「アップリケ」とはどういう意味?
普段何気なく使っている「アップリケ」と言う言葉。そもそもどういう意味なのでしょう?原語はフランス語で「APPLIQUÉ」と記述されています。Wikipediaでは、「土台となる布の上に、別の布や皮などの小片を縫い留めたり、貼り付ける手芸を指す。」となっています。私たちが持っている認識そのままですね。
ちょっとしたリメイクで、アップリケを作ると可愛いですね。でも、アップリケは作ったけど、縫いつける際にどんな縫い方がいいのか迷ってしまいます。今日は、アップリケを縫い付ける、グッドな縫い方をご案内します。
「アップリケ」とはフランス語で「appliqué」と記述するとの事。そもそもラテン語で、貼る、付ける、との意味の語句に由来するという語句で、フランス語の辞書によると、適応する、当てはめる、などといった意味でも使われるとの事。英語または日本語で調べてみると、台座となる布に、皮や布を貼り付けたり縫い付けたもの。刺繍なども含まれる手芸の一種となるとの事で、アップリケ = ワッペンとなる模様で、ワッペン(Wappen)とはドイツ語になるのだそうです。
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アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方①「手縫い:ワッペンを付ける前の準備」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】ワッペンを付ける位置が決まって、ワッペンの仮止をするのですが、手間をかけずにセロハンテープやガムテープで済ませてしまいましょう。適当に輪っかを作ってワッペンの中心に貼って、布とくっつけてしまいましょう。半分くらい縫ったら剥がしてしまえばOKですね。
◆ワッペンを付ける前の準備 1.ワッペンを布のどの位置につけるかを決めます。 2.位置が決まったら、ワッペンを仮止めします。 アイロンで接着できるタイプなら、先にアイロンでくっつけておきます。 アイロンで付けるタイプではない場合は、まち針では止めにくいので、手芸用ボンドでワッペンの中心部分をくっつけておきます。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方②「手縫い:まつり縫い」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】まつり縫いは、アップリケのふちの部分に、細かい縦の縫い線が入っていくような縫い方です。縫い付ける場所を決めたら、アップリケを置いて待ち針を使って止めます。小さいアップリケを縫い付ける場合、待ち針が邪魔にもなるので、アップリケの真ん中あたりに手芸用ボンドを使う手もあります。
針を刺した部分から、垂直になるように、アップリケの縁のギリギリ外の部分に針を刺します。 次にまた裏側から、隣の縫い目と少し間隔をあけて針を真っ直ぐ挿します。 隣の縫い目との幅は、アップリケの大きさにもよりますし、好みでOKです。 少し細かい方が強度も上がりますし、アップリケの場合は、可愛く見えるかなぁと思います。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方③「手縫い:ぐしぬい」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】昔、家庭科の授業で、表裏を均等に縫う並縫い(なみぬい・波縫いとも)を習ったことがあるのではないでしょうか。並縫いとは、2枚の布の表裏を同じ針目(約3㎜)で真っ直ぐに縫ったものを言います。ご紹介しているぐし縫いについては、並縫いと同様に、細かい針目(約2㎜)で縫ったもののことを言うようですね。
ぐし縫いは、簡単にいうと細かい波縫いのことだと思ってOKです。 大体、2mm程度の間隔でぬっていきます。 シンプルなアップリケの場合は、この縫い方にすると、可愛いと思いますよ^^
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方④「手縫い:バックステッチ」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】縫い目を表に出して、まるでミシンで縫ったようにきれいな縫い目を見せる縫い方です。
どんな形のアップリケでも、キレイな曲線で縫うことができます。
バックステッチは、目の大きさ(長さ)の揃い具合とか、線がなめらかか凸凹しているかなど、ステッチのでき具合が全部見えてしまうステッチです。シンプルなだけに、まったくごまかしがききません。 糸で線をきれいに表現するには、もとの下絵をきれいに描いて、そのとおりに刺すことが大事です。なので、針は必ず線の上に、一針一針、布に対して垂直に刺しましょう。 できあがったときに目の大きさが一定していると綺麗に見えます。目分量で結構ですので、できるだけ同じ長さに揃えるように意識して刺しましょう。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方⑤「手縫い:ブランケットステッチ」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】ブランケットステッチとは、もともとは刺繍での用語です。布の縁をかがる方法で、毛布(ブランケット)の縁取りなどに使われたため、この名前になりました。最近では、縁かがりの際やアップリケの縫い付けの時によく使われています。
フェルト素材などアップリケの縁飾りのステッチで厚手の布やほつれてきやすい布、縫い代が何枚もかさばりロックミシンがかけにくい場合などの縫い代の始末に用いる。 縫い代の裁ち端0.5cmに針を布端に向けて刺し、糸を針先の下にからめ引っ張りすぎないように注意して針をぬき、0.7cm前後の間隔で繰返す。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方⑥「ミシンを使う」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】不器用で手縫いがうまくできない方なら、ミシンを使ってアップリケを縫っていきましょう。早くて楽チンなら、そのほうが良いですものね。
ミシンを使えば、簡単ですし、縫い付けも丈夫です! 布やワッペンの厚みにもよりますが、ミシンの針は太めのものを使うほうがいいです。 細い針だと折れてぴゅーんと飛んで行ってしまう事があります。危険です^^; 家庭用ミシン針の14~16号くらいの厚地用の針がいいと思います。 縫い方は、普通に布を縫い合わせるのと同じです。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方⑦「糸の種類:刺繍糸」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】刺繍糸の強度は、結構弱いです。6本の細い糸を合わせて1本の糸にしています。使用する時は、3本に割いてかた使うと、使いやすいですよ。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方⑧「糸の種類:刺し子糸」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】刺し子糸は、刺繍糸と比べて強度は高いですね。細い糸が4本合わさっている糸なのですが、刺繍糸のように割って使うことはできないです。カラーも太さも色々揃っています。
刺繍糸と刺し子糸は使い方も違います。刺繍糸は6本の糸がまとまって1本になった糸です。その6本の束から必要な本数を抜いて使用するのが一般的な使い方です。 それに対して、刺し子糸は6本または8本程度の糸をまとめてこよりのようにして、しっかりと1本の糸にされているものです。刺し子の糸はバラして使うものではないので、普通の糸のようにそのまま使用します。
アップリケとは?ワッペンとの違いと縫い付け方⑨「糸の種類:ボタン付け糸」
【アップリケの縫い方のコツを掴みましょう。刺繍を使っておしゃれにしても素敵です。】ご紹介している糸の中で、一番強度があるのが、ボタン付け糸です。糸の太さも充分なので、耐久性も問題ありません。色んな用途に使うことができるので、とても重宝できる糸ですね。
太さと強さがあり、耐久性に優れていますので、他の用途にも幅広く使える便利な糸です! カラーも結構あるので、強度を考えるなら、この糸がいいですね^^
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アップリケで飾って、生活にも彩を
今回は、アップリケの話題について、ご紹介を致しました。アップリケはフランス語ワッペンはドイツ語と同じ物だったのですね。おしゃれなアップリケをちょこちょこ手縫いで縫い付けて、楽しくアップリケを楽しみましょう。服に小物のリメイクやインテリアにも使えるので、生活にも彩が出てきますね。