シビックek9とは
シビックという車をイメージする際に最も多くの人がイメージするデザインが、このek9であるという人が多いほど特徴的なデザインであり、そしてタイプRのシビックとして最も有名なモデルがこのek9です。ホンダのすべてが凝縮されたシビックのek9は、誕生から20年以上たった現在でも、中古車市場を中心に非常に人気のある車のひとつです。人気の理由のひとつとして、これだけ徹底的にスポーツ性能が高められているにもかかわらず価格が比較的安価であるところです。中古車市場でもその流れというのは受け継がれており、低価格で本格的なスポーツカーを手に入れることが可能となっています。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:タイプR
ホンダの本格的なスポーツ仕様にのみつけられるタイプRというグレードは、かなり歴史があります。ホンダの車種で初めてタイプRが設けられた車種は、ホンダが誇るスーパーカーであるNSXです。そしてその後は同じくFFスポーツカーの人気車種であるインテグラに採用され、そしてその後に3番目のタイプRとしてシビックが採用されました。それまではレースベース車両としてのグレードであるSiRがスポーツグレードのモデルでありましたが、タイプRの場合は、市販車の中で唯一、チューニングカー並みのパーツや装備を取り付けた市販車最強のグレードとなっています。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:エンジン
現在の自動車の多くは、生産ラインで作られるような、悪く言ってしまうと安っぽいエンジンが主流となっていますが、タイプRの場合は職人による手作りのエンジンとなっています。現在では日産のGT-Rがこの職人による手作業でくみ上げられたエンジンが有名ですが、ホンダはそれよりも前から職人による手作りのエンジンを作っていました。1.6リッター直列4気筒DOHCVTEC16バルブのB16Bエンジンは、自然吸気エンジンでありながらも185馬力をたたき出し、当時としてはかなり最強のエンジンでした。現行型のシビックタイプRは排気量が2リッターとなり、ターボも追加されましたが、それでも最強であるという雰囲気を醸し出しています。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:足回り
いくらエンジンを強化したとしても、そのパワーをしっかり路面に伝えられなければ意味がありません。そのため足回りもかなり強化されました。とはいえ、一般的なスポーツ仕様といっても、あくまで走りの性能を上げるだけで普段使いのことも考えられているため、程ほどに抑えられていますが、ek9の場合は徹底的にこだわり、純粋なモータースポーツ仕様に仕上げられました。そのため、ノーマルの状態でもそのままレースに出てもまったく問題が無いほど性能が良いものとなっていました。しかしこの徹底的なスポーツしようがあだとなり、発売当初はあまり売れなかったのです。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:内装
現在では最上級グレードやスポーツ仕様の場合は積極的に専用装備を装備させることが一般的となりましたが、当時はそのようなことをするメーカーというのは非常に少なかったです。そのような風潮において積極的に専用装備を装備させたのが、このek9です。当時のSiRでさえ、装備については他の下位グレードと同じような装備と一緒だったのに対し、タイプRの場合はエアロパーツやエンブレムの位置を始め、シートにはれカロシートが使用されたり、シフトの部はチタン製のものを採用したりと、内装のデザインや質感から、このグレードがどれだけ別次元のものであるかということが良くわかリます。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:ek4
シビックek9と同じ頃に出ており、当時のスポーツグレードの最上級グレードだったものが、このSiRです。タイプRが出てきたことをきっかけにこのSiRというのは消えてしまいましたが、当時はこちらもかなり人気がありました。というのも、タイプRというのはエンジンの特性が非常に高回転型であったのに対し、ek4の場合は低回転での粘りもあり、快適装備も充実していたため、こちらを選ぶという人もそれなりに多くいました。また、アフターパーツの充実具合もこちらが充実していたため、自分好みに仕上げたいという走り屋のなかにもあえてこちらを選ぶという人が当時は多くいました。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:テンロク最速
1.6リッターのスポーツカーのことをテンロクと呼びますが、このek9が登場したことをきっかけに、一気に最強の名を手に入れました。それよりも前の時代に最強と呼ばれているモデルが、あの頭文字DでおなじみのAE86でした。そしてその後はAE111のトレノやレビンが登場したものの、車重が重くなってしまい、ライトウェイトスポーツカーという面影が無くなったということもあり、シビックの優位性はかなり上がりました。現在は日本のメーカーでは1.6リッタークラスのスポーツカーは作られていないものの、それでもなおek9はテンロク最速の車として君臨しているのです。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:セキュリティ
スポーツカーならではの悩みというのは、燃費や維持費だけではありません。世の中にはそのような車を盗んで海外に売るということをする人がいます。最近の転売ヤーと呼ばれる転売屋よりも非常にたちが悪いです。最近の自動車は標準装備としてセキュリティ装備が取り付いていたりと、かなり進歩していますが、ek9がデビューした当時はセキュリティに関する装備はあまり充実していませんでした。そのため、もし購入を検討しているということであれば、どうしてもカスタムやドレスアップをしたい当気持ちはありますが、まずはセキュリティに関する対策をしっかりとすることをおすすめします。
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中古でも人気!カスタムとしても楽しめるシビックek9のエンジン馬力と燃費:VTEC
そもそもVTECって何かまったくわからないという人も多いはずです。VTECというのは、エンジンを制御するパーツのひとつにバルブというものがあります。そのバルブの開閉タイミングをエンジンの回転数を元に変えるシステムのひとつが、このVTECです。ホンダのスポーツカーの多くに採用されており、回転数に応じて低回転用のカムと高回転用のカムを切り替えています。そのため、燃費の工場とともに、高回転化にも貢献しています。また、VTEC特有のエンジン音も特徴のため、現時点で所有しているオーナーの多くは、この独特のエンジン音を聞きたいために購入したという人も多いです。
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シビックek9の燃費や馬力は?カスタム方法や中古購入の際の注意点!まとめ
いかがでしたか。シビックek9はカスタムに非常に最適であるということがわかったと思います。これだけ完成されているような状態であるため、発売当時はアフターパーツは非常に少なかったのですが、最近では少しずつではありますがパーツも充実してきています。しかしカスタムにおいて注意するべきところは、ノーマルの時点ですでに完成されているため、下手にいじるとバランスが崩れてしまうということがあります。皆さんも、もしシビックek9を持っている場合は、まずはセキュリティ対策をしましょう。
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