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ハイエース維持費比較!ナンバー&グレード/ディーゼル車で安いのは?

2024.02.22

ハイエースはサイズやグレードでナンバー体系に違いがあります。ディーゼル車などの違いは維持費にもかかわるため購入時はできればその高い・低いを比較しておきたいもの。そこでハイエース各車種の年間維持費を比較し、高いのはどのグレードか・どの車種が安いのかを徹底解説!

  1. ハイエースってどんなクルマ?
  2. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ① 各グレードの区分は
  3. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ② 自動車取得税は
  4. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ③ 自動車税は
  5. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ④ 自動車重量税は
  6. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ⑤ ガソリン代は
  7. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ⑥ 軽油代は
  8. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ⑦ バンの年間維持費は
  9. ハイエース維持費比較!どれが高い?安い? ⑧ ワゴンの年間維持費は
  10. ハイエースの維持費、わかりましたか
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/top/carlineup_hiacevan_top_3_26_lb.png
ハイエースは、トヨタ自動車が1967年から販売している乗用車・商用車です。車種展開が幅広く、用途によって大きく3つに分類できます。
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/top/carlineup_hiacevan_top_3_24_pc.png
その3つとは、主に貨物用の「ハイエースバン」、乗用目的の「ハイエースワゴン」、そして多人数乗用向けの「ハイエースコミューター」。同じ「ハイエース」でも、目的やグレードによって、維持費が大きく変わるので、車種検討の際は気を付けたいところです。

