ロンドンのおすすめ美術館その①ナショナルギャラリー
大英博物館と合わせてロンドン2大ミュージアムと呼ばれるナショナルギャラリーは2,300点もの絵画を所蔵しており、毎年多くの観光客が押し寄せるロンドン観光おすすめスポットの1つです。また、入場無料なのも嬉しいです。1日では回り切れないこの美術館のみどころを紹介します。
ゴッホのひまわり(展示室43)
ナショナルミュージアムにもあの有名なゴッホのひまわりが展示してあります。実はゴッホのひまわりは11点存在します。そして有名な花瓶に入っているシリーズは6点でイギリス、オランダ、ドイツ、アメリカそしてなんと日本の損保ジャパン日本興亜美術館に展示してあります。ただどれも異なる構成のものなので、機会があればそれぞれ見てみたい作品となっています。
レオナルドダヴィンチの岩窟の聖母(展示室66)
ダヴィンチの岩窟の聖母はルーブル美術館とナショナルギャラリーとで2枚本物があります。この絵はあの有名なダヴィンチコードでも登場する絵画の1つで、描かれている幼子のどちらがヨハネでどちらがキリストかという議論がなされているものです。
フェルメールのヴァージナルの前に立つ女
この作品は同じくナショナル・ギャラリーが所蔵する「ヴァージナルの前に座る女』と対になる作品ではないかと考えられているので、合わせてチェックしてみてください。
ロンドンのおすすめ美術館その②ヴィクトリアアルバート
ここは特に女子に大人気の美術館で行列が多い時には入場制限もかかるほどです。この美術館の多くの訪問客のお目当てはファッションセクションにある1600年から1800年の生地コレクションです。有名なヴィヴィアン・ウェストウッドやヴェルサーチなどの作品を見ることができます。また3000点以上にも及ぶ宝石の数々もみどころの一つです。
ロンドンのおすすめ美術館その③テートブリテン/モダン
ヘンリー・テート卿が寄付した収集品と寄付金によって建てられたのが2000年にオープンしたテートギャラリーですが、2017年の新館建設時にもともとの地をテートブリテン、新館をテートモダンと改名しました。40分毎に両テートを結ぶシャトルボートも運行しています。
テートブリテン
刑務所の跡地に建てられており、近隣のパブ「Morpeth Arms」には、刑務所の遺構と言われる地下通路がそのまま残っており、監視カメラも設置されていて、店内から地下通路のリアルタイムの映像見ることができます。時折亡霊がでるとかでないとか。ここではミレイの「オフィーリア」とターナー「海の漁師たち」などの名画を見ることができます。
テートモダン
ここは発電所の跡地に建てられた美術館なので巨大な吹き抜けのボイラーハウスなど建物自体も楽しめる造りになっています。ここで一番人気の絵画はピカソの「泣く女」です。他にも複数ピカソの作品が飾られているので、ピカソ好きにはたまりません。他にもモネの「睡蓮」やアンディ・ウォーホル「マリリン・モンローの二連画」シウド・メイレリスの「バベルの塔」、ダリ「ロブスター電話」などの有名絵画も多く展示されています。
ロンドンのおすすめ美術館その④ウォーレス・コレクション
ここは昔の貴族が実際に住んでいたお屋敷をそのまま美術館にしたものです。こじんまりしていますが、ゴージャスなインテリアや素敵な壁紙に溜息がでるほど感銘を受けます。フランスから買い付けた食器もアンティーク好きにはたまらない展示物の一つです。
まとめ
イギリスの美術館は無料で入場できるところも多く、有名な作品から、イギリス国内外のお宝品の展示など見どころ満載です。ロンドンにお越しの際はぜひ1つでも足を運んでみて下さい。美術館の建物自体も素晴らしくおすすめの観光スポットです。