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下部温泉の人気ホテル7選!周辺の観光スポットやお土産情報もまとめてご紹介

2024.02.25

古くは鎌倉時代の日蓮から戦国時代の武田信玄、昭和の石原裕次郎まで、時代を問わずに多くの人に愛され続ける山梨県の下部温泉。「武田信玄の隠し湯」としても有名な下部温泉の人気ホテルから周辺の観光スポット、お土産に至るまで余すところなくご紹介します。

  1. 下部温泉の人気ホテルや周辺の観光スポットやお土産情報!
  2. 下部温泉人気のホテル①源泉館
  3. 下部温泉人気のホテル②くつろぎの宿 裕貴屋
  4. 下部温泉人気のホテル③下部ホテル
  5. 下部温泉人気のホテル④梅ぞ乃
  6. 下部温泉人気のホテル⑤不二ホテル
  7. 下部温泉人気のホテル⑥元湯旅館 大黒屋
  8. 下部温泉人気のホテル⑦湯元ホテル
  9. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット①熊野神社
  10. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット②身延山 久遠寺
  11. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット③身延山ロープウェイ
  12. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット④奥之院思親閣
  13. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑤本栖湖
  14. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑥湯之奥金山博物館
  15. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑦なかとみ和紙の里
  16. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑧木喰の里微笑館
  17. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑨ゆばの里
  18. 下部温泉周辺のお勧めの観光スポット⑩ホタルの里一色
  19. 下部温泉おすすめのお土産①かくし最中
  20. 下部温泉おすすめのお土産②みのぶまんじゅう
  21. 下部温泉おすすめのお土産③下部温泉うるおいミスト
  22. 人気ホテルや周辺の観光スポットやお土産情報まとめ
新東名高速道路の新清水ICから車で走ること約50分。富士川の支流である下部川沿いに鄙びた下部(しもべ)温泉があります。山梨県南西部の山間に佇む下部温泉は、清らかな水や爽やかな緑、澄んだ空気など、豊かな自然に囲まれた温泉地です。
下部温泉の歴史は古く、開湯は平安時代にまで遡ると言われています。下部温泉の湯は傷や疲労回復に効果があるとされ、古くから名湯としてその名を馳せており、昔から多くの人々に愛され続ける温泉地でもあります。また、「川中島の戦い」で傷を負った武田信玄がこの地に湯治に訪れた逸話から、「信玄の隠し湯」としても知られています。
公共機関をご利用の方は、電車を利用するのがお勧め。JR東海身延線の下部温泉駅から徒歩圏内に宿泊施設や観光スポットなどが点在していますので、川のせせらぎを聞きながら、古き良き湯治場の面影を残す温泉街を散策するのも楽しみの一つです。
良泉で名高い下部温泉の湯めぐりを満喫できる「風呂めぐり手帳」も販売中。この「風呂めぐり手帳」は、下部温泉にある源泉館、大黒屋、梅ぞ乃、橋本屋、喜久屋、不二ホテルの6つの温泉施設に宿泊した方のみが購入できるもので、購入日より半年以内であれば、宿泊した施設以外の5つのお風呂を1,000円で楽しめるという非常にお得な手帳なのです。
下部温泉街の一角、熊野神社の鳥居横に「古湯坊 源泉館」と別館の「神泉」が建っています。江戸時代より下部温泉で約250年以上もの歴史を刻み続けている「古湯坊 源泉館」は、地元の方から観光客に至るまで幅広く親しまれる老舗旅館です。
