映画やドラマにも良く出てくるピザですが、アメリカ人はピザが大好きです。友達を呼んでパーティーをする時、料理をしたくない時、外出先で、といろいろなシチェーションでピザを食べています。持ち帰る際に落としてしまった時にためにピザインシュランス(ピザ保険)というのもあり、再度同じピザを作ってもらうことができる保険まであるぐらいです。

アメリカは、世界で一番ピザを消費していると言われています。とにかく、何でも大きいイメージのアメリカは、ピザのサイズも大きいのでしょうか。アメリカのピザで一般的なLサイズは14インチ、36㎝の大きさです。日本のLサイズが12インチ、31㎝と言われているので、すでに基本のサイズが違うことがわかります。店舗によりますが、Lサイズよりも大きなサイズも存在していて、XLサイズは16インチ、40㎝や18インチ、45㎝のXXLサイズ、20インチ、50cmのパーティサイズもあります。アメリカのピザサイズが本当に大きいのがわかります。

日本のレストランなどでピザを食べると、小さいサイズで1,000円以上することもありますが、実際にはアメリカのピザはどのくらいの金額で食べられるのでしょうか。

アメリカ人の大好きなシンプルなペパロニピザで比較すると、Lサイズで9ドル~12ドル程度です。これにクーポンなどを利用するとさらに安く食べられることになります。アメリカのLサイズピザ2枚が日本のデリバリーMサイズピザ1枚分の金額で買えてしまう計算になります。本当にアメリカでは安くピザを食べることができるのです。

Pieology（パイオロジー）は自分の好きなトッピングを乗せたピザを食べることができるアメリカでも人気のピザ屋です。定番の決まった味のピザもありますが、ほとんどの人が自分好みの具材を乗せてカスタマイズしています。客がカウンター越しに好きな具材をトッピングしている姿は、まるでピザ版サブウェイです。

Pieologyは、ピザ生地やソースの種類が豊富なので人気があります。アメリカでは、まだグルテンフリーや全粒粉のピザ生地を取り扱っているところは少ないのですが、Pieologyでは、追加料金でオーダー可能です。ソースの種類も7種類ほど用意されているので、その日の気分で選ぶことができます。

またPieologyでは焼き上がったあとにトッピングするソースもあります。バジルソースやBBQソースがあるのでぜひお試しください。通常のピザ生地は比較的クリスピーで薄めなのでトッピングを乗せすぎると野菜の水分で生地が柔らかくなってしまうので欲張ると食べにくくなります。

選んだピザ生地によって値段が変わりますが、野菜、肉、チーズなどのトッピングは好きなだけ乗せても値段は同じです。直径30cm程度のピザで8.45ドルとコスパの良い値段になっています。好みに合わせたオリジナルのピザを作ってみましょう！

アメリカ本土以外にも、ハワイやグアム、日本にも店舗があるので、名前を聞いた人も多い「California Pizza Kitchen」は1985年にビバリーヒルズで開業した老舗店です。アメリカのスーパーマーケットでは、California Pizza Kitchenの冷凍ピザも販売されています。近くに店舗がないけれどCalifornia Pizza Kitchenのピザを食べたい場合はぜひウォルマートなどで売っている冷凍ピザを試してみてください。

California Pizza Kitchenで一番人気のピザは、オリジナルBBQチキンピザです。このピザは、オリジナルのバーベキューソースにスモークゴーダーチーズ、レッドオニオン、パクチー、チキンがトッピングされており、一度食べると癖になると言われています。他にも、ジャマイカンジークチキンも、美味しすぎて中毒性が高いと評判です。気になる値段は、トッピングや生地などで違いますが、1枚15ドル程度です。しかし、ネットでクーポンをダウンロードすれば、お得な特典がついてくるので試してみましょう。

Cicisはピザの食べ放題で有名なお店です。またCicisはコスパの良さでも評判で、大人6ドル、子供3.69ドルとなっています。ピザやサラダ、パスタ、シナモンロールなどのデザートも食べ放題となっています。別料金になりますが、バッファローウイングも美味しいと評判です。ドリンクもオーダーするとお替り自由ですが、アメリカらしい甘いソーダやジュースなので、飲み過ぎには注意しましょう。

ピザの種類も多く、半分くらいになると新しいピザがどんどん補充されます。食べ放題でランダムにピザが置いてあるので、いつもお気に入りのピザがあるとは限りませんが、おすすめはペパロニ、ビーフ、オニオン、マッシュルームなどの具沢山ピザ「スプリーム」です。他にも、耳の部分にチーズが入っているピザやハニーBBQチキンなどが人気です。安くて色々な種類のピザやサラダが食べたいときにはおすすめです。食べ放題の店ですが、テイクアウトも可能です。

