若いカップルでも大人のカップルでも楽しめるのが奈良旅行。奈良には、ロマンティックなトワイライト、サンセットの似合う風景がいっぱい。日帰りデートではもったいない、ぜひ「宿泊旅行」で1日中楽しんでください。
奈良のカップルのデートの定番は「生駒山上遊園地」。名前の通り山上にある遊園地なので、魅力は「風景」。カップルなら「夜景」がおすすめです。せっかくの旅行なので、サンセットと夜景を遊園地で楽しみましょう!特に空中ブランコのような「チェーンタワー」やカップルで乗れる「サイクルモノレール」がおすすめです。
遊園地の営業は、3月半ばから11月いっぱいまで。祝日および、春休みや夏休みの期間以外は基本的に毎週木曜日が定休日です。夜間営業は7月9月(=土日祝のみ)、8月(=毎日)となります。営業時間は変則的ですので、公式サイトの営業カレンダーをご確認ください。
奈良の旅行者のほとんどが訪れる「奈良公園」。周辺には観光スポットが点在しており、短い旅行でも奈良を満喫できます。比較的早く閉まるお店が多いのですが、治安が良いので夜のデートも素敵です。
古都奈良には着物がよく似合う。せっかくなので奈良の街を着物で散策してみませんか?「着物レンタル・なら小町」は、公式サイトからの事前予約で貸出一日2,500円(税別)、ヘアセットはキャンペーン価格1,000円(税別)と大変リーズナブル。ショートヘアもかわいらしくアレンジしてくれるので、安心です。JR奈良駅前ホテル日航奈良1Fにあり、営業時間は平日10:00〜19:30、土日祝日9:00〜19:30。
奈良公園からは、春日大社や東大寺、ならまちなどへも徒歩圏内。とくにトワイライトタイムから夜にかけての奈良は最高です。
ロマンティックな奈良の夜は、奈良公園のなかのフレンチで。フランスの二つ星レストランや「ザ・リッツカールトン大阪 メインダイニング 「ラ・ベ」で「シェフ・ド・パルティエ」を6年間つとめたシェフたちが最高のフレンチを提供してくれます。ディナーは8500円~18000円。「プロポーズプラン」もあります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
奈良公園クイックガイド
奈良公園のみどころを紹介する奈良県の公式観光サイト。東大寺、春日大社、若草山の観光スポットや国宝指定・世界遺産登録物件などのみどころ紹介。
春は桜、秋には紅葉とススキと、四季折々の自然を楽しむことができる「若草山」。三つの笠を重ねたような形なので、「三笠山」とも呼びます。高さは342m、多数の鹿が生息しています。ハイキングの歩行時間は、山麓ゲートから30分~40分位で山頂へ到着ですので、アクティブなカップルにおすすめです。若草山は「新日本三大夜景」の一つに選ばれています。ロマンティックな夜景観賞には貸しきりタクシーがおすすめ。開山期間は、3月第3土曜日から12月第2日曜日、 入山料は大人(中学生以上)150円となります。
山焼き案内:古都奈良の早春を告げる伝統行事、夜空を焦がす壮観さは圧巻です。毎年1月第4土曜日に開催(点火不能な時は翌日へ順延)。当日は、山麓にて午後からイベントや式典が行われ、山焼き直前の大花火は、澄みきった冬の夜空を鮮やかな光と色で染め、その豪華な号砲で山焼きがスタートします。
奈良公園クイックガイド » 若草山
奈良公園のみどころを紹介する奈良県の公式観光サイト。東大寺、春日大社、若草山の観光スポットや国宝指定・世界遺産登録物件などのみどころ紹介。
ロマンティックなサンセットや星空が見られる場所として有名なのが「曽爾高原」。一面に広がる「すすき」が有名ですね。曽爾村は、奈良県の東北端に位置し、三重県境に接する村ではありますが、大阪から車で1時間50分の場所にある都会から近場のリゾート地。カップルでの旅行には最適です。曽爾高原はすすきだけではなく、さくら、蛍、もみじの名所でもあります。また、若草山同様、3月中旬には山焼きもありますので、現地にお問い合わせください。
「吉野山」は、「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録され、「日本さくら名所100選」にも選定されている奈良県屈指の観光名所です。シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集し、山全体を埋め尽くしています。開花は毎年3月頃。この時期に奈良旅行の予定のあるカップルは、ぜひロマンティックなピンクに染まる吉野も候補に入れてみてはいかがでしょうか?