館内には、4.5畳から広さにゆとりのある10畳+8畳まで広さの異なる客室が揃っていますので、昔ながらの湯治や家族での観光など、ニーズに合わせて選べるのも特徴。また、読書スペースや土産物コーナーもありますので、心静かに本を読んだり、お土産を探したりする際にも便利です。
館内のお風呂は2ヶ所。本館には男女別の浴場が、別館には岩風呂があります。屋号の「源泉館」を象徴するように、別館の大岩風呂は自然湧出の源泉の上に造られた温泉。この源泉には、武田信玄も浸かったとされ、ロビーに信玄が書いた免状の複写も飾られています。
カルシウムを多く含んだ天然鉱泉水「信玄」も「源泉館」の楽しみの一つ。軽い口当たりのミネラルウォータ-は、湯上りに喉を爽やかに潤すも良し、自宅でコーヒーや紅茶を入れたり、お酒を割ったりする際に利用するも良し。自分用からお土産用にまで幅広く使える「源泉館」オリジナルの人気商品です。
明治8年創業の老舗旅館「くつろぎの宿 裕貴屋」は、宮大工による木造3階建ての重厚感のある外観が温泉街の中でも一際目を引いています。創業当時の面影を色濃く残す「くつろぎの宿 裕貴屋」は、登録有形文化財にも指定されています。
「くつろぎの宿 裕貴屋」では、お付きの抹茶でのもてなしや見事に手入れされた庭園、旬の食材を大切にした和会席、木を生かした造りの館内など、和のもてなしが魅力です。昔ながらの温かみのある和の良さを実感しながら、のんびりとした時間を過ごせます。
湯船の底から湧き出す天然温泉が湯船を満たす「洞窟風呂」は、ほのかな明かりが灯り、趣きある空間が広がっています。宿の名物である「洞窟風呂」は貸切で利用することが可能です。静かな空間で、幻想的な湯浴みを楽しみましょう。
下部温泉駅から徒歩で約1分の好立地に建つ「下部ホテル」。12種類もの多彩なお風呂で楽しめる温泉、四季折々の美しさを湛えた1万坪もの庭園、山梨の旬の食材をふんだんに盛り込んだ料理など、「下部ホテル」ならではの旅の醍醐味に溢れています。
水のラウンジには、清々しい風が爽やかに吹き抜ける足湯も併設されています。人気の足湯に浸かりながら、松林を愛でたり、鯉が泳ぐ池を眺めたりする楽しみもあります。足湯を満喫した後には、下部の天然水で喉を潤してください。
敷地内からは、アルカリ性単純泉と硫黄泉の2つの温泉がこんこんと湧き出し、12種類もの湯船に惜しげもなく注がれています。ヒノキや岩、陶器を生かした露天風呂や内湯、冷鉱泉、バリアフリーにも対応した貸切風呂など豊富な温泉が揃い、館内だけでも十分に湯めぐりを満喫できるのも魅力です。
下部温泉駅から徒歩約5分とアクセスしやすい場所にある「梅ぞ乃」。下部温泉の良質な湯や季節感を大切にした料理だけでなく、2月の味噌作りや初夏のホタル観賞、裏の川での釣り、鯉の餌やりなど体験も充実。山里の良さを実感できる温泉旅館です。
本館と離れとを繋ぐ廊下。本館には、富士川や山の風景を愛でながら入浴できる大浴場を備えていますが、全室に陶器風呂や檜風呂など専用風呂が付いた離れもあります。折角でしたら周囲に気兼ねなく、1晩中好きなだけ温泉を味わえる離れへの宿泊がお勧めです。
手入れの行き届いた日本庭園や裏庭を有する「梅ぞ乃」。鯉が悠々と泳ぐ池を囲む草木花、裏庭に梅の木や柚子の木などが、四季折々に表情を変え、旅人を出迎えてくれます。チェックイン後に客室で荷を解いた後や凛とした空気が漂う朝など、館内を散策してみてはいかがですか。
下部温泉から少し離れた場所に建つ「不二ホテル」は、昭和12年創業の和風旅館。自然に包まれた静かな環境で、源泉かけ流しの温泉や旬の食材を生かした料理、木のぬくもり溢れる造りなどの「不二ホテル」の魅力を味わいながら、のんびりと湯治をするにはお勧めのホテルです。
館内のお風呂は、温かめとぬるめの2つの湯船が用意された大浴場と自然を望める露天風呂の2つ。露天風呂は温泉療養者の介助も可能なように、男女混浴です。内湯で温度の異なる2つの湯船に入ったり、露天風呂で自然を眺めたりしながら、源泉かけ流しの天然温泉を楽しめます。
ロビーでゆったりと流れる下部川を眺めたり、客室で川のせせらぎを聞いたりと、川沿いの立地を生かした穏やかな時間を過ごせる「元湯旅館 大黒屋」。川魚や山菜など、下部ならではの山海の幸をふんだんに使用した料理や女性への色浴衣のサービスも好評です。
