道後温泉で宿泊。どこがおすすめ?
日本の三大温泉地と言われる道後温泉。聖徳太子も入ったと言われるほど歴史のある温泉です。夏目漱石や正岡子規が訪れたことでも有名ですよね。2017年末には、国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」の他に新しく別館もオープンしました。周辺にはホテルや旅館がたくさん並んでいます。ここでは、カップルまたは家族で宿泊したい道後温泉のホテルや旅館をランキング形式でみていきましょう。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第1位『ふなや』
創業390年の歴史と伝統ある、道後温泉でも随一の老舗旅館。皇族御用達も納得の格調を備えている様式とおもてなしのサービスも素晴らしいと評判です。
漱石や子規をはじめ多くの文人たちも訪れたという庭園も素晴らしいです。1500坪から成るこちらの庭園には小川が流れ、四季折々の風情を楽しめます。初夏には蛍が舞う様子も見られますよ。また、季節にはこちらの川床でお食事もできます。小川のせせらぎを聞きながら美味しいお食事をいただけるなんて、贅沢ですよね。
道後温泉の源泉かけ流しのお風呂は、ヒノキ湯、露天風呂、足湯など多数そろっており、様々な温泉を楽しめます。地産地消を心掛けた新鮮な食材で作る和・洋食が選べるお料理も人気の秘密です。
長い歴史だけに頼ることなく、現代のニーズに積極的に応えた柔軟さときめ細やかなおもてなしが素晴らしい時間を約束することでしょう。カップルでも、また家族で訪れるのにも心に残る思い出になりそうですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第2位『茶玻瑠』
道後温泉本館のすぐ裏手という便利なロケーションにある温泉旅館。なんと言っても、一番のおすすめは屋上の露天風呂です。ひときわ高い場所に位置するので、松山市内を一望できるほか、何にも遮られずに月を眺めながらのんびり入浴することができます。さらに、女性用の屋上桶風呂は週末にはバラ風呂になります!露天でバラの香りに包まれてリラックスすれば、女度がアップしそうですよね。
お料理は、日本料理に洋の手法などを取り込んでモダンにアレンジしたモダン懐石、和洋中と取り揃えられたビュッフェから選べます。
また、お部屋も和室、洋室、更に和モダンスタイルから選べるので、それぞれにあったスタイルで宿泊、お食事できるのがいいですね。
9階エグゼクティブフロアには北欧ルームもできました。デザインは愛媛県出身で、元マリメッコデザイナーでもあり、北欧デザインに精通した石本藤雄氏が監修しました。女性だけでなく、北欧好きな男性やカップルにもおすすめです。北欧風のシンプルなデザインに木材をふんだんに使われた、温かみと安らぎを感じられるお部屋はゆっくりと寛げそうですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第3位『別邸 朧月夜』
趣向を凝らした7種類の客室は、カップルに嬉しい全室庭園の見える露天風呂付のスイートルームタイプ。テラスも全室についています。自然の音を聞きながら、周りを気にせずにゆったりとした時間が過ごせます。その他にも離れには岩露天風呂とヒノキ露天風呂があり、何れも庭園を眺めながら楽しむことができて、露天風呂を満喫できること間違いなしです。
残念ながら、12歳以下のお子様はご利用できません。カップルであるいはご夫婦で静かな時を心からゆっくりと寛ぐためにある、大人のための場所ですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第4位『道後館』
一歩足をふみ入れたとたん他の宿にはない独特の空気を感じる宿のデザインは世界的に有名な巨匠、黒川紀章。唐破風、欄間、門、連子格子など江戸情緒と現代が調和した館内はやすらぎを感じます。
瀬戸内の新鮮な山の幸、海の幸がふんだんに使われたお料理もおすすめです。彩を添える器やあしらいも相まって、目にも美しいお料理が人気です。
お風呂は美人の湯ともいわれる道後温泉の引き湯のみを使用しています。あつ湯、ぬる湯、打たせ湯、露天風呂、寝風呂、サウナとこの館内で湯三昧が楽しめる工夫がされています。温泉を満喫しましょう。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第5位『道後温泉 旅亭うめ乃や』
『道後温泉うめ乃や』は風情のあるだけでなく、少し家庭的な雰囲気もある、どことなくほっこりとする一日8組限定の温泉宿です。道後公園に隣接していて公園の自然も眺めるほか、館内の庭園も素晴らしく四季折々の風景を楽しめます。八室限定というレア感だけでなく、目の行き届いたおもてなしは気持ちの良い滞在を保証してくれ、満足感が得られるでしょう。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第6位『瀬戸内リトリート青凪』
2015年にオープンした(瀬戸内リトリート青凪』は、「ミシュランガイド広島・愛媛 2018 特別版」において、5パビリオンの最高級ホテルとして紹介されました。世界的建築家、安藤忠雄氏設計・建築による全7室のスモールラグジュアリーホテルです。一番の見どころは、インフィニティプール。入らずとも眺めているだけでも、絶景です。
