広い世代に利用されるインターネット
独自の通信技術で、コンピュータ同士を接続するインターネット。一個人が情報や画像を発信でき、世界中のさまざまなコンテンツにアクセスも可能なため、現在社会においてはなくてはならない存在です。インターネットの媒体も以前はコンピュータ同士でしかできなかったものが、時代とともに進化しスマホやタブレット、ゲーム機器などでも通信が可能になっています。インターネットはおよそ1990年ごろから世界的に導入が始まり、一般人から企業まで浸透しているため、日々の生活を送るために必須のインフラとしても知られています。
【一人暮らしで知っておくこと】インターネットの用途
インターネットが登場した当初は、互いの情報を交換するなどが主な用途でした。現在はコンテンツも大量に増えているため、知りたい情報を簡単に手に入れれるようになりました。それだけではなく個人がブログや画像、動画などを用いて情報を発信できるようになっており、細かいコンテンツの厳選が自由になっています。
他にも映画などのエンタメが堪能できたり、ショッピングにおいてはありとあらゆるものが世界中で購入できるようになりました。ゲームにおいてはオンラインを用いて、世界中の人と対戦できるシステムができており、従来よりも娯楽性がアップしています。
ネット通信の種類
光回線
現状で最も通信速度の速いインターネットが光回線です。時代とともに情報の通信量が多くなっている分、最も安定した種類といえるでしょう。月に一定の基本料金を支払うことで、通信容量の制限がないのも魅力の一つ。動画や画像など容量の多いコンテンツをよく利用する人や、日常的にオンラインゲームを行う人におすすめです。
しかし、月額の料金が高めに設定されていることや、導入のためには書類やプランなどを決める必要があり、準備に咲いてでも3週間はかかります。さらに引っ越しなどで解約をする際にも工事が必要で、キャリアによっては手数料も発生します。
モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiは小型の通信機器で、持ち運びができるタイプのインターネットです。ワイモバイルとWiMAX、SMカードの3種類が代表的です。
ワイモバイルは使用できるエリアが広く、月額の料金も安いのがポイント。容量の制限が厳しいので、インターネットの使用頻度が低い人向けです。
引用: http://www.ymobile.jp/lineup/603hw/images/g_02.jpg
WiMAXは小型の通信機器の中では容量制限が広く、プランによっては「制限なし」も存在します。ワイモバイルよりは若干割高の料金になりますが、動画などをたくさん利用する人におすすめです。
引用: https://mobile.rakuten.co.jp/img/pc/article/welcome/sim/index/img_chart_01.jpg
SMカードは小指の先ほどの大きさのチップ式通信機器で、スマホやタブレットにセットして使用します。容量が細かく分けられており、それに合わせて料金が発生するのでその人の通信利用度に合わせれるのがポイント。今最も人気の通信方式で、数あるインターネットのなかでおすすめ度が高いです。
ADSL
インターネットが登場した初期のころの回線です。通信速度が光回線やモバイルWi-Fiよりもはるかに遅く、ニーズも引くためソフトバンク以外のキャリアではサービスを終了しています。ADSLは光回線と同様に、導入と撤去の工事が必要で、そのための費用も掛かります。月の基本料金が4,000~5,000円なので通信速度を考慮すると、確実に光回線のほうがお得です。
一人暮らしのインターネットがいらないケース:スマホで事足りている
一人暮らしでインターネットがいらない理由として最も多いのが、スマホで十分と感じているという点です。通信サービスをおこなっている企業やキャリアでは、さまざまなスマホを販売していますが、そのほとんどの機種はパソコンとおほぼ同じ機能がついています。用途もパソコンと何ら変わらないので、こういった面からインターネットの必要性を感じていない人が多いようです。加えてSIMカードとの組み合わせて、月の使用料金を抑えることができるので、場合によってはお得と考える人が多いです。
一人暮らしのインターネットがいらないケース:ネット回線を全く使わない
一人暮らしをしている人のほとんどは、さまざまな場面でインターネットを利用しているはず。しかし中には、全くインターネットを使う場面に直面しないため「いらない」と感じる人もいます。例えば大学や仕事が忙しいあまり、自宅でくつろぐヒマがない人はインターネットを利用することも少ないでしょう。
一人暮らしのインターネットがいらないケース:経済的に契約できない
これは特に収入の少ない大学生に多いケースですが、経済的な理由でインターネットの利用を行わない人もいます。例えば光回線は月々およそ6,000円前後の基本料金が必要になります。さらにスマホを持っていれば使用料金がかさむので、あまりインターネットを利用しないのれば無駄になってしまいます。
しかも光回線は工事費に数万円必要になったり、一度契約すると最低2年間強制的に継続しなければいけないので、一人暮らしをする人にとっては大きな負担になりやすいのです。
一人暮らしでインターネットを賢く使うには:安定を求めるならモバイルWi-Fiがおすすめ
一人暮らしでインターネットをあまり利用しないとはいえ、仕事や勉強で必要になるケースもあるでしょう。そんなときはモバイルWi-Fiを選ぶのがおすすめです。光回線は容量に制限がない分、月の基本料金も高めで自宅でしか使用できないデメリットもあります。
モバイルWi-Fiはキャリアによりますが、月の基本料金が2,500~3,000円程度。SIMカードにおいては、月の料金1,000円を超える安いものもあります。持ち運びもしやすいので、あまりインターネットを使わない人にはおすすめできる種類です。なお、モバイルWi-Fiの種類によって2年間の契約が発生することもあるので注意しましょう。
一人暮らしでインターネットを賢く使うには:スマホと同じキャリアでお得に契約
これは光回線とモバイルWi-Fiどちらでも可能ですが、利用しているスマホのキャリアで扱っているインターネット回線を選ぶとお得に利用できることもあります。ドコモやau、ソフトバンクなど、どのキャリアでも実施しています。
例えばソフトバンクであれば、インターネットとスマホの同時利用にすることで、スマホの基本料金が安くなることもあります。これらはキャンペーンの一環として行っていることもあり、時期などによってその内容は変動します。
一人暮らしでインターネットを賢く使うには:Wi-Fiスポットを活用する
週に数回、月に数回の頻度でインターネットを利用するという人にとっては、回線を自宅に取り入れるための契約が面倒だったり、月の料金もばかにならないと思う人もいるでしょう。そんな場合はWi-Fiスポットを活用するのも一おすすめ。主にカフェやレストランなど、使用できる場所は厳選されてしまいますが、自宅にWi-Fiスポットがあるのであればうまく活用するのがおすすめです。しかし、Wi-Fiスポットの中には、キャリアと契約していることが前提になっているところもあるので注意しましょう。
一人暮らしのインターネットについて。いらない人はこんな人【料金有】のまとめ
実家にいると好きなだけインターネットが使え、不便を感じなかった人も多いでしょう。しかし、ひと暮らしになると生活が大きく一変し、インターネットの利用についての問題にも直面することが出てきます。そこではっきり「いらない」と切り捨ててしまうのもいいですが、さまざまな場面でインターネットの必要性に駆られてしまうのも事実です。生活水準や利用頻度に合わせて回線も選べるようになっているので、じっくり吟味して契約するのも一つです。
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