館内にある檜風呂と岩風呂のお風呂は男女日替わり制ですので、1泊のうちで趣の異なる2つのお風呂で下部温泉が誇る良泉を楽しめるのが特徴です。また、1日に2組限定で貸切風呂として無料で利用することも可能。また、連泊中の方は日中の入浴もできますので、長期滞在での湯治にも適しています。
川沿いに建つ老舗の「湯元ホテル」は、造りや雰囲気に昭和の風情を残す旅館。湯量豊富な源泉かけ流しの温泉だけでなく、川のせせらぎが響く居心地の良い和の客室、旬の味覚を味わえる山里料理などのこだわりのもてなしで、長年にわたって訪れる人を癒やし続けています。
飲用も可能な下部温泉。かつて当ホテルを訪れた現代の俳人、高浜虚子は「裸子を ひっさげあるく ゆの廊下」の句を残しており、玄関に虚子自筆の句碑も建っています。湯治客から文人墨客、観光客に至るまで、多くの人が愛してやまない下部温泉の良泉を1階の岩風呂や地下大浴場で満喫してください。
下部温泉街の一角にある源泉館の別館「神泉」横に鎮座する赤い鳥居。この鳥居をくぐって、170段の石段を上ったところに、「湯権現」として親しまれる「熊野神社」があります。ケガや病気で下部温泉に湯治に訪れた人が治癒後に松葉杖を奉納することでも有名です。
日本三大門の1つに選ばれるほどの間口5間、奥行2間、高さ7丈の見事な三門が出迎えてくれる「身延山 久遠寺」。「身延山 久遠寺」は、鎌倉時代に日蓮宗の開祖である日蓮聖人が身延山に開いた古刹。日蓮宗の総本山として名を馳せています。
「棲神閣」とも呼ばれる荘厳な雰囲気の「祖師堂」は、明治期にかつて江戸にあった鼠山感応寺から移築、再建されたもの。巧みな装飾が施された「祖師堂」には、日蓮聖人の神霊が祀られています。
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、境内に咲き誇り彩りを添えるしだれ桜。久遠寺周辺は「日本さくらの名所100選」に指定され、桜の名所が点在していますが、中でも樹齢約400年を誇る久遠寺の桜の美しさは格別で、「全国しだれ桜10選」の一つにも数えられています。
身延山麓の「身延山久遠寺」と山頂の「奥之院思親閣」とを片道約7分で繋ぐ「身延山ロープウェイ」。四季に彩られた富士山など見渡す限りの雄大な自然を愛でながらの空中散歩が楽しめます。
山頂には、3つの展望台があり、南アルプスや甲府盆地から、富士山、駿河湾や伊豆半島に至るまで、ここならではの美景を愛でられます。また、風景と料理を一緒に味わえるレストランや身延町や山梨の特産品が楽しみな売店も併設されています。
身延山頂の「奥之院思親閣(おくのいんししんかく)」も日蓮聖人ゆかりの地。ロープウェイが整備された現在でこそ、山麓の「身延山久遠寺」と山頂の「奥之院思親閣」は、短時間で移動する事が可能ですが、かつては約2~3時間かけて山道を登り、日蓮聖人が故郷である房州小湊(現千葉県鴨川市)のご両親や師の追慕供養をされた場所と伝えられています。
写真は裏参道の入口。身延山には、片道5kmのハイキングコースも2つあり、歩いて上ることも可能です。久遠寺の本堂裏から、本地堂や東照宮を経て、奥之院思親閣へと至る東コースで平均2時間30分、日蓮聖人御廟所から、妙石坊や追分感井坊を通り、奥之院思親閣の裏参道へと至る西コースで平均3時間かかるとされています。新緑眩しい春や紅葉が美しい秋など気候が良い時期には、無理がない程度にハイキングを満喫するのもお勧めです。
山梨県の身延町と富士河口湖町にまたがる「本栖湖(もとすこ)」は、富士五湖の一つであり、富士山と湖が織り成す綺麗な風景を愛でられる眺望スポット。刻一刻と変化する風景も見事ですが、富士山が上下反転した姿で湖面に映り込む「逆さ富士」は必見です。
「本栖湖」からの富士山の眺めに見覚えはありませんか。実は、1000円札の裏側に描かれている富士山の風景は、ここからの景色をモチーフにしたものなのです。「本栖湖」を訪れた際には、1000円札と実際の光景を見比べてみるのも面白いかもしれません。
「湯之奥金山(ゆのおくきんざん)」とは、戦国時代から江戸時代にかけて開かれていた中山、内山、茅小屋という3つの金山の総称のことで、中山金山は国の史跡にも指定されています。