建築、そこに差し込む光、瀬戸内の景色、料理、すべてがアートであるというコンセプトと共に、現代アーティストの作品の展示にも積極的で、建物全体が芸術であふれかえっています。アートであふれる中に滞在して、体中で芸術を感じてみるのもいいかもしれませんね。アート好きなカップルにおすすめです。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第7位『花ゆづき』
温泉街から少し離れた場所にあり、街の喧騒から離れて静かに滞在するにはぴったりな旅館です。館内には、道後温泉引き湯の2種類の内湯と2種類の露天風呂、寝湯が男女朝夕入れ替え制で利用できます。カップルには嬉しい貸切風呂もあります。特に屋上にある露天風呂は遮るものもなく、広々とした夜空を満喫できて寛げます。
お食事は、瀬戸内海の海鮮物を堪能できるメニューになっています。新鮮な海の幸をたっぷり楽しめるのもうれしい限りです。
女性には有料で色浴衣を貸出ししてくれます。色とりどりの浴衣の中からお気に入りを選んで、カップルで温泉街を散策するのもいいですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第8位『大和屋本店』
慶応四年に創業の老舗旅館。現在の建物は新しくつくりなおされたものですが、伝統にこだわった数寄屋造りの建物は和の心を思い出させてくれ、懐かしくゆっくりと落ち着ける空間になっています。
お客さまにゆっくりしてもらうことにこだわったサービスは、12時チェックアウトというところにも感じられます。朝食を食べて、身支度して、荷造りして、とバタバタしてしまいがちな朝の時間もゆっくりと落ち着いて出発できますよね。
女性用の露天風呂には大島石の一枚岩をくりぬいた湯舟があり、贅沢感があります。また、各フロアにはサービスのスタッフが常駐しているので、何かあればすぐに来てもらえる気配りもうれしいですね。
こちらの施設はこれだけではありません。大和屋本店には能舞台があり、能を鑑賞しながらお食事をすることもできるんです。日本の伝統芸術を眺めながらのお食事なんて、贅沢ですよね。事前には能の世界を説明もしてくれるので、初めて能を見る方にも気軽に楽しんでいただけます。さらに希望者には能を体験することもできるんです。この機会に和の伝統芸能の世界を体感しましょう。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第9位『道後プリンスホテル』
道後プリンスホテルの最大のポイントは、お風呂。露天岩風呂、露天檜風呂、露天寝風呂など7種類もある露天風呂は男女入れ替え制で楽しんでいただけます。坪庭に面した湯上り処では飲み物のサービスもあるので、湯上りには、庭園を眺めながら冷たい飲み物をいただくこともできます。
オレンジジュースが出てくる蛇口もありますよ。みかんの産地、愛媛らしいサービスですね。ホテル独自のゆるキャラ、ゆたま王子もいるなど、あちこちに滞在中に楽しめる工夫がみられるのがこちらのホテルの特徴かもしれません。
更に、道後プリンスホテルには専属のバスがあります。専用のバス乗り場から道後温泉駅、からくり時計、道後温泉本館の間では15分おきに無料送迎してくれますよ。道後温泉駅当着の際のホテルへの足としての利用だけでなく、足湯めぐりや湯めぐりにも便利です。道後の湯を満喫できますね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第10位『CHAHARU離れ・道後夢蔵』
道後温泉本館の東隣りという便利な立地にあります。全て異なったコンセプトを持つ全7室のお部屋には道後温泉のお湯が楽しめる内風呂がそれぞれ趣向を凝らしてデザインされて付いており、カップルに嬉しいプライベートな時間を満喫できます。全室が全く違うデザインなので、何度宿泊しても飽きませんね。
お料理は愛媛の厳選食材を使用、お魚も瀬戸内の天然物、お米は有機栽培の「コシヒカリ」「ヒノヒカリ」使用、また化学調味料や添加物を一切使用しないなどとこだわり抜かれたお料理を、愛媛の誇る砥部焼の器でいただくという贅沢さです。グルメなカップルにも大満足ですね。
湯上りのタオルは、タオルソムリエの資格を持ったスタッフが選んだ今治タオルを使用。愛媛の魅力を全身で感じ取らせてくれます。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第11位『大和屋別荘』
道後温泉本館から徒歩5分というお散歩にもちょうど良い場所にある純和風旅館です。
お部屋は全室高野槇の木風呂があるほか、大浴場には石造りの庭園露天風呂があります。四季を愛でながらゆっくりと温泉を堪能しましょう。
窓から眺める純和風の日本庭園も素晴らしい限りです。カップルで静かな時間を過ごしたいですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第12位『奥道後・壱湯の守』
