下呂温泉
飛騨川での上流、益田川にそって湯けむりをあげる下呂温泉は、古い歴史と情緒的をほこる岐阜県の随一の温泉郷です。日本三名泉の1つにも数えられていて、群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉とともに日本を代表する温泉です。下呂で温泉が発見されたのは、今から1000年以上も昔の天暦年間のことと伝えられています。
初めの頃の源泉は、現在温泉が湧いている益田川の河原ではなく、温泉から2キロほど東の山の中にあったといわれています。しかしそこのお湯は鎌倉時代に枯れてしまい、ちょうどその頃現在の源泉の場所で、一羽の傷ついた白鷺が河原で傷を癒していたことから発見されました。現在では旅館やホテルなどが50軒以上あり、保養所や、民宿をいれると100軒以上にものぼり、大温泉地です。春の桜や、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の風情が漂う昔ながらの温泉地です。
【下呂温泉】女子旅に人気の観光プラン1 「温泉寺」
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温泉街の北部に当たる場所に下呂温泉の由来とされる薬師如来が祀られている温泉寺があります。このお寺に安直されている薬師如来は、一羽の白鷺が傷を癒していた場所にあったと伝えられる仏像です。温泉寺は、この伝説を秘めた薬師如来を本尊に今からおよそ300年あまり昔に建てられ、本堂には、江戸時代に下呂温泉に訪れたら湯治客が病気がなおったお礼に奉納した数多くの絵馬が残されています。境内へと続く170段程の石段の両脇には桜並木と墓石がずらっと並び、春には花見をする方でにぎわいます。
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【下呂温泉】女子旅に人気の観光プラン2 「八幡神社」
引用: https://www.kusatuyu.com/gero/hatiman/03syasin.html
温泉街の中心にある八幡神社。八幡神社には平安時代から室町時代にかけての木彫神像14体が安直されており、このうちの10体が国の重要文化財に指定されています。神社の境内には、周囲15メートルもの見事な大杉があり、御神木になっています。八幡神社では毎年2月に「田の神祭り」というお祭りが行われ、夏の「下呂温泉祭り」とともに下呂温泉を代表するお祭りになっています。
引用: https://www.kusatuyu.com/gero/hatiman/03syasin.html
【下呂温泉】女子旅に人気の観光プラン3 「下呂合掌村」
下呂温泉を通る国道41号線から少し入ったところに信貴山のいう山があり、その山の中腹に下呂温泉合掌村があります。合掌村には、世界遺産白川郷から移築した合掌造りの民家が数件たっています。
中でも1833年に建てられた大戸家の住宅は、堂々とした風格と大きさをほこる見事なもので、国の重要文化財に指定されています。大戸家の住宅には、飛騨地方の民具や、漁具、などの歴史資料が400点あまり展示されており、素朴な山国の暮らしを伺わせてくれます。急勾配な茅葺き屋根をもつ合掌造りは、釘を一本も使わず造られており、雪深い山国で、200年以上も風雪に耐えてきたというのは本当にびっくりします。
【下呂温泉】女子旅に人気の観光プラン4 「妻籠宿」
せっかく車で下呂温泉に向かうなら途中でちょっと寄り道!中津川から下呂温泉に向かう街道から少し足を伸ばすと木曽路にはたくさんの宿場町があります。その1つが「妻籠宿」。妻籠は、中山道の江戸から数えて42番目、美濃の国から木曽路にはいって2番目の宿場です。妻籠宿は木曽路から伊那谷への玄関口にあたり、行き交う旅人で大変賑わっていた宿場町です。妻籠宿は、本陣と脇本陣が各一軒、大規模な旅籠が7軒、中規模な旅籠が10軒ととても大きな宿場でした。現在のように江戸時代の宿場の姿を伝える街並みとして全国に知られる観光地に発展したのは昭和43年に日本で初めて歴史的街並み保存事業によります。江戸時代にはなかった電柱や、プラスチックの看板などを全部取り除き、江戸時代の面影を再現しました。
まとめ
下呂温泉のおすすめ観光プランはいかがだったでしょうか?こちらを参考に好みの観光スポットを見つけてみてください。