ジオラマ模型や映像シアター、湯之奥金山遺跡の出土品の展示コーナーなどがあり、当時の様子や歴史などを楽しく学ぶことができます。また、専用の器を用いて砂に混じっている砂金を採るという全国的にも珍しい「砂金採り体験」ができるのも魅力。採取した砂金はプラケースで持ち帰ることができ、貴重な旅のお土産になります。
「湯之奥金山博物館」の隣には、全国にファンを持つ下部温泉を源泉かけ流しで気軽に楽しめる「しもべ黄金の足湯」もあります。中に入ると、鼻をくすぐるほのかな硫黄の香りが温泉情緒を高めてくれます。「湯之奥金山博物館」を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
身延町の西嶋地区は古くから和紙作りが盛んな町。この地で生み出されるつややかな光沢を纏った和紙は「西嶋和紙」と呼ばれ、かつて武田信玄に和紙を献上したこともあるとか。昔ながらの三椏(みつまた)という植物を原料とする和紙や戦後に誕生した書画用の「画仙紙」、文具用紙など幅広い和紙作りに励んでいます。
「なかとみ和紙の里」では、紙漉き体験をしたり、現代工芸美術品を見たり、全国の和紙や和紙を生かしたオリジナルグッズを購入したりと、ここならではの趣き深い時間を過ごせます。
江戸時代の僧である木喰(もくじき)上人が生涯に彫ったとされる仏像の数は、実に千体超。温かみのある独特の表情を浮かべた仏像は、「微笑仏」と呼ばれています。木喰仏のレプリカや古文書などと出合える「木喰の里微笑館」は、下部温泉周辺で外せない観光スポットの一つです。
身延町の特産品として有名なゆばの歴史は古く、かつて身延山で修行を積んでいた日蓮聖人のために、弟子たちが大切な栄養源としてゆばを作っていたことが起源とされています。「ゆばの里」では、お土産に最適な生ゆばをはじめとするゆば商品や新鮮な地元の野菜などを購入することが可能。また、「幻の大豆」とも呼ばれる希少価値の高い「あけぼの大豆」が並んでいることもありますので、こちらもお見逃しなく。
食事処も備えており、店内でゆば料理を食べたり、豆乳ソフトクリームや金土日の曜日限定で「ゆば子ちゃんコロッケ」を買ったりする楽しみもあります。ゆば作りの体験から食事利用、ドライブ休憩までを可能にしてくれる「ゆばの里」は、下部温泉周辺で人気の観光スポットです。
清らかな水や緑などに包まれた身延町周辺の初夏の観光の目玉といえば、ホタルです。下部温泉の近くに位置する「ホタルの里一色」も、自然発生によるホタルを観賞できるスポット。1年でも5月中旬~6月下旬だけにしか見ることのできない幻想的な光景を満喫してください。
「武田信玄の隠し湯」という下部温泉のキャッチフレーズに因んで、白餡の中に干し葡萄をひそませた「かくし最中」。下部温泉駅前の和菓子専門店「ニュー梅月」で販売されている「かくし最中」は、下部温泉のお土産に人気の高い銘菓です。
下部温泉も位置する身延町のお土産として人気を博しているのが、程よい甘さが特徴の「みのぶまんじゅう」です。周辺に数店舗あるお店の中でも、身延駅前に佇む「栄昇堂」が有名。1個からでも購入することができますので、自分用にもお土産用にも適しています。
うるおいミストや無添加の石鹸など、下部温泉を活用した商品も下部温泉で人気のお土産品です。肌触りの優しいお湯は、美肌成分のメタケイ酸を豊富に含んでいるとか。美人湯としても評判の下部温泉を自宅で手軽に満喫できる「源泉館」オリジナル商品をお土産に買ってみてはいかがですか。
飲んで良し、浸かって良しの温泉だけでなく、見応えのある周辺の観光スポットや魅力的なお土産までが揃う下部温泉。下部温泉に行く際には、この記事を参考に、宿泊施設や温泉、グルメ、観光、お土産など、下部温泉とその周辺を堪能し尽くしてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.photo-ac.com/main/detail/213713?title=%E9%9C%B2%E5%A4%A9%E9%A2%A8%E5%91%82%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B3%89