クズの本懐って？
クズの本懐は、一度見たらやめられない！続きが気になるストーリー
クズの本懐（クズのほんかい）は、横槍メンゴさんによる漫画作品です。一度見てしまったら先が気になって仕方がない！あなたもクズの本懐を少しでも見ると彼女たちの恋模様を最後まで見届けたくなってしまいますよ。綺麗な絵と魅力的で「クズ」な登場人物たち。果たしてどんな恋模様を繰り広げるのか…必見です。
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クズの本懐の見どころは「叶わない恋、報われない恋」
クズの本懐は、「普通の楽しい恋愛アニメ」というよりもどちらかといえばドロドロとしたリアルな印象。登場人物のゾクッとする表情、そして声優さんの素晴らしい演技にも大注目のアニメです。
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そしてクズの本懐最大のテーマ報われない恋。「好きになってはいけない人を好きになってしまった。」「振り向いてもらえない人を好きになってしまった。」それぞれ色んな苦しみを抱える登場人物たちが抑えきれない“寂しさ”や“虚しさ”からどんどん「クズ」になっていく。クズの本懐は目が離せないシーンが満載のアニメなんです。
金髪イケメン！クズの本懐の主人公「粟屋麦」とは？
クズの本懐／粟屋麦
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粟屋麦（あわやむぎ）は、クズの本懐の主人公の一人です。高校2年生。色白な肌と金髪でサラサラな髪の毛が印象的な粟屋麦は、友人たちからも「粟屋麦はモテる」と噂されているほど容姿端麗。ですがいつもどこか切ない瞳をしています。
粟屋麦の交際相手は安良岡花火
クズの本懐／安良岡花火
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粟屋麦と同じくクズの本懐の主人公の一人。麦と同じ高校2年生。とても美少女で作中でも他の男子生徒から告白をされるシーンが数回あったりと、かなりモテるようです。それに加えて家庭的で、前向きな性格。通っている高校では成績優秀で特進クラスに通っていてとても優等生ですが、彼氏である粟屋麦と二人きりの時には気を許して、本音で振る舞う姿が見られます。
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安良岡花火と粟屋麦の関係は「偽り」
粟屋麦と安良岡花火の本当の関係
こんな理想的な二人が付き合うとは、なんて理想的な…！誰もがそう思いますが、実はこの二人はある「契約」を結んで付き合っているのです。それは、偽りの関係でした。
粟屋麦の彼女を「演じている」安良岡花火。本心では幼いころから「お兄ちゃん」と呼び、一緒にいた鐘井鳴海に片思いをしています。
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安良岡花火の彼氏を「演じている」粟屋麦。本心では以前家庭教師をしてもらっていた皆川茜に片思いをしています。
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理想の高校生カップル安楽岡花火と粟屋麦。なんとお互いに好きな人がいることを知りながら一緒にいるのです。粟屋麦と安良岡花火の偽り関係の始まりは、二人の本当の好きな人である「鐘井鳴海」と「皆川茜」が高校の新任教師になった事がきっかけ。そして二人の気持ちも知らずに「鐘井鳴海」と「皆川茜」はどんどん距離を縮めていくのです。
それを見守る事しか出来ない安良岡花火と粟屋麦はお互いが似た思いを抱えてるのを感じて、叶わない恋の寂しさを埋めるために契約を結ぶのです。「お互いを好きにならないこと」「どちらかの恋が実ったら別れること」「お互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れること」を条件に…。
本性を知っても好き、粟屋麦の本当の好きな相手とは？
クズの本懐／皆川茜
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粟屋麦の本当の好きな人である皆川茜（みながわあかね）は、清楚なのに華やかで女性らしい振る舞いで、生徒からの人気がとても高い先生です。粟屋麦の中学時代の家庭教師でしたが、現在は粟屋麦の高校の音楽教師です。
…でもそれは皆川茜の表の顔でした。皆川茜は昔から、自分自身ではなく他人が好きだと思っている男性にしか魅力を感じないという、とても曲がった冷たい性格だったのです。麦からの好意にはもちろん気付いているけど、面白がって麦に対してドキッとさせる仕草をしながらも気付かない振りをしている「悪い女」なのです。
