健康な観葉植物の育て方を知ろう!観葉植物の育て方とは?
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種類の多い観葉植物は、部屋やオフィスに置くなら健康に育てていきたい所。アフリカなどの外国原産の観葉植物は。部屋の外でも成長する観葉植物もあるので、品種と特徴などはしっかり見分けておきたい。インテリアにもなる観葉植物だが、育てるのが比較的簡単な観葉植物から、季節によって対応を変えなければならない観葉植物まで様々存在している。
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部屋のインテリアとしてもキレイに飾ることが出来る、枯らしたくない観葉植物を正しく育てるには、どのような点に注意すればいいのだろうか?また、品種によって季節ごとの対応も変わってくるのだろうか?鉢の選び方や、観葉植物に適した置き場所などを含めて、観葉植物の正しい育て方をご紹介しよう!
どの種類でも重要な育て方!観葉植物を育てるための4大条件とは?
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どっしりと鉢に植えられた観葉植物。できれば健康で長生きしてもらいたいところだ。どの種類の観葉植物を選んだとしても、健康に育てるために大切な4つの条件が存在する。品種によって多少の差はあるものの、観葉植物を育てるために重要な条件をチェックしてみよう。
部屋の内外で育つ観葉植物を健康に生長させる育て方その1:日当たり
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太陽の光は、植物を育てるには重要な要素となる。一口に日光に当てると言っても、観葉植物の種類によっては、強い日光が苦手な品種も含まれている。当てる光の量を調整することが重要だ。また、真夏の直射日光は刺激が強すぎるので、植物へのダメージを考えて避けた方がいいだろう。
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部屋の日当たりをベースに、観葉植物を選んでも良いくらいに日当たりは重要だ。日当たりの種類は、4つに分けることができる。それぞれの日当たりを元に、育てられる品種を考えてみるのも一つの方法だ。
日当たりのいい場所
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日当たりのいい場所は、観葉植物を育てる上では一番条件のいい場所と言えるだろう。夏の直射日光は避けて観葉植物を配置した方がいいものの、部屋の外で育つものや、部屋の中で育つほとんどの観葉植物は、この状況では元気に生長する。
適した観葉植物:ユッカ、フェニックスロベエニー、ボトルツリー、フィスカウンベラータ
日光の入る日陰
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カーテンやレースなどに日光を遮られているような、日光の入る日陰は、明るい日陰と呼ばれており、部屋の外よりも中で成長するような観葉植物は、この場所を好む。
適した観葉植物:オーガスタ、ドラセナコンシンネ、マッサンゲア、ガジュマル、パキラ
直接照明(蛍光灯など)の日陰
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太陽の光が入らず、直接照明である蛍光灯などが設置してある場所は、一般的に日陰と呼ばれている。観葉植物の品種によっては、太陽の光が入らない日陰に強い品種もあり、それらが日陰で生長することができる。
適した観葉植物:オリヅルラン、モンステラ、ドラセナレモンライム、コンパクタ、フィスカプミラ
間接照明(白熱灯など)の暗い日陰
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白熱灯や間接照明の光だけが入る場所を、暗い日陰という。太陽の光も入らず、蛍光灯レベルの光も入らない場所なので、通常の日陰で育つ観葉植物も、暗い日陰では生長が難しい。ここではかなり日陰に強い観葉植物でなければ生長できないだろう。
部屋の内外で育つ観葉植物を健康に生長させる育て方その2:水やり
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観葉植物への水のやり方はいたって簡単だが、ポイントをおさえなければ根腐れを起こす原因にもなりかねない。基本的には、土が乾いたらたっぷり水をあげる事を目安にしたいが、下の受け皿に水が溜まらないようにしたい。水やりにも状況と与える水の量などがあるのでチェックしてみよう。
土が乾いたら水を与える
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観葉植物には、水が必要である。湿気を好む観葉植物は別として、土が乾いた状態も観葉植物には必要。土が乾いた状態を作る事によって、観葉植物の根などがしっかり育ち、強い根っこを維持することが出来る。逆に土が常に濡れている状態であれば、根っこが貧弱に育ってしまい、健康に育てることが出来ない。
