きます。
しかし、アミウダケは口にすればわずか1時間で死に至る猛毒の毒キノコです。「ドクロは信念の象徴」という教えから図鑑に記載されていた毒性を示すドクロマークを万能薬の記と勘違いしました。
ヒルルク自身は気がついていましたが感謝の念を込めてあえて呑み干しました。その後、くれはから真実を知らされてドラム城に向かったヒルルクを追いかけますが、ヒルルクはチョッパーの眼前で自らの命を絶ってしまいます。
「やめており、おまえらにゃあおれは殺せねェよ。人はいつ死ぬと思う…?心臓を銃で撃ち抜かれた時…違う。不治の病に犯された時…違う。猛毒キノコのスープを飲んだ時…違う!!!…人に忘れられた時さ…!!!」
「安心しろよチョッパーおまえのキノコじゃ…おれは死なねェ。まったく!!!いい人生だった!!!」
余命僅かなヒルルクからチョッパーを託されて、ヒルルクの死後チョッパーを弟子に迎え、医者としての技術を叩きこみました。チョッパーがルフィたちと海に出ると宣言した時は猛烈に反対しました。しかしヒルルクが長年研究し完成させていた奇跡の桜の開花を実現させ、満開に咲く雪の花びらと共に息子として育てたチョッパーの船出を見送りました。
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最初はルフィの勧誘を断ります。しかし、共通の敵元ドラム王国国王ワポルを倒して、友情が芽生えます。チョッパーはルフィの強い意志に心を動かされて仲間に加わります。
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原作「ワンピース」のストーリーを映画化した作品です。「ワンピース、ドラム島編」を基に、「ワンピース原作者」尾田栄一郎が企画協力を担当して、新たなオリジナル要素とアレンジを加えて制作しました。
かわった所は、「ワンピース」原作で船に乗っていたビビとカル―は登場しないで、当時は未加入だったロビンや未登場だったフランキーが、麦わらの一味の一員として登場しています。また、麦わらの一味の船はゴーイングメリー号ではなく、新しい船であるサウザンドサニー号になっています。
尾田栄一郎原作による少年漫画作品「ワンピース」の舞台化作品です。演出は4代目市川猿之助です。
舞台の内容は頂上戦争編を主軸としていて、シャボンディ諸島、アマゾン・リリー、インペルダウン、マリンフォードなどの世界が描かれています。
舞台でチョッパーの役をするのは二代目市川右近(本名:武田タケル)です。チョッパー姿のタケルくんの写真を自身のブログで数枚公開しました。これを見た人は「チョッパーたけるくん可愛いです」「タケル君のチョッパー観られるので楽しみ」とチョッパーに扮したタケルくんを絶賛する声が多く聞こえます。実際にタケルくんの演技を見て、歌舞伎に興味を持つ人も出てきました。
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作者尾田栄一郎によれば「客にこび甘ったれた『マスコットキャラ』という奴らが嫌いだった」ため、当初チョッパーの口元を本物のトナカイと同じく隆起させて、チョッパーの可愛さは「健気さ」で表現しようとしてました。しかし、アニメでの小泉昇の描く可愛らしいチョッパーと、声優の大谷育江の「反則もの」の声に感化され「ちゃんとチョッパーには中身がある。顔が可愛くても媚びては見えまい」と考えを変えて、「マスコット・チョッパー」を徹底的に解禁しました。
いかがだったでしょうか?わたあめを食べたり、牛乳を飲むチョッパーはとても可愛いです。でも、それ以上に仲間のために努力して強くなろうとするチョッパーはかっこいい男でした。これからも、チョッパーの活躍とかわいいシーンを楽しみにしてワンピースを見ていきたいですね。