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引用: https://naokeith.com/sotoasobi47/wp-content/uploads/2017/11/maxresdefault.jpg
ハイエースバンは、車体サイズによって「標準ボディ」と「ワイドボディ」に分けることができます。標準ボディのバンは「小型貨物車」いわゆる4ナンバーとなり、ワイドボディのバンは「普通貨物車」つまり1ナンバーの区分になります。
引用: http://carsensor.ne.jp/CSphoto/bn/691/071/U00019691071/U00019691071_001L.JPG
ボディサイズは、グレードとは異なるため、注意が必要です。例えばスーパーGLグレードでは、標準ボディとワイドボディの車種があり、それぞれで区分が変わります。また、DXグレードはほとんどが標準ボディですが、“スーパーロングバン”タイプはワイドボディ車種になります。このようにハイエースバンの場合、グレードだけでは車種区分が決まらないので、購入時はよく確認しましょう。
引用: http://new-hiace.click/wp-content/uploads/2016/04/WS000001-830x460.jpg
一方のハイエースワゴンは、3つあるグレードのすべてが「普通乗用車」となり、3ナンバー車に区分されます。さきほどのバンに比べれば、わかりやすいですよね。それでは、各車種・区分別に、維持費の違いを見ていきましょう。
※なお、普通免許では乗れないハイエースコミューター(2ナンバーの「乗合自動車」)は、本記事では割愛します。
引用: http://www.sbisonpo.co.jp/car/column/images/img_carColumn07--01.gif
購入時に納付が必要なものが、自動車取得税です。消費税率が8パーセントに上がった際に税率引き下げが行われ、2019年の消費税率10パーセント引上げ時には、廃止されることになっています。ただ、それまでは納付が必要な税金なので、気を付けましょう。
引用: http://wakaru-k.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/10/63.jpg
ハイエースワゴンの場合、一番リーズナブルなDXグレードの2WDモデルで約6万7,600円、もっとも高額なグランドキャビングレードの4WDモデルで約9万5,600円となります。
引用: http://kcar-style.com/wp-content/uploads/2016/02/415d0f36ce8d67048d7d7a10d8524f11.jpg
一方、エコカー減税対象となるハイエースバンの場合、スーパーGLグレードの標準ボディでは、50パーセント減税となるガソリン車モデルでは約3万5,700円に、25パーセント減税となるディーゼル車モデルでも約6万3,400円となります。
引用: https://igx.4sqi.net/img/general/600x600/15128123_F-Pr4243H-YuHp2c8ebbaglv6UA_Ks8cEy20a7tGriQ.jpg
所有していることで毎年納付する必要があるのが、自動車税です。貨物車区分のハイエースバンの場合、4ナンバー(小型)も1ナンバー(普通)も同じ1万6,000円(最大積載量1,000キロ以下)です。ただし、「3人乗り」モデル(“DX3人乗り”と“DX3人乗り(ルートバン)”)は、1万1,500円になります。
引用: http://www.kigyoujitsumu.jp/wp-content/uploads/2015/07/zeimushinkoku.jpg
一方、乗用車区分のハイエースワゴンは、ガソリン車(排気量2.7リッター)もディーゼル車(排気量3.0リッター)も5万1,000円となります。
引用: http://biz-journal.jp/images/post_20252_1.jpg
車検の際に納付が必要になるのが、自動車重量税です。貨物車区分のハイエースバンは、4ナンバー(小型)・1ナンバー(普通)とも、毎年車検を受ける必要があり、納付も毎年必要です。
引用: https://www.do-blog.jp/travois/photo/20100821-03.JPG
エコカー減税が適用されるため、スーパーGLグレードの標準ボディでは、50パーセント減税となるガソリン車モデルでは7,500円に、25パーセント減税となるディーゼル車モデルで約1万5,000円となります。
引用: https://sogyotecho.jp/wp-content/uploads/2014/07/laborinsurance-topfig.jpg
一方、乗用車区分のハイエースワゴンは、車検が2年に1回のため、納付も2年ごとになります。エコカー減税が適用されないため、一番リーズナブルなDXグレードの2WDモデルでも約4万9,200円、もっとも高額なグランドキャビングレードの4WDモデルでは約6万1,500円となります。
引用: http://www.toyo-rubber.co.jp/ontheroad/content/uploads/2016/05/gas-station.jpg
維持費を考えるときに、気になるのは燃費、そしてガソリン代ですよね。ハイエースバンの場合、スーパーGLグレードで10.2km/L(ミドルルーフで9.7km/L、4WDで9.1km/L)、DXグレードの「3/6/9人乗り」で11.0km/L(ロングボディで10.4km/L)、「3/6人乗り」で10.4km/L、「スーパーロング」で9.9km/Lなどとなっています。仮にひと月100km乗る場合、1年間にかかるガソリン代は、スーパーGLグレードで1万7,650円、DXグレードの「3/6/9人乗り」で1万6,370円などとなります。
引用: https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/23/22/b0343422_00255834.jpg
一方、ハイエースワゴンの燃費は、グランドキャビンで9.5km/L(4WDは8.9km/L)、GLとDXは9.7km/L(4WDは9.1km/L)となっています。ひと月に100km乗るとして、年間のガソリン代はグランドキャビンで1万8,950円(4WDなら2万0,230円)、GLとDXは1万8,560円(4WDなら1万9,780円)となります。
※ガソリン代は、レギュラーガソリン150円/Lと仮定して算出
引用: https://dinero.no/wp-content/uploads/2015/09/shutterstock_200884493.jpg
ディーゼル車の魅力は、なんといっても燃料代が安いことです。ハイエースバンはディーゼル車仕様のモデルも多く、車体価格が高くても、こちらを選ぶ方も多いのではないでしょうか。
引用: https://i.ytimg.com/vi/n4e4jqJvnwo/maxresdefault.jpg
スーパーGLグレードで12.4km/L(ミドルルーフで12.2km/L、4WDで12.0km/L)、DXグレードの「3/6/9人乗り」で13.0km/L(ロングボディで12.2km/L)、「3/6人乗り」で12.4km/Lなどとなっています。年間の燃料代は、スーパーGLグレードで1万2,580円、DXグレードの「3/6/9人乗り」で1万2,000円などとなります。
※軽油代は、130円/Lと仮定して算出
引用: http://drivers.kurumaerabi.com/wp-content/uploads/2016/07/tyuko-motone.jpg
ハイエースバンの年間での維持費を考えると、エコカー減税の効果もあり、ガソリン車・ディーゼル車とも、かなり低く抑えることができそうです。ただ、減税の比率が小さいディーゼル車の場合、ここのところの軽油の値上がりもあり、ガソリン車よりも恩恵を受けにくいのも事実のよう。
毎年発生する自動車税と重量税で考えると、装備も良く車両価格も高めなスーパーGLグレードでも意外と安く、3万円以内で乗りこなすことができそうです。
引用: http://wakaru-k.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/10/81.jpg
一方のハイエースワゴンは、エコカー減税の対象からが外れているので、用途が異なるとはいえ、前述のハイエースバンに比べると、年間の維持費はかかる傾向にあります。グランドキャビンのように車体重量が重いクルマは、維持費も高く、比較的軽いDXグレードは、税金が安くなる傾向はみられます。

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引用: https://gqjapan.jp/uploads/media/2017/12/22/toyota-hiace-01.jpg
今回の維持費算出は、おもに自動車税を中心に考えてみました。しかし、他にも保険や車検費用など、様々な費用が掛かりますし、内装やオプションによって年間で支払う税金に差が付くことも。そして、新車の場合と中古車の場合でも、自動車税に違いが出ることがあります。
引用: https://gazoo.com/pages/contents/ilovecars/vehiclenavi/180227/01.jpg
また、維持費が安いからといって、用途に合わないクルマをチョイスしても、その後の乗り心地や使い勝手にストレスが出てしまいます。購入時は、販売店のスタッフにしつこく聞くぐらいの気持ちで質問して、納得して購入しましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.flexnet.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/11/hiace200.jpg