さいたま市の観光について
東京駅から電車に乗ること約30分。そこはもう、さいたま市の中心「大宮駅」。こんなに便利な場所にあるさいたま市ですが、大自然の中で思いっきり遊べるスポットが充実。首都圏からなら日帰り観光も可能なさいたま市に、休日を利用して出かけてみましょう!とくに「鉄道博物館」は、鉄道ファンならずとも十分楽しめる大人気の観光スポットです。
①6つの盆栽園がある隣接の盆栽村も必見!『さいたま市大宮盆栽美術館』
引用: https://www.flickr.com/photos/itseacrane/6052421419/
大宮盆栽美術館は、世界初の「盆栽の美術館」。盆栽はさいたま市の伝統産業にも指定されています。関東大震災(1923年)で大きな被害を受けた盆栽業者たちが、東京から離れこの地に移り住み、村を作ったとか。盆栽美術館から歩いて数分のところに、その「盆栽村(さいたま市北区盆栽町)」があります。現在も6つの盆栽園があり、国内外から多くの愛好家が訪れています。
詳細情報
住所:さいたま市北区土呂町2-24-3/さいたま市大宮盆栽美術館/電話番号:048-780-2091/開館時間:(3月~10月)午前9時~午後4時30分 ※入館は午後4時まで・(11月~2月)午前9時~午後4時 ※入館は午後3時30分まで/休館日:木曜日(祝日の場合は開館)・年末年始、臨時休館日あり/観覧料:一般 300円・高大生・65歳以上 150円・小中学生 100円/アクセス:JR宇都宮線「土呂駅」下車 東口より徒歩5分・東武アーバンパークライン「大宮公園駅」下車 徒歩10分
さいたま市大宮盆栽美術館
さいたま市大宮盆栽美術館
②さいたま市に東京ドーム約15個分の公園!『大宮公園』を観光
引用: https://www.flickr.com/photos/tanaka_juuyoh/2419932366/
大宮公園は、明治18年に「氷川公園」の名称で誕生し、その後、日本の公園の父とされる「本多静六氏」による改良の結果、現在の大宮公園の原形になりました。現在ある県営公園の中では最も古い歴史を持つ公園。大宮公園は第三公園まであり、総面積は約68ha。東京ドーム約15個分の広さです。風光明媚な日本庭園や池や沼、森があり、入園料無料で一日中楽しめます。
ソメイヨシノのピンクに染まれる大宮公園
引用: https://www.flickr.com/photos/tanaka_juuyoh/2383084579/
ソメイヨシノをはじめ、梅、スイセン、ロウバイ、ハナミズキなどの季節の花々が次々に咲き乱れます。初夏の新緑や秋の紅葉も圧巻。大都会にいることを忘れさせてくれる「憩いのひととき」となることでしょう。
詳細情報
住所:さいたま市大宮区高鼻町4丁目/大宮公園事務所/電話番号:048-641-6391(代表)/アクセス:JR 大宮駅東口から徒歩20分(約1.5km) ・東武アーバンパークライン 大宮公園駅または北大宮駅から徒歩7分(約500m) /※園内の施設については施設ごとに異なります。施設紹介をご覧ください。
埼玉県大宮公園
埼玉県大宮公園
③埼玉県のシンボル、ケヤキの並木を通り『大宮氷川神社』へ
引用: https://www.flickr.com/photos/ktdm_jp/13537322555/
東京都と埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社。「大宮」の地名は、氷川神社を「大いなる宮居」と称えたことに由来するそうです。氷川神社は社記によると今から約2400年以上昔、第五代孝昭天皇の御代三年四月未の日に創設されたということです。気の遠くなるような歴史を持つ日本屈指の伝統ある神社。
写真におさめておきたい美しい赤い鳥居
引用: https://www.flickr.com/photos/spilt-milk/4490288258/
氷川神社の参道は中山道から南北に2kmにおよび、両側に美しいケヤキ並木が並んでいます。参道の散策は、日頃の運動不足の解消にもおすすめです。境内は約3万坪と広大。御本殿のほか、13個の神社があります。それぞれに農林業の神、健康の神、食物の神、学問の神などがいらっしゃいますので、意識しながら参拝したいですね。
詳細情報
住所:さいたま市大宮区高鼻町1-407/武蔵一宮 氷川神社/電話番号:048-641-0137/アクセス「JR大宮駅東口、東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅」から徒歩約15分
武蔵一宮 氷川神社
埼玉県さいたま市の大宮に鎮座する、武蔵一宮氷川神社の公式ホームページです。
④さいたま市のニューシンボル、スーパーアリーナ隣接の『けやき広場』でリフレッシュ!