残酷な現実ですが、皆川茜にとって粟屋麦は、自分の承認欲求を満たすための道具のひとつに過ぎない。
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「粟屋麦はそれを知らずに見た目だけに騙されて好きになってるのか～」と思うのですがそれは間違いです。
粟屋麦は皆川茜の「悪い部分」を知っているのに、好きな気持ちが止まらないのです。
違う相手を好きな相手に重ね、寂しさを埋める日々
皆川茜になかなか告白が出来ないまま、時は過ぎ、安良岡花火との偽りの関係で埋め合わせをする粟屋麦。
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だったのですが、「このままではダメだ、思いだけでも伝えてみよう」とついに、安良岡花火と共にお互いの好きな人へ告白する事を決心するのです。
勇気を出して気持ちを伝える粟屋麦ですが…
そして告白したはいいものの、予想通り皆川茜は面白がって粟屋麦で遊んでしまうという最悪な展開に…。
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男からの好意が快感、さらには他人の男を奪うのに興奮を覚える皆川茜にとって粟屋麦は「自分の事が大好きな都合のいい男」でしかありませんでした。
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更には、粟屋麦と同じく皆川茜の事が好きな男性がいたのです。その男性とはなんと、花火が恋心を抱く鐘井鳴海だったのです。
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逆に遊ばれてしまい、苦しむ粟屋麦
粟屋麦は「ダメだ」とわかっていながらも「自分なら茜を変えられるんじゃないか」と思ってしまいます。ですが、そんな麦の願いは叶うはずありません。なぜなら今の麦の状況は、「皆川茜の手のひらに転がされている」だけなのですから…。
男からの好意が快感、さらには他人の男を奪うのに興奮を覚える皆川茜が、そう簡単に変わるわけありませんよね。
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粟屋麦は、自分自身が皆川茜に弄ばれているだけと気づいているのに、皆川茜に虜になってハマって抜け出せなくなってしまいます。
気になる恋の結末…粟屋麦の恋の終わりはとてもかっこいい！
先ほど「粟屋麦と同じく皆川茜の事が好きな男性がいました」とご紹介した鐘井鳴海。
鐘井鳴海も皆川茜にとっては“自分を好いてくれる男の中の1人”だったのですが、どんな茜を知っても縛らず、辞めさせようとせず、「好きな人（茜）が生きていてくれるだけでいい」と大きな心で愛してくれる鐘井鳴海の熱い告白に皆川茜の心が初めて動き、最終的に皆川茜は鐘井鳴海と結婚することになるのです！
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粟屋麦は皆川茜から「鐘井先生と結婚するの。」と聞かされます。ここで粟屋麦の恋は叶わぬまま、しかも好きな相手が自分ではない別の男に心動かされ、結婚してしまうという辛く苦しい結末を迎えます。
皆川茜から結婚の報告を聞いた粟屋麦は言いました。
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粟屋麦「俺はずっと貴方を変えたいと思ってた。でもそんなの間違いだったんだ。変わってしまう前の貴方が、俺は好きだったから…」
粟屋麦の思いが詰まった言葉に対し、皆川茜は、今までの「悪い女」の顔はどこに行ったのかと思うほどに綺麗で迷いのない表情で答えます。
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茜「…ありがとう」
通常なら「最低女！」と皆川茜を責めたくなるところですが粟屋麦は最後まで皆川茜を責めることはせず、ただ涙だけを流して好きだった人にサヨナラを告げます。かっこいいですね。
粟屋麦の恋の結末について まとめ
リアルな恋模様を描く、クズの本懐
登場人物それぞれに色んなストーリーがあるクズの本懐ですが、今回は主人公の一人である「粟屋麦」にスポットを当て、彼の恋の結末について解説してみました。粟屋麦の切なく苦しい恋模様、いかがでしたでしょうか。
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結局、麦と花火は二人とも恋が実らなかった事から、きちんとお付き合いをするのかと思いきや、お互いに「本物」を探すために別々の道を歩き始めるというとても綺麗な結末でした。
共感する部分も多くハマる人が続出しているクズの本懐。ぜひ一度ご覧ください！
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