【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツの維持費は高いの?
ひと昔前までは、ベンツはお金持ちの象徴のような車で、街中で見つけると「ベンツだ!」と注目したものですが、現在では、特に特別ではなく高級車のひとつとして見られるようになっているようです。トヨタレクサスのように世界的に有名な国産の高級車も出てきましたし、外国メーカーの車も、以前に比べるとだいぶ購入しやすくなったためでしょうか。
ベンツは維持費が高いという伝説
ベンツが超高級車だった時代から言われてきたことに「ベンツは維持費が高い」という点がありました。ベンツは維持費が高いのでしょうか?一般的に維持費というと、税金と車検代、燃費、保険を指すと思います。
ベンツ維持費:税金は国産と同じ
まず、税金ですが、車にかかる税金は、自動車税と重量税です。自動車税と重量税に関しては、国産と外車との違いはありません、自動車税の金額は排気量で決まるので国産と外車との違いはありません。重量税の金額は車の重さで決まるのでこれも、国産と外車との違いはありません。税金に関しては、ベンツの維持費が高いということはありません。
ベンツ維持費:車検代は外車は国産より一般的に高い
国産車の利点としてよく言われているのが、定期的な点検を行わなくても、ほとんど故障することなく乗ることができる点です。車検の時も国産車は、比較的安定感のあるそれなりの価格で済むことが多いでしょう。それに対して、あくまで一般論ですが、ベンツは、定期的な点検や、部品の交換を行わないと、車検時に結構な金額を請求される可能性が高いといわれています。
ベンツ維持費:燃費はベンツだから国産よりも悪いということはない
ガソリン代がどのくらいかかるかという燃費の面で考えると、ベンツだから燃費が悪いということはありません。燃費は今や世界中の自動車メーカーが最優先課題で取り組んでいるテーマですので、ベンツも例外ではありません。
ベンツ維持費:保険はベンツだからといって高い事はない
ひとことで車の維持費としての保険といっても、大きく2つに分かれます。ひとつは自賠責保険。自賠責保険は車を所有したら必ず加入しなければならない保険で、ベンツだからといって高くなることはありません。もう一つは任意保険。任意保険は、加入する個人のニーズに合わせて、加入項目が変わります。任意保険で保険料が比較的高いのが、車両にかける車両保険。車両保険は、購入したときの車体価格に応じて金額が変わります。車体価格が高ければ、車両保険の保険料が高くなる仕組みで、ベンツだからといって高くなることはありません。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】修理やメンテナンスなどに気を使えばベンツだからといって維持費が高いわけではない
ベンツの維持費について、税金と車検代、燃費、保険をみてきましたが、修理やメンテナンスなどに気を使えばベンツだからといって維持費が高いわけではないことが分かったと思います。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツにはどんな種類があるの?
ベンツと国産車で、修理やメンテナンスなどに気を使えばベンツだからといって維持費が高いわけではないことが分かったところですが、同じベンツでも維持費には違いがあります。まずは、ベンツにはどんな種類があるのでしょうか。現在日本で販売されているベンツの種類は、大きく分けるとAクラス、Bクラス、Cクラス、Sクラスの4クラスがメインです。Aクラス、Bクラス、Cクラス、Sクラスとはどんな車で、維持費はどのくらいかかるのかみていきましょう。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツAクラスとは?
ベンツAクラスは、高級車で大型セダンの印象をもつメルセデスベンツの印象を覆した、スポーティーなコンパクトタイプ。フロントフェイスはベンツそのままで、後ろのトランクルームを削ったいわゆるハッチバックスタイルの車です。
現在のハッチバックスタイルになったのは平成24年11月からで、それ以前は、車高がやや高い、コンパクトなミニバンといったスタイルでした。
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【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツAクラスの維持費
ベンツAクラスには、「A 180」と「A 250」というバージョンがあります。「A 180」は、総排気量1595ccで、「A 250」は、総排気量1991ccで、いわゆる1600ccクラスと2000ccクラスのバージョンがあるということです。ベンツAクラスの自動車税は排気量1500cc~2000ccのランクで39,500円、重量税が1トン超~1.5トンで、7,500円(エコカー減税対象車とした金額)、自賠責保険が15,520円になります。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツBクラスとは?
ベンツBクラスは、ベンツのシリーズの中で最も生活感のあるコンパクトなシリーズ。ベンツBクラスは、車高が高く、車内空間が広い実用性をもったモデル。後部のラゲッジルームが広く、ワゴン的な印象をもつコンパクトカーです。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツBクラスの維持費
ベンツBクラスの自動車税は排気量1500cc~2000ccのランクで39,500円、重量税が1トン超~1.5トンで、7,500円(エコカー減税対象車とした金額)、自賠責保険が15,520円になります。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツCクラスとは?
引用: https://img1.kakaku.k-img.com/images/productimage/fullscale/K0000675616.jpg
ベンツCクラスは、メルセデスベンツの主要モデルで、最もメジャーなセダンから、人気のステーションワゴン、2ドアスポーツのクーペ、オープンカーのカブリオレなどバリエーション豊かなモデルがたくさん提案されています。モデルのバージョンにより排気量や重量が異なり、維持費も変わってきます。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツCクラスの維持費
引用: https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/c-class/cabriolet/lib/images/top/img_main03.jpg
ベンツCクラスのC180をモデルとすると、自動車税は排気量1500cc~2000ccのランクで39,500円、重量税が1トン超~1.5トンで、7,500円(エコカー減税対象車とした金額)、自賠責保険が15,520円になります。
ベンツCクラスはモデルのバージョンが多く、排気量も重量も同じCクラスでもモデルによって異なってきます。そのため数値が大きくなったモデルの維持費はランクによって高くなります。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツSクラスとは?
メルセデスベンツSクラスは、メルセデスベンツの最上級クラスのモデル。古くは、ベンツといえばSクラスを想像するのが一般的であったほどのベンツを代表するモデル。現在でも、メルセデスベンツSクラスの威厳は健在で、ベンツの中でもSクラスに乗っていると、さすがに相当なセレブ感を発散するモデルです。メルセデスベンツのスクラスは排気量も重量も大きく、維持費はベンツの他のモデルに比べて高くなります。
【ベンツの維持費をクラスごとにご紹介!】ベンツSクラスの維持費
引用: https://picture1.goo-net.com/7000708780/30181225/J/70007087803018122500200.jpg
ベンツS400の自動車税は排気量2500cc~3000ccのランクで51,000円、1.5トン超~2.0トンで、10,000円(エコカー減税対象車とした金額)、自賠責保険が15,520円になります。
S450クラスになると車両重量が2.0トンを超えるモデルが出てきたり、S560やS600クラスになると、排気量が4000cc~6000ccというレベルになり車両重量も大きくなるため維持費はもちろん高くなります。
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ベンツの維持費は高いの?|Aクラス・Bクラス・Cクラス・Sクラスまとめ
今回はメルセデスベンツの維持費についてまとめました。維持費の中でも、税金と保険に関してはベンツだから高いということはありませんでした。メンテナンスや車検については、国産の方が割安という見方が一般的のようです。燃費はベンツも相当いいようです。なお、記載の数値は2018年5月27日現在のもので今後変る可能性はあります。また、車のモデルや年式により数値が変わります。今回記載の数値はあくまで目安ですので、確定した車の正確な数値はディーラーなどの専門家に照会ください。