引用: https://www.flickr.com/photos/norisa/15109493048/
「けやきひろば」は、さいたまスーパーアリーナに隣接する広場。各県の物産展やビール祭りなど、楽しいイベントが開催されています。たまには都会の喧騒を離れ、埼玉の県木である「けやき」が立ち並ぶ木漏れ日の中で、リフレッシュするのもいいですね。
詳細情報
住所:埼玉県さいたま市中央区新都心10番地/けやき広場/電話番号:048-600-3002(営業部営業第二課)/アクセス:JR京浜東北線・宇都宮線(東北本線)・高崎線・上野東京ラインさいたま新都心駅より徒歩すぐ・JR埼京線北与野駅より徒歩約7分。
けやき広場
けやき広場
⑤さいたま市人気ナンバーワンの観光地『鉄道博物館』
引用: https://www.flickr.com/photos/uka0310/7267563498/
鉄道ファンに絶対に訪れていただきたい「鉄道博物館」。2018年7月5日には、いよいよ新館がオープンします。
新館には、鉄道の「仕事」「歴史」「未来」をテーマとした3つの展示ゾーンを設け、現在の鉄道の「仕事」を伝え、「歴史」を紐解き、鉄道の「未来」を創造する、多彩な切り口で人と鉄道の豊かな物語を展開するとのこと。主要路線の運転の疑似体験ができる「シュミレーター」も大人気。
さいたま市出身、山本容子氏作のステンドグラスは必見
引用: https://www.flickr.com/photos/ajari/3852074511/
鉄道博物館、歴史ゾーン2階の高さ3m×幅10mの鉄道をモチーフにしたステンドグラス。これはさいたま市出身の銅版画家の山本容子氏『過ぎゆくもの』というタイトルの作品。鉄道ファンでなくても、間近で見てみたい美しい作品ですね。
鉄道ジオラマを見て、たまには童心に返ろう!
引用: https://www.flickr.com/photos/rail02000/19262335044/
観客席との仕切ガラスを撤去し間近に鑑賞できる「鉄道ジオラマ」。線路の総延長は約1,200m、1/80のサイズでも大迫力です。
せっかくなので、「解説プログラム」にも参加しよう!
解説員が解説しながら模型車両を運転する「解説プログラム」(1時間に1回程度、約10分の実演プログラム)もあります。鉄道ファンでなくても興味深いプログラムですね。スケジュールをしっかりチェックして見逃さないようにしましょう。
詳細情報
住所:さいたま市大宮区大成町3丁目47番/鉄道博物館/電話番号:048-651-0088(休館日を除く10:00~18:00))/開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)/休館日:毎週火曜日、年末年始(特別開館日あり)/観覧料:一般 1,000円・小中高生 500円・幼児 200円(2018年7月から値上げ予定)/アクセス:JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分
鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM -
鉄道博物館は、東日本鉄道文化財団が設立した鉄道の歴史博物館です。
⑥椅子の美術館としても有名な『埼玉県立近代美術館』
引用: https://www.flickr.com/photos/norisa/8460852966/
埼玉県立近代美術館(MOMAS)は、モネ、シャガール、ピカソなどの海外の巨匠から日本の現代作家までの優れた作品を展示。3000点余の所蔵作品の内、約2000点が埼玉県ゆかりの美術家の作品となります。自由に座れるグッド・デザインの椅子もたくさん紹介しており、「椅子の美術館」としても知られています。館舎は建築家黒川紀章氏の設計です。たびたびドラマや映画のロケ地として使用されることがある北浦和公園内にあります。
詳細情報
住所:さいたま市浦和区常盤9-30-1/埼玉県立近代美術館/電話番号:048-824-0111/開館時間:10:00~17:30 (展示室への入場は17:00まで)/休館日:月曜日(祝日または県民の日の場合は開館)、年末年始・メンテナンス日/観覧料:MOMASコレクション:一般200円、大高生100円※企画展:企画展ごとに定めます。/アクセス:JR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分(北浦和公園内)
埼玉県立近代美術館|The Museum of Modern Art, Saitama
緑豊かな北浦和公園に1982年に開館した埼玉県立近代美術館。モネ、シャガール、ピカソなどの海外の巨匠から日本の現代作家まで、優れた美術作品をコレクションして展示しています。またユニークなテーマを設けた企画展を随時開催するほか、自由に座れるグッド・デザインの椅子もたくさん紹介しています。
⑦無料なのに充実!『大宮公園』小動物園を観光
大宮公園小動物園は、大宮公園の中にある入園料無料の動物園。土日祝を中心に、カピバラの湯浴み、ブチハイエナのガリガリタイム、ツキノワグマのペロペロタイム、テンジクネズミのふれあいタイムなど、さまざまな館内イベントがありますので、どうぞお見逃しなく。
さいたま市で一番有名なカピバラを見に行こう!
大宮公園小動物園は「カピバラの湯あみ」で有名。冬場~3月まで見学できます。冬場でなくても、この動物園ではカピバラたちが大人気。ほかには、ニホンザルやオナガザル、ケナガクモザルなどのサルの群れが楽しげに暮らす「サル舎」やフラミンゴが必見の「フライングケージ」などがあります。
孔雀が羽を広げればラッキー!