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土を触ってみて、鉢の上部の土の表面と中が渇いている状態で水をやるのがベスト。また、湿気を好む観葉植物であれば、表面が乾いたら水をあげるといいだろう。サボテンやアロエはもともと乾燥した地域から来ているので、土が乾いてから数日を空けてから水をやるなどの工夫が必要だ。
たっぷり水を与える
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水は基本的にたっぷりと与える。下の受け皿に水が溜まるほどに水を与えたら、皿に溜まった水を捨てよう。たっぷりと水をやる理由は、観葉植物の根っこに水を浸透させることと、しっかりと空気を入れる事。皿の水を捨てる理由は、空気の循環が上手くいくようにして、根腐れを防止するためだ。
部屋の内外で育つ観葉植物を健康に生長させる育て方その3:温度
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観葉植物を育てる上での温度管理は需要なファクターと言える。なぜなら、観葉植物のほとんどは暖かい地域から持ち込まれたものになるので、日本の寒い冬を越すのが一苦労であるからだ。気温が10度を下回ると、パワーダウンしてしまう観葉植物。越冬させるために必要な工夫は、室内で育て続ける事。または、外に置いてある観葉植物は部屋に入れるなどの工夫が必要だ。
寒い時期は、観葉植物はベランダや窓から離して設置する
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冬場に温度が下がりやすいベランダ周辺や窓のあたりに観葉植物を置くと、温度の低下からダメージを与える可能性が考えられる。もし、室内の観葉植物を温度管理するのであれば、外と直結している窓やベランダからは離して設置するように心がけよう。
寒さに強い観葉植物:オリーブ、ワイヤープランツ、ユッカ
寒さに弱い観葉植物:マッサンゲアナ、スパティフィラム、サンスベリア
部屋の内外で育つ観葉植物を健康に生長させる育て方その4:風通し
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風通しのいい場所で観葉植物を育てる事は、水を与えるのと同じくらい大事な条件と言えるだろう。風通しのいい場所が必要な理由は、観葉植物が乾燥した環境を好むからである。また、風通しを良くすることで、雑菌や虫などの発生を防ぐ効果も期待できる。空気の循環のある場所に観葉植物を配置しよう。
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育て方のひとつ。植え替えにも必要な観葉植物の鉢の選び方とは?
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いろんな個性のある観葉植物。鉢次第でも、インテリアとして大きく印象が変わる。植え替えをする際にでも、どんな鉢を選ぶのがベストなのだろうか?鉢を選定するポイントをチェックしてみよう。
観葉植物の鉢の選び方その1:置き場所とサイズ
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観葉植物の鉢を選ぶにあたり、バランスを気をつけたいのが鉢のサイズと置き場所。小さめの観葉植物に大きな鉢が似合わないように、ぴったりのサイズ感を考えて選びたい所。ちなみに1号3㎝を目安として考えよう。サイズは植物の背の高さで大体の目安があるのでチェックしよう。
植物が150cm-180cmの場合:9-10号
植物が40cm-120cmの場合:6-8号
植物が40㎝以下の場合:1-5号
観葉植物の鉢の選び方その2:鉢の素材
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鉢の素材にはプラスチックのものや陶器、木製のものもあるので、部屋のインテリアに合った鉢を選ぶのがベストだ。家の外に置く場合は、素焼きで重みのある鉢が、観葉植物を風などの厳しい環境から守ってくれる。また、部屋のインテリアを重視するのであれば、室内ではプラスチックやデザインのある鉢が好ましいだろう。
観葉植物の鉢の選び方その3:植木鉢か植木鉢カバー
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植木鉢と植木鉢カバーの2種類から、用途に適した方を選ぼう。植木鉢は底に穴が開いており、あげた水が底に溜まらないことから、主に野外で観葉植物を育てる際に役に立つ。また、植木鉢カバーは、観葉植物の植木鉢ごと入れるカバーであり、底に穴は開いていない。こちらは室内のインテリアとしても使用できるので、室内で観葉植物を育てる際には重宝する。ただし、穴が開いていないので、水による根腐れだけには注意しよう。
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育て方が分かったら、鉢植えを選定して元気な観葉植物を育てよう!
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観葉植物は、基本的な育て方のポイントさえ押さえれば、あとは品種ごとの個性で調整をすれば、健康に育てることが可能だ。健康な観葉植物は、ベランダや室内を綺麗に飾ってくれる。用途に合った植木鉢を選んで、健康で元気な観葉植物をそだてよう!