イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいこと①スリ・置引・ひったくり
先進国の中で盗難被害報告がとても多いイギリス。特にロンドンの観光地ではスリやひったくりが頻繁におきています。最近は小ぎれいな幼い少女グループの犯行が多発しており注意が必要です。日本は安全な国なので普段からあまり気にしてませんが、空港などでスーツケースを置いたままにしてしまったり、レストランなどで食事中に椅子の背にカバンをかけたままにしてしまったり、カバンの口が空いていたりなどしているとあっという間に盗まれます。また、地下鉄やバス利用時も気を付けましょう。陽気な酔っ払いの振りをした人に話しかけられ、肩を叩かれたりしているうちに財布やスマホを盗まれるケースもありますのでご注意下さい。
イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいこと②ホテルでの空き巣
ホテルだから安全と言う訳ではありません。観光客が宿泊していることがわかっていますので、貴重品を出しっぱなしにしておくと盗まれます。貴重品は必ずセキュリティーボックスに入れるかフロントに預けましょう。考えられないことかもしれませんが、ブランド品のバッグやスーツケースはそのままなくなってしまうこともありますので、観光に行く前に、スーツケースの鍵をかけて、クローゼットにしまったり、あまり目に付かないところにしまっておくことをおすすめします。
イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいこと③偽装警官等の詐欺行為
ロンドンでは警官を装った詐欺が時々います。特に観光地で見回りの振りをした偽装警官が、観光客に職務質問をしてきて、身分証明書やパスポート、財布やクレジットカードなどの提出を求めてきます。その間に財布から現金を抜き取っているそうです。ロンドン警視庁の本物の警察官は財布の現金やクレジットカードの提示を求めたりはしません。必ず警視庁の身分証明書を携帯しており、提示してきますので本物と偽物の区別をきちんとしましょう。予め財布を２つか３つに分けて別々に持ち歩き、もしも引っかかってしまったら、財布のうちの１つを渡すということも対策として有効です。
イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいこと④現金の持ち歩きやＡＴＭ利用
ロンドンはATMがあちこちにありますので現金引き出しには大変便利です。が、日本と違いむき出しでパーテーションもないですから、暗証番号入力など最新の注意が必要です。近くに人の気配を感じたら要注意です。暗証番号を盗み見られてて、話しかけられているうちにカードが盗まれるケースがあります。欧米諸国は基本クレジットカードを利用しますのであまり現金を持ち歩くのはおすすめしません。なお、クレジットカードを利用する際は支払い時に金額等しっかり確認しましょう。これも観光客を狙って過剰請求していることもあり、後日では取り扱ってもらえませんので、気がついたらその場で申し出て訂正してもらいましょう。
イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいこと⑤テロの危険
ご存じの通りロンドンでは何ヶ月に１回の割合でテロ、もしくはテロのような事件が起きています。自分では防ぎようがないですので、事前の情報収集と異変を感じたらどのように行動するかを少しでも念頭に置いて下さい。テロは人の集まる場所がターゲットになります。もしも起こってしまったらまずは安全な場所に身を隠し、冷静に待つことです。スマホはテロリストに気づかれないようにサイレントモードにしましょう。警官や機動隊がきたら落ち着いて指示に従って行動しましょう。渡航前には外務省の海外安全ホームページに目を通し、いざという時の為に外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録もしておくと安心です。
イギリスの治安【２０１８年】旅行する前に知っておきたいことまとめ
警戒しすぎることはありませんが、日本とは違いますのでいつ何時も気を引き締めて旅行を楽しんで下さい。盗難にあったりするとそれで気分も落ち込んでしまいますので、事前にしっかりと自分の身は自分で守る対策をして出発しましょう。
