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ハンガリーの治安は?旅行前にチェック!【2018年度版】~外務省情報など~

2024.02.25

漁夫の砦や国会議事堂など見どころが多い東欧の国・ハンガリー。温泉も豊富なうえに、昔のままの農村風景も広がっていて数多くの観光スポットがあります。そんなハンガリーの治安はどうなのでしょうか。旅行前の知識としてハンガリーの治安についてご紹介します。

  1. ハンガリーの治安①治安情報
  2. ハンガリーの治安②犯罪:置き引き
  3. ハンガリーの治安③犯罪:スリ
  4. ハンガリーの治安④犯罪:ひったくり
  5. まとめ
ハンガリーの治安は全般的に良いようです。ブダペスト中心部に関しても、歩くのが危険なストリートというのはありません。またハンガリーの治安について、日本の外務省は危険情報や感染症危険情報は特に発出していません。また在ハンガリー日本国大使館でも、外務省同様に安全・渡航情報について特に発出していませんので、治安は悪くはありませんが、旅行者を狙った軽犯罪は多発している傾向があるので注意が必要です。
ただ移民・難民のテロ問題について、2016年ハンガリー政府はスロベニア、クロアチアおよびセルビアの各国が移民対策として国境管理を厳格化したことを踏まえ、移民によるテロなどの緊急事態宣言を発出しました。合わせて、テロ対策として国境付近におる警官や兵士の配置を強化する宣言をしています。ハンガリーで日本人が巻き込まれたテロ事件が発生してはいませんが、旅行の際には注意を怠らないように気をつけましょう。
旅行者が気をつけなければならない犯罪のひとつとして置き引きがあります。日本の外務省でも注意を呼び掛けています。特に列車の中では座れた安心感からか、ひと息つくなどしてうっかり寝てしまうと、はっと気付いた時には荷物がなくなっているということがあります。旅行の疲れなどでついうとうとしてしまわないように気を引き締め、自分の荷物は自分で守り管理するよう心がけましょう。
他にも空港やレストラン、観光スポット各所にて、おしゃべりや食事、カメラに夢中になっているうちに置き引きに合うことが多いです。レストランでは足元に置いておいたにもかかわらず、気付いたら荷物が無くなっていたという事件も発生しています。旅先だからといって浮かれ過ぎないで、気を引き締めるようにしましょう。荷物だけではなくスマホも狙われやすいため、しっかり管理するように注意してください。
スリが多発するのはバスやトラム(路面電車)、地下鉄の中が多いです。特に王宮の丘へ向かうバスは、スリバスと名づけられているほど置き引きが多く、旅行客で非常に混雑しているため要注意です。地下鉄などはなるべく満員や人が多い車両には乗らないようにして、1本見送ってから人が少ない車両に乗るようにするとよいでしょう。
またリュックサックを背負って地下鉄やバスなどに乗車する場合は、リュックを一度おろしてファスナーをきちんと締め、体の前で抱えるようにして持ちましょう。肝心なのは自分の手元から荷物を離さないように気をつけることです。旅先ではさまざまなことが起きるので、気が削がれがちです。何があっても常に荷物から気をそらさないようにすることが大切です。
地下鉄では、スリ以外にもひったくりが多発しています。また物をねだってくるホームレスも少なからずいます。何気なく近づいてきて金銭を要求してきますが、毅然とした態度で無視をすれば、それ以上何かをしてはきません。地下鉄の発券機付近にもホームレスは多いので、発券機に慣れるまでは窓口で直接切符を買った方が安全かつ安心でしょう。
ブダペストの夜は街灯が非常に少ない都市です。日本では細い道でも街灯が照らされているのが普通なので、旅行先での夜の感覚の違いに戸惑いを感じるかもしれません。暗い夜道は旅行者にとっては危険なので、夜の外出は極力避けましょう。またハンガリーのホテルでは、1階の部屋だと鍵をかけていても窓から誰かが無断で入り込んで、荷物を物色したり持ち去ったりする事件もあります。ドアだけでなく窓の鍵も確認しましょう。
いかがでしたか? 今回はハンガリーの治安についてご紹介しました。ハンガリーは、治安自体は決して悪くはない国ですが、旅行者や観光客を狙った軽犯罪が多く発生しています。日本と同じ感覚でいると荷物や貴重品が奪われてしまう被害に遭いやすいので、くれぐれもご注意くださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BnTG10tBysS/