上腕三頭筋とは
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上腕三頭筋は、肩の力こぶ(上腕二頭筋)の下側にあたる筋肉で、肩から腕の裏側を覆い、肘まで伸びる筋肉。上腕の中で最も大きい筋肉です。筋トレでは、プッシュアップやベンチプレスで鍛える筋肉です。
上腕三頭筋は長頭、外側頭、内側頭から成る
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上腕三頭筋は長頭、外側頭、内側頭と呼ばれる3つの筋肉で構成されています。長頭は肩甲骨についているため、肘関節を動かすだけではなく、頭の上に上げた腕を横におろす動きや、肩を支点にして腕を後ろへ振る動きを行う筋肉です。外側頭と内側頭は、肘関節を動かすための筋肉です。長頭、外側頭、内側頭の3つの筋肉の働きによって人間の肘と肩のスムーズな動きが実現しています。
上腕三頭筋は押す力
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上腕三頭筋は腕を押す力を創り出す筋肉で、手を床について立ち上がる時や、ドアを押すときに使います。
上腕三頭筋が固くなるとどうなる?
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上腕三頭筋が固くなると、腕全体に違和感のある重い感じが発生します。初期の症状では、肩が上がりにくかったり、肘が伸ばしにくくなったといった感覚ですが、悪化すると、肩こりや首の痛み、帽子をかぶっているような印象の緊張性頭痛、肩が上がらない五十肩など、痛みを伴う症状が出てくる可能性が高まります。
症状と上腕三頭筋が結び付きにくい
肩こりや首の痛み、帽子をかぶっているような印象の緊張性頭痛、肩が上がらない五十肩などの症状が出た場合、痛みが出ている場所と上腕三頭筋がイコールではないので、上腕三頭筋が固くなったことが要因で痛みが出ているとは、なかなか思いつきません。
上腕三頭筋を柔らかくするストレッチの効果は?
上腕三頭筋を柔らかくすることによって、肩関節の可動性が改善されて、腕をあげることが容易になります。そして、肩こりや首の痛み、帽子をかぶっているような印象の緊張性頭痛、肩が上がらない五十肩などの症状が緩解する可能性が高まります。
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上腕三頭筋のストレッチ方法
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上腕三頭筋のストレッチ方法は、学生時代に誰しも経験したであろう、ベーシックな腕のストレッチになります。簡単ですが効果のあるとストレッチですが、正しい姿勢で実施しないと、上腕三頭筋のストレッチ効果は効き目が少なくなります。
1.上腕三頭筋のストレッチの基本姿勢
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まず、身体をまっすぐ正面に向け、肘を伸ばして握手をするように腕を肩の高さまで上げて、そのまま水平にもう一頭の腕が付いている肩の方に水平に動かしていきます。ここでの注意は身体は正面を向いたまま腕だけを動かしていくことです。
2.水平に動かした腕をもう一方の腕で巻きこむストレッチ
水平に動かした腕をもう一方の腕の肘で挟んで手前に引くように巻き込んでいきます。肘で挟んだ時点で、上腕三頭筋に負荷がかかっていない場合は、身体自体をひねってしまっている可能性があるので、身体をまっすぐ正面に向けた姿勢をキープするように修正しましょう。
上腕三頭筋のストレッチのコツ
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肘より上の部分をもう一方の腕で挟むようにすると、上腕三頭筋が伸びる大きさが大きくなるので心掛けましょう。筋肉をのばす、ストレッチの時間が分からない場合は、深呼吸を大きく5回程度してみましょう。そのぐらいの時間で筋肉は十分に伸びているはずです。
まとめ
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上腕三頭筋のストレッチは、学生時代に部活で運動部に入っていた人ならば経験があるはずです。社会人になってスポーツから遠ざかり気味の人は、ストレッチの習慣もないのではないでしょうか。肘が疲れて違和感があったり、肩こりがひどかったりする場合には、ストレッチを試してみてください。約2週間ストレッチを実施すれば改善がみえてくるはずです。改善が見られない場合は、専門の医師等に相談してみるのが良い方法でしょう。