運が良ければ、孔雀が羽を広げた姿が見られるかも?
詳細情報
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4/大宮公園小動物園/電話番号:048-641-6391(大宮公園)/開館時間:10:00~16:00/休館日:毎週月曜日/入園料:無料/アクセス:東武野田線 「大宮公園駅」より徒歩10分・JR線、東武野田線 「大宮駅」より徒歩20分
大宮公園小動物園
大宮公園小動物園
⑧外観も芸術的な『埼玉県立歴史と民俗の博物館』を観光
「埼玉県立歴史と民俗の博物館」は、旧埼玉県立博物館の建物を使用。建築家・故前川國男氏による設計で、日本芸術院賞、毎日芸術賞など数々の賞を受賞し、公共建築百選にも選定されています。また、スピッツの2004年の楽曲「正夢」のPVがこの博物館のエントランスホールで撮影されたほか、さまざまなドラマなどのロケ地になっています。館内では、日本の各時代における衣裳を試着したり、簡単な浮世絵を作成したりといった体験が無料できます。
詳細情報
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219/埼玉県立歴史と民俗の博物館/電話番号:048-641-0890/開館時間:9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)・※7月1日~8月31日は9:00~17:00(観覧受付は16:30まで)/休館日:月曜日(祝日・振替休日、G.W.中及び県民の日を除く)、12月29日~1月1日※臨時休館あり/観覧料:公式サイトをご確認ください/アクセス:大宮駅から2駅、乗車約4分・春日部駅から7駅、乗車約18分
埼玉県立歴史と民俗の博物館
埼玉県立歴史と民俗の博物館
⑨さいたま市民の憩いの場『秋ヶ瀬公園』
引用: https://www.flickr.com/photos/kouki_kuriyama/30106167950/
西洋庭園でバーベキューをしたり、バードウォッチングをしたり、遊具公園で子どもと遊んだり、一日中いても退屈しない広大な公園、「秋ヶ瀬公園」。大人には、生涯スポーツエリア前に、「背伸ばしベンチ」「ツイストボード」「ローリングステップ」「バネつき平均台」「ローラーボード」などが設置されています。日頃の運動不足解消にもおすすめの公園。
さいたま市にいることを忘れてしまうような新緑の中を散歩したい!
引用: https://www.flickr.com/photos/tanaka_juuyoh/1420618009/
公園内では、芝生広場、子供の森、ピクニックの森など緑あふれる自然エリアがあります。ここで日頃の疲れを癒したいですね。
詳細情報
住所:さいたま市桜区大字栄和・大久保領家・大久保・神田・下大久保・上大久保・町谷・西堀・道場/秋ヶ瀬公園/電話番号:048-865-7966(秋ヶ瀬公園指定管理者)/開園時間:AM5:00-PM7:00/利用料:核施設によって異なります。/アクセス:大宮駅から2駅、乗車約4分・春日部駅から7駅、乗車約18分
⑩うさぎが可愛い『調(つき)神社』の観光
引用: https://www.flickr.com/photos/shunkoh/2158961893/
調神社(つきじんじゃ) は、別名「調宮(つきのみや)」。社名の「ツキ」により月待信仰が古くからあり、狛ウサギがある神社として知られています。ここ調神社には、七不思議が伝わっています。(1)鳥居が無いこと(2)松が無いこと(3)(過去に存在した)御手洗池の池に魚を放つと、魚は片目になること(4)兎を使姫とすること(5)蓮聖人駒つなぎのケヤキ(6)蝿がいないこと(7)蚊がいないこと。駒兎だけではなく神池の兎と手水舎の兎もユニーク。
おそらく世界でただ一つ?!
引用: https://www.flickr.com/photos/yto/4240211319/
うさぎの口から水が出て、手を洗い清めます。ぜひ、写真におさめたいですね。
珍しいうさぎの噴水を観光しよう!
引用: https://www.flickr.com/photos/yto/4240218357/
池の真ん中にもうさぎ。さらに御朱印帳や御朱印、絵馬、お守りもうさぎ。とにかくうさぎだらけの神社ですが、神主さんによると、実数は謎だそうです。(参拝客から見えない所にもあるそうです。)
詳細情報
住所:さいたま市浦和区岸町3丁目17-25/調(つき)神社/電話番号:048-822-2254/参拝時間:24時間可能/アクセス:浦和駅 (西口から徒歩約10分)
調神社 | さいたま観光国際協会
うさぎの神社
さいたま市の観光のまとめ
引用: https://www.flickr.com/photos/_231sk/6298302953/
紀元前に創設された神社や、美術館、動物園、大規模な公園など、バリエーション豊かな観光スポットが点在するさいたま市。どこへ行くにも交通機関が発達しているので効率よく周れます。1日中いても退屈しないスポットも目白押し。そんなさいたま市は、元気を与えてくれる街です。都会の生活に疲れた時は、さいたま市まで足を延ばしてみましょう。