【悪魔のリドル】東兎角は一流の暗殺者
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『悪魔のリドル』の主人公「東兎角」は、「東のアズマ」と呼ばれる暗殺集団の一族で、古来より政治の裏で暗躍してきた一流の暗殺者集団の末裔です。兎角は生まれた時から期待されていて、幼少期から本格的に戦闘訓練を積んでいきました。
その運動能力・戦闘力は高く、暗殺者養成組織「私立17学園」においては、訓練生として唯一の合格者となり、ミョウジョウ学園の「10年黒組」に参加することになりました。「10年黒組」とは、兎角と同じように暗殺者を集めたクラスで、たった一人のターゲットを巡って、誰が一番早くターゲットの暗殺を成功させられるかを競うクラスです。
ちなみに、名前の兎角は「ありえないもの」という意味で、名門である東の中でも、圧倒的に強い暗殺者になるよう込められた名前です。
【悪魔のリドル】東兎角と悪魔のリドル
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暗殺者養成組織「私立17学園」で兎角の教師であった「カイバ」は、兎角のことを非常に気に入っており、「10年黒組」に兎角が参加することになっても、頻繁に電話やメールをしていました。カイバからのメールは意味のわからない「なぞなぞ」が送られてきて、兎角はイライラしていましたね。
「カイバ=悪魔」「なぞなぞ=リドル」で「悪魔のリドル」なのですが、このカイバ先生からの「なぞなぞメール」はそれほど意味がない割に、作中では妙に重要なメッセージっぽく扱われていました(笑)。
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【悪魔のリドル】東兎角と一ノ瀬晴の出会い
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「10年黒組」に参加することになった主人公の「東兎角」は、黒組の教室でヒロインであり暗殺者たちのターゲットである「一ノ瀬晴(いちのせはる)」と出会います。しかし、兎角は一ノ瀬晴のあまりに明るく純真そうな雰囲気に見入ってしまい、一般人であり黒組の教師でもある「溝呂木辺(みぞろぎあたる)」が背後まで接近していたにも関わらず気づきませんでした。
他の黒組の生徒と一ノ瀬晴は明らかに雰囲気が違ったので、兎角をはじめ黒組の生徒たちは全員「一ノ瀬晴」が黒組のターゲット(暗殺対象)だと確信。兎角も本来ならば一ノ瀬晴を暗殺する立場だったのですが、晴の人間的な魅力に魅せられ、晴を殺す立場から守る立場に寝返りました。
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【悪魔のリドル】東兎角は本来の強さを発揮できない……
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兎角は暗殺者養成組織「私立17学園」でダントツの成績で合格し、ミョウジョウ学園の「10年黒組」に参加しましたが、若くして死んだ母とその妹に「殺せなくなる暗示」をかけられていたため、相手に致命傷を与えようとすると身体が動かなくなる呪縛がかかっていました(母は兎角に暗殺稼業をさせたくなかったので)。
そのため、最初に晴を襲ってきた「犬飼伊介(いぬかいいすけ)」に対しては、戦闘力で勝ったものの、とどめを刺す時に動きが止まってしまい、伊介に反撃され戦闘不能になってしまいました。この時に兎角は伊介に「暗殺処女」だと見抜かれ、伊介は「東のアズマ」の人間なのに暗殺をしたことがない兎角を激しく蔑みましたね。
【悪魔のリドル】東兎角が力を発揮できない戦いは続く……
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初めて正式に一ノ瀬晴を殺しに来たのは、快楽殺人者の「武智乙哉(たけちおとや)」でした。兎角は大型の刃物で殺されかけていた晴を、拳銃で間一髪で助けましたが、襲い掛かってきた武智に対し銃弾が全てはじかれてしまい、ナイフで応戦することに。
兎角の得意武器はナイフですが、さすがに二刀の大型の刃物にナイフ一本で応戦するのは分が悪く、やられそうになった所を背後から武智を攻撃した晴に助けられました。兎角は最初の銃撃で武智を仕留めるべきでしたが、死んだ母とその妹による「人を殺せなくする呪い」がそれをさせなかったのでしょうね。
【悪魔のリドル】東兎角は中盤で一時的に本領発揮!
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序盤で「犬飼伊介」と「武智乙哉」に殺されかけた主人公「東兎角」。「東のアズマ」とはこんなものなのか? っと実力を疑われた序盤戦でしたが、続く「神長香子(かみながこうこ)」と「寒河江春紀(さがえはるき)」には、得意武器のナイフを使い完勝。見事に主人公らしい戦いぶりを見せてくれました。
「神長香子」は暗殺者として才能は低いという設定でしたが、兎角は背中に爆弾のダメージを負った上での勝利。「寒河江春紀」に関しては完全にフェアな戦いで勝利し、おそらく「寒河江春紀」はキャラ的に「犬飼伊介」と同じくらいの強さなので、この時の兎角は純粋に実力を見せてくれましたね。
【悪魔のリドル】東兎角が犬飼伊介との再戦で完全に覚醒!