一万坪の敷地の中に、自然と溶け込みつつも、凛とたたずむ宿。そもそも聖徳太子建立の一寺と伝えられ、宿坊として、豊臣秀吉、与謝野晶子はじめ、多くの文人墨客の宿として愛されました。現在では、露天風呂付客室や貸切風呂が人気の名園の宿(庭園群芳園は大和三庭園の一つ)としても親しまれております。
旅行の一番のお楽しみはディナー。落ち着いた宿坊に泊まり、吉野の名産である葛を使った会席料理に舌鼓を打ちませんか。「竹林院群芳園」は、昭和天皇も宿泊された宿。「竹林院」は、聖徳太子建立といわれているお寺です。「群芳園」は千利休が作庭し、細川幽斎が改修したといわれ、 大和三庭園のひとつにもなっています。一泊2食付き1名14,000円~55,080円。近鉄吉野駅より送迎バスがあります。
石舞台や亀石、高松塚古墳や甘樫の丘など、考古学ファンのカップルにおすすめしたいのが明日香村サイクリング。レンタサイクルの相場は1日1000円前後となります。
「岡寺(龍蓋寺(りゅうがいじ))」は別名「花の寺」とよばれ、ロマンティックなデートにぴったりの観光スポットです。建立は約1300年前、天智天皇の時代までさかのぼります。「花」が一番美しいのは、4月中旬からゴールデンウィークの頃。約3000株もの石楠花(シャクナゲ)が咲き誇り、「石楠花まつり」が開催されます。手水舎(ちょうずや)や池などには、天竺牡丹(ダリア)が浮かび、岡寺の境内はまるで夢のよう。本尊は天平時代作で女性の厄除け観音として信仰を集めている如意輪観音坐像。像高4.85メートルで国内最大の塑像となります。日本三大仏にもあげられ、重要文化財に指定されています。入山時間は8:00~17:00 (12月~2月 8:00~16:30)。料金は一般400円。交通アクセスは、奈良交通バス「岡寺前」下車、徒歩5~10分。
毎年、3月下旬~4月上旬に開催される「古墳夜桜ライトアップ」。桜の開花状況により、開催時期がずれます。拝観料は大人250円。詳細スケジュールは明日香村などの公式サイトでご確認ください。「石舞台」バス停下車。幻想的な夜桜が楽しめます。
明日香村オフィシャルホームページ
明日香村公式ホームページ。古代文化の香り豊かな郷。風土と人の心が築き上げた「郷」の誇りを伝える、時に磨かれた魅力をたずさえた明日香村へようこそ!
「ならまち」は、奈良の旧市街地。太平洋戦争の戦火をまぬがれ、昔ながらの風情漂う場所であり、おしゃれな雑貨屋さんやカフェが並ぶ商店街です。付近には718年創建の世界遺産、元興寺(がんごうじ)、重要文化財の福智院、真っ赤な「くくり猿」で有名な庚申堂(こうしんどう)もあります。
奈良市観光センター「ナラニクル」にある「カフェ・エトランジェ・ナラッド」は、大和野菜のバーニャカウダ、ワインや奈良の地酒も試せるカフェ兼情報発信地。奈良らしい個性豊かなメニューがいっぱい。写真は鹿のクッキーのついた「おいりソフト」。「おいり」は、讃岐地方の結婚式の引き出物として使われるおめでたいお菓子。カップルで食べるとゴールインも近い?近鉄奈良駅から270m。年中無休で、営業時間は11:00~22:00。
「奈良健康ランド」は、近鉄「二階堂(ニカイドウ)駅」より、徒歩約15分の位置にある天然温泉施設。JR郡山駅、近鉄平端駅、JR・近鉄天理駅からはシャトルバスも出ています。奈良プラザホテルに隣接していますので、宿泊客が利用することも可能。また24時間営業となりますので、ここにに宿泊するのもいいですね。料金は大人1000円(税別)。岩盤浴やプールのオプションもあります。宿泊するには深夜料金1500円(税別)が加算されます。
開放的な露天風呂もあり。ほかには岩盤浴や大浴場、ボディケアやエステ、足つぼマッサージ施設があります。
ウォータースライダーのある室内プールもあります。子どもだけではなく、流水プールやバブルプールなど、大人も楽しめるプールがいっぱい。営業期間はだいたい3月末から年内。500円(税別)のオプショナル料金が必要です。詳細は公式サイトをご確認ください。