道後温泉駅から車で10分の豊かな自然と石手川の渓谷に佇むホテル。予約時にお願いすれば無料送迎もしてくれます。
西日本最大級の露天風呂では、四季折々の壮大な自然を眺めながらpH9.4の温泉を源泉かけ流しで楽しめます。迫りくる自然に囲まれて、気持ちの良いお湯をゆっくりと楽しみたいですよね。
さらに、夏季には地下から湧き上がる冷泉を使用したプールもオープンします。子供たちには大人気ですよ。冷泉には温泉と同じ効果があり、それをプールで楽しめるというのは国内でもめずらしいです。家族連れでもカップルでも、この機会にぜひお楽しみくださいね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第13位『オールドイングランド道後山の手ホテル』
道後温泉本館から徒歩約5分にある、周りとは一線を画したイングランドスタイルのホテル。客室も全室ヨーロッパスタイルでまとめてあります。ロマンチックな雰囲気がカップルにぴったりです。結婚式が多いのもうなずけますね。
ヨーロッパスタイルのホテルでもそこは道後。館内の大浴場では道後温泉の引き湯がされており、温泉を楽しむことができます。バラの国イングランドにふさわしく、女性用露天風呂ではバラ風呂を年中楽しめます。バラの花たっぷりのお湯につかって、女っぷりを上げちゃいましょう。
館内でいただくフランス料理にも定評があります。1000種類のワインの並ぶセラーから選んだワインと共に楽めます。和の雰囲気のある道後温泉の地域ですが、それを感じさせない素晴らしいフランス料理を楽しめます。
さらに、ランチで利用すると入浴料が無料になるのも嬉しいですね。ランチと入浴で体も心も満たされましょう。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第14位『ホテル椿館』
一歩館内に足を踏み入れると明治時代を感じる吹き抜けロビーが趣あるホテル。カップルで坊ちゃんとマドンナごっこをしたくなりそうな雰囲気ですね。お部屋も和室、洋室から選べます。宿泊客は、椿館本館、別館の2湯をめぐることもできるのも嬉しいですよね。
ロビーでは、一日一回水軍太鼓のショーもあります。温泉地で和太鼓って気分が盛り上がりますよね。おなかに響くような和太鼓のパワフルな音を楽しみましょう。
お料理は、ゆっくりと落ち着いていただける懐石料理と、瀬戸内海の味を楽しめる和洋折衷のビュッフェが選べるのもうれしいですね。懐石料理はお部屋でもいただけますよ。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第15位『宝荘ホテル・道後御湯』
52㎡からの広々とした客室は全室温泉露天風呂が完備されていて、最上のひと時を楽しめます。大浴場はホテル最上階にあり、ガラス張りの窓からは松山市内を一望できます。湯上りには湯上りラウンジや屋上テラスで涼みながらフリードリンクをいただけます。お風呂上りに松山市内を一望しながら、冷たい飲み物をいただくなんて、贅沢ですよね。
お料理は地元愛媛県の新鮮な食材を使った五感で楽しませてくれる創作和食。旬なものを旬のうちに、一番良い方法で料理されたお料理は、目と舌を同時に喜ばせてくれるでしょう。
尚、安全面の都合上、小学生以下のお子様はご利用できません。親子連れには残念な話ですが、カップルで静かな時を堪能するには、ピッタリの場所です。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第16位『湯の宿・さち家』
道後温泉本館から徒歩2分の場所にある限定8室の純和風旅館。道後の湯が源泉かけ流しで満喫できます。全8室だから可能な痒い所に手が届くアットホームできめ細かなおもてなしと、創作懐石料理が人気です。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第17位『道後グランドホテル』
道後温泉本館、商店街まで徒歩3分の便利なロケーションにあるので、気軽に散策ができます。道後温泉からの引き湯を利用した大浴場は竹の香りが漂い、五感で癒されます。さらに、ドーム式の岩盤浴で心身ともに癒されてきれいになりましょう。
料理長が厳選する食材を使用した料理も特に評判です。
道後グランドホテルでは、様々なプランを用意しています。目的にぴったりのプランを選んで道後温泉を満喫できること間違いなしですね。
道後温泉のおすすめホテル・旅館ランキング第18位『ホテル葛城Spa Resort道後』
2018年3月にリニューアルしたばかりの広々とした客室は和をモダンにアレンジしたデザイン。小さい規模だからできる、どこか家庭的で落ち着いた客室はゆったり寛げます。姉妹館である花ゆづきのお湯を楽しめるプランも用意してあるので、道後温泉本館と合わせて、3つの道後外湯めぐりが楽しめます。
まとめ
四季を問わず楽しめて、日ごろの疲れを心身ともに癒してくれる道後温泉。古くから多くの文人、著名人が訪れ絶賛したというのにも納得です。カップルで静かな時を満喫するお宿から、家族連れでワイワイ楽しめるホテルまでいろいろ揃っていましたね。これからまだまだオープン&リニューアルオープンされるお宿もあり、ますます目が離せません。どうかピッタリの一件を見つけて、満喫してくださいね。