キプロスってどこ?
地図上で英語名(Cyprus)と表示されているのがキプロスです。正式国名はキプロス共和国で、
240km×100km程の島です。四国の1/4程のサイズ。
あまり聞き慣れない名前ですが、首都はニコシア。
地中海エリアでは3本の指に入る大きさで、エジプト、トルコ、ギリシャにも近い島で、様々な文化が入り乱れています。
VisitCyprus - Cyprus Tourism Organisation
Cyprus is a small island with a long history and a rich culture that spans 10,000 years, making it one of the oldest civilisations in the Mediterranean - as evidenced by the many fascinating cultural sights, museums, monuments and galleries. Situated at the crossroads of three continents – Europe, Asia and Africa - the island’s unique geographic position has played an important part in its turbulent past since antiquity.
キプロスってどんな国?
引用: https://www.instagram.com/p/BnI-O_XATIb/?taken-at=238838212
一言で表せないほどの長い歴史と多くのカルチャーのいい意味で入り乱れて成り立つ国がキプロスです。
キプロスの人口
キプロスの人口は年々増え続けています。キプロスを観光で訪れ、そのままそこに定住を決めるヨーロッパ人も多くいます。年々増え続けるキプロスの人口ですが、実は正確な人口はわかっていません。
というのも、キプロスは、1974年のトルコ軍の軍事侵攻後、南部はキプロス共和国実効支配地域、北部はトルコ系実効支配地域とに分かれているんです。
キプロスの言語
公用語はギリシャ語とトルコ語です。キプロス自体、南北に分断されたり、トルコの支配地域と分かれていたりと、これまたかなりややこしいんです。公用語はギリシャ語とトルコ語ですが、基本的に英語が通じる国で、観光で訪れた際には、英語でコミュニケーションをとることになるでしょう。
キプロスの民族
引用: https://www.instagram.com/p/BllUvsNHIR2/?tagged=cypruspeople
大きく分けて二つで、キプロスの言語と同様、ギリシャ系,トルコ系の民族が人口を占めています。
その他、アルメニア系民族や最近ではヨーロッパからの移住者も多いですが、基本的にはギリシャ、トルコ系民族から、国が成り立っています。
キプロスの宗教観
ギリシャ系民族が多いため、ギリシャ正教会が多くを占めますが、キプロス観光で宗教色の濃い様子は見受けられないでしょう。また、人口の20%程はイスラム教スンニ派が占めるので、街にはハラルの店があったり、シーシャ店があったりと様々な文化と宗教に触れることができます。
キプロスの治安は?
引用: https://www.instagram.com/p/Bm-YyNDl_K8/?tagged=cyprusarmy
南北で分かれているキプロス。北キプロスは現在は観光客も入ることは可能になっていますが、日本政府は北キプロスを独立国家として認めていないので、領事館などもなく、北キプロス観光で問題が起きた場合は基本的に自己責任になります。
キプロス全体の治安
キプロス全土の治安は良好です。キプロス各都市の治安も良く、国内ではまだまだ領土の問題があるものの、観光で訪れるうえで、危険な地域ではないと言って良いでしょう。
キプロスの首都の治安
引用: https://www.instagram.com/p/BnJIB4IlLJ6/?taken-at=213862033
キプロス全体的に治安は良く、特に首都のニコシアは、他の国の首都に比べると安全だといえます。ただ、観光地はどこの国でも同じで、スリや置き引きなどは多く、自身でそういった軽犯罪に巻き込まれないように注意が必要です。ホテルの空き巣、飲食店のぼったくりなどもありますから、貴重品は金庫に入れて出かけるようにしたり、レストラン選びも注意が必要ですね。
キプロスのビーチの治安
キプロスといえば美しいビーチ!治安がいいキプロスもビーチ滞在中は手元から荷物を離さないように注意が必要です。観光客を狙った置き引きも多く、ビーチに行く際は、荷物を最小限にしていきましょう。(実際、結構難しいんですが・・・)貴重品は肌身離さずに!
海外安全ホームページ
キプロス
キプロスの物価は?
あまり知られていませんが、キプロスはEUに加盟しています。そのため、通貨はユーロ。ユーロというと、結構高そう・・・というイメージがありますが、日本の物価とほぼ変わらないと言っていいでしょう。
お土産などはもちろん観光客価格となっているので高めの設定で、空港で買えるケータイのsimなども結構高め。ただ、滞在先は安くて良質な場所も多いので、トータルで考えると日本での物価と変わらないといったところ。旅行なので、予想外の出費もありますし、格安旅行とはいかないのがキプロス旅行です。
キプロス総まとめ
まだまだ日本からはかなりマイナーな国、キプロス。紛争地域と言われているので、尚更行きにくいですよね。でも、実際は北キプロスへの観光も可能になっていますし、旅行者も年々増えていて、治安も良く歴史深い国なんです。また、日本からはビザも必要なく、3か月滞在できますから、ヨーロッパ周遊中などに立ち寄ってみてもいいですよね。キプロス旅行は考えていなかった方も、一度訪れてみたいな、と思ってもらえれば幸いです。