Papa John'sの大きな特徴は、ピザ1枚にガーリックバターソースがついてくることです。このソースがあると、残してしまうことが多いピザの耳もペロリと食べられます。ガーリックバターソースの他にもハラペーニョが入っているので、辛いですが、口の中をさっぱりさせたいときにおすすめです。

Papa John'sでは、生地の種類や厚さ、チーズの量などもチョイスできます。また、自分で好きな具材をトッピングしてオーダーすることも可能です。気になる値段は14ドルからとなっていますが、トッピングなどによって金額が変わります。また、お得なクーポンがあるので、事前にウェブサイト等をチェックしておきましょう。

Papa John'sは、ピザの他にサイドメニューも充実しています。バッファローウイングやチーズスティック、シナモンロール、ブラウニー、クッキーなどアメリカらしいサイドメニューも人気です。ピザと一緒にぜひ注文してみてください。

アメリカらしいピザとして有名なのが、Little Caesars Pizzaです。HPのアメリカらしいピザとコーラの絵は見ていて楽しくなります。Little Caesars Pizzaは、Lサイズのペパロニピザが10ドル程度と手軽な値段で楽しめます。また、「DEEP!DEEP!PIZZA」はシカゴ風の四角いペパロニピザで人気です。

Little Caesars Pizzaではピザ以外にも、バターガーリックブレッドにチーズを詰めてパルメザンチーズを振りかけたスタッフド・クレイジー・ブレッドもおすすめです。4個で3ドル程度なので、ちょっと何かをつまみたい時やチーズが大好きな人におすすめです。

オンラインでオーダーして店舗に取りに行く場合は、店舗内に設置されているピザポータルからピザを受け取ります。ピザポータルとは焼きたてのピザが冷めないように箱のままピザを温めておくマシーンです。ピザ好きのならではのアメリカらしいマシーンなのでぜひ店舗でピザポータルを見てみてください。

アメリカNYのタイムズスクエアにも店舗を構えているので、テレビ等で見かけた人は多いのではないでしょうか。また以前は日本でも展開していましたが、今は店舗がないので海外で見かけたらぜひ、食べてみたいおすすめのピザ店です。

NYスタイルのピザは、薄い生地にチーズがたっぷり乗っています。シンプルにペパロニとチーズのピザやほうれん草とトマトが贅沢に乗ったスピニッチ&トマトも人気です。ピースで選べるので、色々なピザに挑戦できるのも魅力です。1ピース3.29ドルからと安価な値段になっています。

Sbarroではピザ以外にも、チーズとペパロニが贅沢に入ったパン「ストロンボーリ」も人気です。ピザに負けないくらい食べ応え十分で値段は4.89ドルです。セットメニューもあるので、サラダやパスタとのセットやドリンク付きなどお得に楽しむことができます！

日本でも人気の「ドミノピザ」はアメリカでも人気があります。アメリカでは「Domino's」と呼ばれています。Domino'sはデリバリーでも持ち帰りでもクーポンを利用すると安く食べることができますが、特に持ち帰りの場合は安価になります。Domino'sのウェブサイトに行くとクーポンのページがあり、現在、持ち帰りの場合はLサイズのピザに3つのトッピングを乗せて$7.99(税抜)となっています。

定番のトマトソースにペパロニ、ブラックオリーブ、オニオンなども人気ですが、たまには違う味を食べたいという時はバーベキューソースにチキンとオニオン組み合わせがおすすめです。またスパイシーな味が好きな人には更にハラペーニョをトッピングしてみてください。

また、アメリカにしかないピザもあります。例えば、フィリチーズステーキピザやホノルルハワイアン、メンフィスBBQチキンなどがおすすめです。また、ベジタリアン用の野菜だけのピザもあるので、ピザだけどヘルシーに済ませたい人にもおすすめです。Domino'sもクーポンがあるので、お得な情報をゲットしましょう。

Domino'sのチョコレートラバクランチケーキも人気なのでぜひ試してみてください。ほんのりと温かいケーキはフォークを入れると中からチョコレートソースが流れ出します。サクサク食感がくせになりそうです。

アメリカの国民食ともいえるピザ。今回紹介したピザ店以外にも、数多くのお店が味を競っています。シンプルだからこそ、美味しいピザは忘れられなくなります。アメリカに行ったときは、安くて美味しいピザを堪能してはいかがでしょうか。その時は、クーポンをゲットしてお得にピザを楽しみましょう。