ダンボール燻製器!作り方やチップ等必要具と温度おすすめ食材ご紹介!
引用: https://www.instagram.com/p/BpOnLteBtBF/
ベーコンや様々な食材を燻製したものは、お酒や杯のおつまみに最適として人気を集めています。ただ、卵やベーコンなど、市販の燻製済の食材は美味しくても高いため、金銭的にたくさん食べるのは躊躇するという方も多いはずです。
そこでおすすめしたいのがベーコンといった食材を自作ダンボールで燻製すること。燻製を自分の家で作ることで食材費を抑えられ、燻製器そのものの高額な費用ですら必要としません。この方法なら市販で購入するよりもたくさん食べられて、作る手間まで満足感の一部になりえるでしょう。
ダンボール燻製器の魅力は安く済むだけではありません。素材がダンボールのため、お出かけ先や自宅で超簡単に組み立て、帰りはそのまま燃やしてしまう、という使い方まで出来ます。ということで今回は、ダンボール燻製器の簡単な作り方や動画をご紹介。また、ベーコンを含むおすすめ食材なども見ていきます。
ダンボール燻製器作りに必要な物
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必要な材料を紹介します。
チップ・ウッド
スモークチップやウッドは、ベーコンなど食材を燻製する際に使います。電気コンロなどは持ち運びが大変ですが、チップやウッドなら手軽に使えて、数時間の燃焼が可能なので燻製作りが捗ります。ウッドとチップのどちらがいいかを人によるものの、チップやウッドを用意してみるといいでしょう。なお、チップやウッドに着火するときは端っこからするか、チップやウッドを新聞紙などを燃やしつつやるのがおすすめ。チップやウッドが安定して燃焼するには数分必要ですが、頑張りましょう。
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価格
¥ 998
ダンボール
ダンボール燻製器ですから、ダンボールは必須です。ダンボールは配送に使われる市販のものを購入できるほか、自宅で余っていればそれでも問題ありません。また、ダンボールは家になくてもスーパーや店舗で無料で手に入ることもあるので、費用を0円に抑えるのも簡単です。
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金網
食材を乗せ、燻製する際に使用するアイテムです。金網は自宅にあればいいですが、なければホームセンターなどで購入してください。一番安く済むのは恐らく100均。ダイソーなどで販売されている金網でコストを抑えるのもいいでしょう。
ダンボール燻製器の作り方➀基本編
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まずは、基本的な作り方を紹介します。
ダンボールの上下を開放
ダンボールの上蓋と底蓋を開放します。
ダンボールに切れ込みを入れる
ダンボールの程よい位置に切れ込みを入れます。切れ込みは左右または上下どちらに開ければOK。高さは水平になるよう同じにしてください。
金網を差し込む
切れ込み部分に金網を差し込みます。ダンボールと金網の大きさが合わない場合、どちらかを加工する必要があります。
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空気穴
基本はこれで完成ですが、底の方に空気穴を空けてみるのもおすすめです。ただ、今回の作り方は底面を開いているので、空気穴がなくとも空気は入ります。空気穴自体は作り方に合わせてつければいいでしょう。底の部分を閉めておく場合、空気穴は必要です。また、空気穴は上部につけると煙が逃げてしまうので、下部にしてください。
ダンボール燻製器の作り方➁簡易編
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基本を踏まえた上で、他の作り方も紹介します。
割り箸や棒を差し込む
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ダンボールに割り箸や棒が刺さるような穴を開けます。穴は左右または上下にそれぞれ2箇所ずつ。割り箸や棒が2本突き刺されば問題ありません。
割り箸や棒の上に金網・籠・ざるを乗せる
あとは、金網や籠・ざるを割り箸や棒の上に乗せるだけです。金網に似た穴が空いていて下から煙が当たるようなものなら何でもOK、これで完成です。
このやり方は楽でいいですが、金網・籠等は固定しないので安定感は少なめです。あくまで更に簡単にしたやり方なので、食材が落ちる不安があれば固定してもいいでしょう。
ダンボール燻製器の作り方③簡易編2
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もう一つご紹介。
ダンボールの4面に穴を開ける
ダンボールの4面に金網を乗せるための穴を開けます。穴は割り箸や使用する棒が通過する程度の大きさなら問題ありません。左右と上下で同じ位置に穴を開けて、割り箸を通していきます。
金網を乗せる
割り箸を通したら、あとは金網を乗せるだけで完成です。四方に支えがあるので、➁の作り方よりも安定感はあります。
割り箸にガムテープ等で返しを作る
これだけでも完成していますが、割り箸の欠落防止のためにガムテープを使って固定するのもおすすめです。単純に割り箸用の穴を通れないようにガムテープを割り箸の端っこにつけておくだけ。釣り針でいう返しにあたります。
ダンボール燻製器の作り方④動画で見よう
ダンボール燻製器の作り方のイメージがいまいちつかないという場合、動画サイトに上がっているものを確認して補完してみてください。基本的に難しい構造ではないですし、やり方は人それぞれなので自分にあった作り方を実践するのもおすすめです。
ダンボール燻製におすすめの食材!