「夫婦大國社」は、日本で唯一、(大国主命(オオクニヌシノミコト)大國さま)のご夫妻をお祀りしている御社で、夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名。ぜひともカップルで訪れたい神社ですよね。春日大社の境内にあります。
絵馬はハート型。おみくじを水に浮かべると文字が浮き出る「水占い」も人気。大國さまの奥さまである「須勢理姫命(スセリビメノミコト)」は、手にしゃもじを持ち、洗濯用の桶(おけ)を頭に乗せたお姿。そのため、絵馬のかわりに「しゃもじ」を奉納する風習もあります。奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ・近鉄奈良線「奈良駅」から約25分。夫婦大国社の開門時間は、9:00~16:30。
今井町はかつて「大和の金は今井に七分」といわれたほど、繁栄した町。江戸時代の面影を今に伝え、時代劇のロケ地にも使われています。平成5年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。この地域には、約500棟の伝統的建造物があり、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あります。
cafe Hackberry(カフェ・ハックベリー)は、古民家を利用したおしゃれなカフェ。シックな外観が今井町の街並みによくなじんでいます。店内は、中二階や屋根裏部屋があってノスタルジックな印象。営業時間は11:00〜23:00。毎週火曜日が定休日になっています。近鉄八木西口駅(出入口2) 徒歩3分。ディナーのメニューが豊富で、ボリュームの割にリーズナブルと評判のカフェです。
高峰サービスエリアは、上り線側は2009年に閉鎖され、現在は下り線のみの営業となっています。下り線側からは奈良盆地の天理・橿原方面を一望できるドライブデートのカップルにおすすめの観光スポット。また西側に大きく解放されたガラス窓から見える景色は、関西のサービスエリアレストラン屈指の夕景スポットとして大評判。吉野葛や柿の葉すし、鹿サイダーなど、奈良県の名産品も揃っています。
馬見丘陵は、香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る標高70m程度の東西約3km、南北約7kmに及ぶ低い丘陵地。ここは馬見古墳群のエリアと一致しており、代表的なものには、5世紀前半ごろのナガレ山古墳(北葛城郡河合町佐味田・近鉄池部駅からバスで5分)があります。階段で登ることのできる古墳は埴輪が並べられ、迫力があります。
奈良県は、ダリアの球根生産量が日本一。10月上旬から11月上旬に見頃をむかえる「ダリア園」をはじめ、5月下旬頃から咲き始め、6月いっぱいまで花を楽しむことができる「菖蒲園」、初夏と秋の2回、満開のバラが楽しめる「バラ園」、ほかにもチューリップ、パンジー、ひまわり、コスモス、サクラなど、四季折々の花が「馬見丘陵公園」を訪れる人たちの心を癒してくれます。
信貴生駒スカイラインのほぼ中間地点である「鐘の鳴る展望台」は、カップルに人気のある夜景ポイント。鐘を鳴らしながら、カップルが永遠の愛を誓いあうデートスポットになっています。展望台の高さは約12m、西の方面に大阪市街が広がり、東の方面に奈良の景色が見渡せます。高いところが苦手な人にはかなりスリリング。その分、二人の距離は縮まります。
「大神神社(おおみわじんじゃ)」は、日本最古の神社といわれています。ご神体は「三輪山」そのもので、本殿や本尊はありません。ご神体の三輪山は、標高は467.1m。三輪山は古くから「神宿る山」とされ、今でも大神神社は最強パワースポットとなっています。