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徐々にエンジンがかかってきて順当に良い戦歴をあげてきた兎角ですが、「犬飼伊介」との再戦時は、再び不調になり劣勢を強いられました。確実に殺しにくる伊介の攻撃に対し、兎角は思い切りよく踏み込むことが出来ず、ダメージを蓄積させます。
そして、伊介が仕掛けていたトラップにハマり転落。そのまま死亡したかと思われましたが、気絶している時に霊界(?)のような所で亡くなった母と出会い、そこで感謝の言葉を述べた兎角は「ここから先は自分で決める」と決意し、覚醒。本来の戦闘力を取り戻した兎角は、伊介を完封し見事に勝利をおさめました。
【悪魔のリドル】最強の敵「英純恋子」には何も出来ず敗北
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ようやく覚醒した主人公「東兎角」。これから「東のアズマ」のエリートとして実力を見せてくれるのかと思いましたが、身体の大部分をサイボーグ化しているお嬢様「英純恋子(はなぶさすみれこ)」には殆ど何も出来ず、殺されかけてしまいました。
しかも、英を倒したのは守るべき対象である「一ノ瀬晴」。最強の敵に対して、訓練も受けていない最弱な「一ノ瀬晴」が、機転を利かせた戦法と機敏な動きと圧倒的な筋力で英を倒したという、想像絶する展開になりましたね(笑)。本当に、東兎角とは何だったのでしょうか……(笑)。
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【悪魔のリドル】最後の敵「走り鳰」には完勝!
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最強の敵「英純恋子」には惨敗した兎角でしたが、そもそも「英純恋子」は身体の殆どが機械で銃も効かない相手だったので、分が悪かったですね。やはり、最新科学の前には、古来の暗殺技術など通用しないということでしょう。
科学には勝てないリアル設定は良いと思いましたが、最終決戦である「走り鳰」との戦いでは、兎角は勝利しました。しかも、鳰は「西の葛葉」という「東のアズマ」と対を成す暗殺者の一族だったので、鳰に勝利し、兎角の暗殺者としての強さは完全に証明されましたね。
【悪魔のリドル】東兎角の名言!
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兎角はかっこよすぎるキャラなので、名言は数多くあります。その中であえて名言をあげるとすれば、伊介との戦いで完全に覚醒した兎角が放った名言でしょうか。
覚醒し本来の強さを発揮した兎角は、伊介に一瞬で致命傷を与え捕えました。それに対し伊介は「殺せ! どうせ、できやしないクセに!」と暗殺処女の兎角に対して苦言を吐きますが、兎角はここで目の色を変えて鋭く名言を放ちました。
「もう……殺せる!」「でも……、お前は殺さない!」と名言を放ち、伊介を気絶させましたね。これまで伊介相手には調子が出なった兎角ですが、この名言と共に本来の強さを発揮し伊介を倒したので、最高の兎角の見せ場でした。文字だけではイマイチ伝わらないかもしれませんが、兎角の名言の中でも特に印象に残る名言でしょう。
【悪魔のリドル】東兎角の声優は諏訪彩花さん
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「東兎角」の声優は、『アブソリュート・デュオ』の「橘巴(たちばなともえ)」の声優や『うらら迷路帖』の「色井佐久(いろいさく)」の声優を務めた「諏訪彩花(すわあやか)」さんです。
諏訪さんは『悪魔のリドル』では当初、「番場真昼(ばんばまひる)」と「桐ヶ谷柩(きりがやひつぎ)」の声優を目指してオーディションを受けたそうですが、そこで不合格。落ち込んでいた時に「東兎角」の再オーディションの話が舞い込み、見事合格したそうです。
諏訪さんは他には『グリザイアの果実』の主人公「風見雄二(かざみゆうじ)」の幼少の頃の声優を務め、こちらが非常にスタッフの評判が良かったようですね。諏訪さんは、かっこいい感じの女の子や男の子を演じるのが上手い声優さんです。
【悪魔のリドル】東兎角は類まれなカッコイイキャラ
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「東兎角」は男性から見ても非常にかっこいいキャラクターで、ファンが多いですね。強く、冷静で、ちょっと油断しがちだけど最後には決めてくれる所がかっこよく、憧れます。
皆さんも、リアルな感じのバトル作品が好きであれば、是非『悪魔のリドル』を見てみてください。必ず東兎角のかっこよさに惹かれると思います。
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