有酸素運動と無酸素運動の違いってなに?
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ひと昔前の皇居周りジョギング、最近のウエイトトレーニングブームなどアスリートだけでなく若者から高齢の方まで非常の幅広い年齢層で「運動」に関心が高まっています。この運動、野球やサッカー、水泳などの競技・球技スポーツのすべては「有酸素運動」と「無酸素運動」の2つから成り立っています。
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ポイントは「有酸素運動」「無酸素運動」の割合です。たとえばサッカーなら「有酸素運動」の割合のほうが多いことはおわかりですよね?ではこの「有酸素運動」と「無酸素運動」の違いは何でしょうか?検索すれば簡単にでてくることですが、もっと簡単にわかりやすく定義付けをしていきたいと思います。
有酸素運動と無酸素運動の違い:有酸素運動のポイント
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有酸素運動とは、どんな運動のことを指すのでしょうか。少し難しい説明を見てみましょう。
有酸素運動(ゆうさんそうんどうAerobic exercise)とは、好気的代謝によってヘモグロビンを得るため長時間継続可能な軽度または中程度の負荷の運動をいう
何のことやら?チンプンカンプンの方も多いのではないでしょうか?ここでポイントなのは「好気的代謝」という言葉です。「好気的代謝」とは、「◯◯××△△です」とまた難しい説明をするのも面倒なので簡単に言うと「好気的代謝=酸素を必要とする代謝」のこと。
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要する運動中に酸素を必要とするということです。有酸素運動といえば長時間行うイメージがあると思いますが、その間ずっと呼吸を止めておくことなんてできませんよね?酸素を使った軽い強度の継続的な運動が「有酸素運動」なのです。身体に負担が少ないので運動不足解消にもおすすめです。
有酸素運動と無酸素運動の違い:無酸素運動のポイント
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続いて、無酸素運動のポイントは?先に有酸素運動のほうを説明したので、なんとなくわかるかと思いますが念のために
無酸素運動とは嫌気的代謝によって酸素の供給が逼迫した状態でも一時的にエネルギーを得る高負荷の運動をいう
「嫌気的代謝」はもうおわかりですよね?そうです「酸素を必要としない代謝」というのがポイント。しかし、ここで注意しておくのは「無酸素運動=呼吸をしない運動」ではないということはです。
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「酸素を必要としない」という説明が誤解を生みそうですが、運動の強度により酸素が使われない結果として酸素を必要としない運動になるのです。「筋トレは嫌いだから呼吸を止めて走ろう」と思っても何の意味もないので、きちんとポイントをおさえておきましょう。無酸素運動は強度が高いので運動好きの方におすすめです。
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有酸素運動と無酸素運動を一緒に行うときの順番:ダイエットのおすすめなのはどっち?
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さて「有酸素運動」と「無酸素運動」のことがわかったうえで、「どちらの運動をさきの行ったほうがいいのか?」という疑問が生まれます。このような疑問を持つ方は運動への意欲度が高くスポーツジムに通っている方も多いと思います。まず、ここでいう有酸素運動はジョギングやランニング、無酸素運動はウエイトトレーニング(筋トレ)とします(ジムでできるのはこの2つでしょう)。
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後述しますが、ダイエットを目的に運動をするときには順番を意識することで脂肪燃焼効果の違いが生まれます。より効率的に脂肪燃焼もしくはカロリーを消費したい方は「有酸素運動→無酸素運動」の順番で行うほうが効果的です。
ウォーミングアップはどっちになる?
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ここで1度立ち止まって考えてみましょう。有酸素運動や無酸素運動のどちらでもいいのですが「その前に行うウォーミングアップはどちらになるのか?」という質問がごくたまにあります。ウォーミングアップはその名のとおり「身体・筋肉を温めること」なので「軽い負荷で継続的に行う運動」にです。よって、分類的には有酸素運動なのですがウォーミングアップまであまり深く考える必要はないです。
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カロリーを大きく消費するほどのウォーミングアップはもはやウォーミングアップではありませんので、メインの運動に集中するためにカロリー消費のことが考えずにきちんと身体を温めておきましょう。
有酸素運動と無酸素運動を一緒に行うときに知っておくべきポイント:ダイエットの効果的なEPOCとは?
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「より効率的なダイエット」を考えたときに知っておくと役に立つことがあります。それがEPOC(エポック)です。EPOCとはExcess Post-exercise Oxygen Consumptionの略称で日本語では「運動後過剰酸素消費量」と訳されます。
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運動後過剰酸素消費量とは運動中に消費していたカロリー消費率が運動後も続くことであり、この効果は運動終了後2時間ほど続きます。。この現象はこれまで激しく活動していた身体を元の状態に戻そうとして酸素が普段よりも多く消費されからだと考えられています。だからといって暴飲暴食をしていいわけではありませんが、運動後であれば大好きなデザートを食べることができ、ストレスなくダイエットが続けられそうです。
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有酸素運動と無酸素運動を一緒に行うときの順番:ダイエットにはEPOCを有効活用するのはおすすめ!
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運動後もカロリー消費が続くEPOC、ダイエットに効果的なのでぜひとも覚えておくことをおすすめします。さて、このEPOCを有効に利用するのは「有酸素運動を先」にやりましょう。ウエイトトレーニングでもEPOCの効果はありますが、強度が高いので運動後はクタクタになってしまいます。
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それに対して軽い強度の有酸素運動なら運動後も余力があるので、引き続きウエイトトレーニングを行うことができます。これはあくまでもダイエットをしたい人向けですが、覚えておけば何かのときに役に立つでしょう。
有酸素運動と無酸素運動を一緒に行うときの順番:無酸素運動を先にやってはいけないのか?
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EPOCを有効活用するためには有酸素運動を先にやったほうがいいということでしたが、無酸素運動を先に行うのはダメなのでしょうか?
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先ほども書いたように無酸素運動を先に行うのも問題はありません。これはあくまでもダイエットにおすすめな話、そして「有酸素運動と無酸素運動」を1度両方行う人に限った話です。必ずしも、有酸素運動をしなければならないということではありませんし、逆もまたしかりです。有酸素運動をやった後、無酸素運動をやる元気がないならば家まで徒歩で帰れば、EPOCを活用できます。「絶対的にこうだ!」という方法など存在しないのです。
目的によって違う!どちらをメインにするのか決めろ!
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ここまで有酸素運動と無酸素運動の違い、さらにそれらを同時に行うときに効果的な順番を説明しました。EPOCなど聞きなれない言葉もでてきたかと思いますが、1番大切なのは「何を目的に運動をするか」ということです。最終目的はダイエットであったとしても、運動をするのが久しぶりな方はまず身体を慣らすことからはじめないといけません。
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また、筋肉を増やしたいのに有酸素運動ばかりやっていてもダメです。おすすめ運動というのはひとりひとり違うも盲目的に効率的なものばかりに手を出していたら、運動なんて長続きしません。もう1度自分の目的を明確にしてどれを行うのがいいのか考える必要があります。
有酸素運動と無酸素運動の違い まとめ!
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有酸素運動・無酸素運動の違い、おすすめな順番、いかがでしょうか?運動というのはやらないならやらなくていいものです。ですが、運動することで得られるメリットはやらなくて得られるメリットよりも大きいのでどんなに軽い運動からでもやってみることをおすすめします。
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今回の内容はあくまでも効率にしぼったやり方です。まず、自分が続けやすいものを見つけることが先。あれもこれもやって結局続かなかったでは本末転倒なので、楽しくできそうなものを探してみてはいかがでしょうか?