昭和59年10月13日の、昭和天皇ご親拝を記念、また御在位60年を奉祝して建立され、昭和61年5月28日に竣功しました。高さ32.2メートル、柱間23メートルの偉容を誇る、日本一の大鳥居です。材質は耐候性鋼板であり、耐久年数1300年と言われています。
大神神社は、本殿や本尊がないために、参拝するには摂社の狭井神社の社務所でお祓いを済ませ、許可を得て「三輪山」に入山することになります。三輪山は神域のため飲食や撮影、タバコ、供物などが禁止。入山してから3時間以内に出てこなければならないなどの「決まり」があります。厳しい決まりごとがある分、一緒に登った人とは絆が深まるのではないでしょうか。真剣交際のカップルにおすすめのスポットです。大神神社は、JR三輪駅から徒歩5分、土曜・日曜・祝日のみ桜井駅北口2番乗り場よりシャトルバスも出ています。
大台ヶ原山(おおだいがはらやま)は奈良県と三重県の県境にある標高1695.1mの山である。深田久弥によって「日本百名山」に選ばれたほか、日本百景、日本の秘境100選にも選ばれ、山全体が特別天然記念物に指定されている。大台ヶ原は吉野熊野国立公園のひとつに指定されていて、中心付近の標高1,573.7m地点には大台ヶ原の自然や歴史を紹介する施設として「大台ヶ原ビジターセンター」が建てられている。ビジターセンターには200台以上を収容できる駐車場が整備され、周辺には売店や飲食店、宿泊施設が営業している。
大台ケ原は屋久島同様、日本一の多雨地帯となっています。雨具の準備は必須。防寒具の準備もお忘れなく。大台ヶ原最高峰の「日出ヶ岳」や、みどころの「大蛇嵓」、「正木ヶ原」、「牛石ヶ原」などをめぐる日帰りの初級者、中級車コースから、大台ヶ原から1泊2日で大杉谷の登山口に抜ける上級者コースまで体力に合わせいくつかのコースがあります。上級者コースは、七つの滝と11の吊橋を超えて、秘境大杉谷の渓谷美も堪能できます。大台ヶ原行き路線バスは近鉄大和上市駅から運行しています。
「めえめえ牧場」は50頭あまりの羊と触れ合うことのできる観光スポット。無料で楽しむことができます。特に毎年1月~3月は「ベビーラッシュ」。かわいい子羊たちを見ることができます。館内では「羊せんべい」を販売。エサやり体験もできます。JR・近鉄奈良駅より近鉄奈良バス山添方面行きにて「北野」下車徒歩約30分。営業時間は09時30分~16時30分。定休日は年末年始と水曜日になります。(水曜日が祝日の場合は木曜日が休み)
春は「一目百万本」と言われるツツジ、夏は納涼、秋はススキ・山野草、そして冬は樹氷・霧氷と四季を通して楽しめる葛城高原。葛城高原ロッジでは、名物料理の「かも鍋」が味わえます。また、夜には、大阪平野と奈良盆地に広がる宝石のような夜景が楽しめます。丼ぶり類や一品料理、地酒類も充実。一泊2食付き大人一人8800円(税込)。ロープウェイ葛城山頂駅から徒歩15分。日帰りも可能です。
谷瀬の吊り橋(たにぜのつりばし)は、吉野郡十津川村にある日本最長の生活用鉄線の吊り橋です。十津川(熊野川)に架かり十津川村上野地(うえのじ)と対岸の谷瀬(たにぜ)を結ぶ。川面からの高さ54 m、長さ297 m。1954年(昭和29年)に架橋された。
「吊り橋効果」とは、不安や恐怖を強く感じている時に出会った人に対し、恋愛感情を持ちやすくなる効果のこと。カナダの心理学者が実験結果をもとに提唱した学説です。実は、吊り橋はカップルにおすすめのスポットなのです。十津川村へ、バスを利用して行く場合は、近鉄八木駅から奈良交通バスで4時間となります。
「よりロマンティックに過ごせる奈良旅行」というテーマで、とくにカップルにおすすめの観光スポットをご紹介しました。気になるスポットはありましたか?奈良は、近畿地方のなかでは、大阪や京都、神戸と比べて比較的人口密度が少なく、2人きりになれるスポットもいっぱい。夕焼けや夜景の下でおもいっきりロマンティックな時間をお過ごしください。※掲載の情報は2018年4月現在のものとなります。最新情報は公式サイトをご確認ください。