アテネの空港から市内へのアクセス方法-1.エアポートバス
空港から直通でアテネ市内中心部のシンタグマ広場まで行くことができるエアポートバス。シンタグマ広場までの所要時間はおよそ1時間ほど。バスの本数は10分前後間隔と本数も多いので座っていける確率が高いです。アテネに多いスリに遭う可能性も低く安全に乗れるので旅行慣れしていない人でもおすすめの移動手段です。値段も6ユーロとお手頃。乗車前に券売機でチケットを購入し、刻印を忘れずにしましょう。時々車内でチェックがあり、刻印をしていないと罰金が加算されるので注意が必要です。
アテネの空港から市内へのアクセス方法-2.タクシー
他の交通手段と比べると割高ですが、荷物が多い人や現地の交通網に慣れていない人にはおすすめのタクシー。スリに遭うこともない点もメリットです。アテネ市内までは定額制なのでぼったくられることもなく安心です。アテネ市内中心部まではおよそ38ユーロ。スーツケースなど重たい荷物を載せる場合は追加料金やチップを上乗せされることもあります。深夜の時間帯は値上がりし54ユーロです。所要時間も30~40分と他の交通手段に比べて早く着きます。
アテネの空港から市内へのアクセス方法-3.地下鉄
空港と市内を結ぶ地下鉄。中心部のシンタグマ駅までは約40分の所要時間です。地下鉄3号線で一本で行けます。そこからは地下鉄2号線やトラムに乗り換えできます。本数は30分おきに出ており金額は10ユーロ。2人以上で割引が適用されるので複数で利用する場合はお得です。ただし空港からの利用客のほかに市内へ行く途中で乗ってくる乗客もいるのでスリに遭うリスクが高まりますので注意しましょう。空港からは郊外電車も出ていますが本数が限られており、地下鉄同様スリに遭うリスクがあります。
アテネの空港から市内へのアクセス方法-4.レンタカー
難易度はちょっと高いですが、個人旅行の場合自由度が高くなるのがレンタカー。公共交通機関では行けない場所でもレンタカーならアクセスしやすくなるので大変便利です。アテネを訪れるヨーロッパの観光客の間ではレンタカーを借りる人も多くのんびり旅をしたい人にはおすすめです。レンタカー料金は3泊4日で150ユーロくらいと料金も安く、複数で旅行する場合は一人あたりの旅費も抑えられます。アテネ市内だけでなくアテネ郊外や他の都市も周る予定がある人は検討してみてもよいでしょう。ギリシャの公共交通機関はアクセスできる場所が限られていたり、アクセスできても本数が少ない場合があります。時間を有効活用できるので、国際免許があるなら挑戦してみてはいかがでしょうか。
Uberは廃止
ギリシャでは2018年よりタクシー配車サービスUber(ウーバー)は廃止になりました。旅慣れしている旅人の間では人気だったUberですが規制により一般のドライバーではなく普通のタクシー業者のドライバーによるタクシーのみ手配できる仕組みです。ですのでUberのアプリは使えますが、来る車は通常のタクシー会社の車になります。タクシーを拾いづらい場所など街中どこでもタクシーを呼べる点では便利です。
まとめ
いかがでしたか?空港から市内までのアクセス方法をご紹介しましたが、通常の旅行者におすすめしたいのはエアポートバスです。中心部までバス1本で行けるうえ、お値段もお手頃、スリに遭うリスクも低いのでメリットが多いです。旅行に不慣れな方やアテネを初めて訪れる方にも一番おすすめできる移動手段です。一方、地下鉄は本数も限られておりスリに遭うリスクもあるのでデメリットが多いです。市内まで安全に行動したい、土地勘がない場所に不安を感じる方は地下鉄を避けた方が賢明です。