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ギネヴィアってどんなキャラかまとめてみた【Fate/Zero】

2021.07.05

『Fate/Zero』のギネヴィアは、アーサー王の王妃でありながら、騎士ランスロットと恋に落ちてしまいます。ギネヴィアがそんな運命をたどるまでに何があったのでしょうか?こちらでは『Fate/Zero』のギネヴィアについて、彼女の数奇な運命をまとめました。

  1. 【Fate/Zero】ギネヴィアとは?
  2. 【Fate/Zero】ギネヴィアとアルトリア
  3. 【Fate/Zero】ギネヴィアとランスロットの物語
  4. 【Fate/Zero】その後のギネヴィアは?
  5. 【Fate/Zero】ギネヴィアとランスロット、アルトリアとの関係などまとめ
ギネヴィアとは、『Fate/Zero』に登場するキャラクターで、アーサー王の王妃。『Fate/Zero』でのアーサー王は、アルトリアという女性でした。ギネヴィアはアーサー王が女性と知りながらも結婚を承諾したのです。それはギネヴィアが、アルトリアを尊敬し、敬愛していたからで、当時まだ少女だったギネヴィアは相手を敬い、思いやる気持ちがあれば女性同士でも結婚はできる、と考えました。
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ところが、それも、ギネヴィアの前にランスロットが現れたことで次第に崩れていくこととなります。ギネヴィアはランスロットと出会い、初めて「恋」という感情を知るのです。
アーサー王は『Fate/Zero』の世界ではアルトリアという女性であった、ということは上記しました。彼女が王となったのも、周囲からの圧力もあったといえます。ブリテンの国民たちは絶対的な存在である「王」を欲していたからです。そしてそれを確たるものとするために、アルトリアは女性でありながらギネヴィアを娶ることになりました。
でもアルトリアはギネヴィアが、男性でもない自分と結婚させられてしまったのだ、という思いがぬぐえず、ずっと負い目に感じていました。ギネヴィアはアルトリアには敬愛の念を抱き、性別関係なしに王の妃であろうとしましたが、それを貫くにはギネヴィアは普通の女性すぎました。そしてアルトリアは、ギネヴィアとランスロットのことを知りながら、負い目からそれを黙認していたのです。
ちなみに、セイバー・アルトリアは第四次聖杯戦争で切嗣により召喚されたものです。セイバー・アルトリアはその後もセイバーのサーヴァントとして登場することになります。
ランスロットは、いわば国のために結婚させられたギネヴィアのことを心配していました。そして出会ってしまった2人は恋に落ちてしまうのです。上記しましたがアルトリアは2人の関係を黙認していました。ところが2人の「不貞」が外部に漏れてしまい、アルトリアよりも民衆や他の円卓の騎士たちの怒りを買うことになります。騎士にとって王は絶対の存在、その王に対して何たる侮辱、というわけですよね。
アルトリアは2人を処刑せざるを得なくなりますが、ランスロットはギネヴィアを救い、他の円卓の騎士を何人か殺しながらフランスへと逃亡します。そして、ギネヴィアとランスロットのいわば「不倫」は、円卓の騎士をばらばらにし、王国をも崩壊させ、アルトリアの戦死へとつながっていってしまうのです。
ちなみにランスロットのお話になりますが、彼は『Fate/Zero』でセイバーではなくバーサーカーとして召喚されます。それは「騎士ではなく獣として畜生として生きれたなら、救いがあったのではないか?」という思いから。なんとも、切ない設定ですね。
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その後、ギネヴィアはどうしたのでしょうか。愛するランスロットと幸せに…ならまだ救われるのですが、そうではありません。ランスロットが国を滅ぼした原因となった汚名を着せられてしまったことを自分のせいだと思いずっと悔やみ続けるのです。そしてランスロットもまた、愛する女性を救いきれなかったことと、王への不義を犯した自分を責め続けます。
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この、ギネヴィア、そしてアルトリア、ランスロットの3人のお話を見て思うのは、3人とも、誰も恨んでいないのになぜこうなってしまうのか、というやるせなさ、ですね。ただ、不倫を堂々と押し通せるほどギネヴィアは図太い女性ではありませんでしたし、ランスロットは王に忠実すぎたのでしょう。そしてそれが悲劇を生んでしまったのですね。
ここまで、『Fate/Zero』のギネヴィアについて、ランスロットやアルトリアとの関係性と共にまとめました。平凡であっただろう1人の女性が、王妃となり、そしてその後円卓の騎士と恋におちてそれが国を崩落させるほどの出来事になるなど誰が考えたでしょう。まさに悲劇の女性、そう言っていいと思います。
ちなみにランスロットは『Fate/Zero』ではバーサーカーとして召喚されますが、『Fate/Grand Order』ではバーサーカーと、6章ではセイバーとして登場します。6章はまさにこの円卓の騎士らとアーサー王のお話になっているので、ご興味がある方は是非、プレイしてみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/BQlot2BCYAAFbUR.jpg