ダンボール燻製におすすめ・定番の食材を簡単に紹介しておきます。
引用: https://www.instagram.com/p/BoIX9mdgotN/
ベーコン・ハム
ベーコンやハムは、自作燻製の定番食材です。特に厚く切り出した豚肉などを塩漬けして水抜きしたものを準備して燻製するのがおすすめ。普段は食べられない肉厚なベーコンをお酒と一緒に堪能できます。
ウインナー系
ウインナーやソーセージの燻製はとても簡単にできるのでおすすめです。市販のシャウエッセンといったウインナーやソーセージを準備して、スパイスを練り込んだらあとは燻製するだけ。これだけで激ウマの燻製になります。更にこだわりたい方は、ミンチを用意して腸詰め作業から行ってみても!
引用: https://www.instagram.com/p/BonIJPNA7eX/
チーズ系
チーズの燻製も定番。溶けてしまうのでは?と思われますが、様子を確認しながら行ったりアルミを敷けば問題ありません。市販のチーズを色々と試してみるもよし、特に定番なのは雪印のファミリアチーズや6Pチーズでしょう。チーズの燻製は温度や時間によって茶色っぽい色がついてくるのが見ていて楽しく、試行錯誤できるのが魅力。そのまま食べてもおいしいですが、少し冷蔵庫で寝かせてみるのも引き締まっていいです。
練りもの系
ちくわやはんぺん、かまぼこなどの練り物も安くてお手軽なのでおすすめ。一口サイズなら口に放り込みやすく、一個一個が軽いので食が進みます。
引用: https://www.instagram.com/p/Bo4QQOWh6cM/
卵
市販でもよく見られる卵の燻製。購入すると高いですが、自作なら〇個数十円の卵で限りなく費用を抑えられます。
ホタテ
ホタテもおいしくいただけます。
市販のダンボール燻製器紹介
引用: https://www.instagram.com/p/BmK-sEMnTLG/
ダンボール燻製器は自作もできますが、市販品も販売されています。ただ、市販品は自作よりもお金がかかる上、大きさも大したことありません。とりあえず燻製を試したいという方は購入してみては。
ソト(SOTO) おつまみ香房 ST-115
価格
¥ 864
ダンボール燻製で気を付けたいコト
引用: https://www.instagram.com/p/Bo6LRbxgVHJ/
ダンボール燻製器は自作もできますが、市販品も販売されています。ただ、市販品は自作よりもお金がかかる上、大きさも大したことありません。とりあえず燻製を試したいという方は購入してみては。
火事には注意
高温度と火を扱う以上、燻製は火事に気を付ける必要があります。河川敷や広い空間で楽しむ場合は風で由来でダンボールに高温度の火がつくこともあり危険。また、自宅で行う場合も高温度の火でダンボールに火がついて、そのまま家が燃える可能性もあるので注意しましょう。燻製は数時間かかることもあるため目を離してしまうというのも結構あるので、気を付けて。
引用: https://www.instagram.com/p/BmK-0_6H6VV/
臭いは周囲に配慮
燻製は自分ではおいしい臭いがしていいかもしれませんが、周囲の人は結構臭いが気になります。団地や賃貸などのベランダで行うと苦情が来る可能性があるほか、周囲には気を付けてください。
温度
燻製は温度によって出来上がりが変わります。同じ食材でも温度を変えれば見違えることもあるので、色んな温度で試してみてください。
ダンボール燻製を楽しもう!
引用: https://www.instagram.com/p/Bmcy_q2FcRJ/
ダンボール燻製器の作り方を紹介すると共に、おすすめの食材も見ていきました。自宅で簡単に作れるダンボール燻製器は使い勝手もよくお金がかからない魅力のアイテム。片付けも楽なので、空気穴を開けつつ機会があればお試しください。