ドイツのコーヒ文化の歴史とは?
ドイツにおけるコーヒーの歴史は、他のヨーロッパ諸国と同様に、17世紀、オスマン帝国の欧州侵略の際、トルコからもたらされた事に始まります。以来、コーヒーはドイツでは欠かせない飲み物となり、現代ではヨーロッパ最大、全世界でも第3位の消費量を誇るコーヒー大国となっています。
ドイツにコーヒーが伝わったのは1760年代頃、北部の港町ハンブルクにイギリス商人が持ち込み、コーヒーハウスを開いたのが始まりといわれています。その後、コーヒー人気は瞬く間にドイツ全土に広がり、大量消費に伴い通貨が国外に流出したため「コーヒー禁止令」も出されたほどなのだそうです。
ドイツでおすすめのコーヒーの種類は?
ドイツに初めてもたらされたコーヒーは、豆を煮だして飲むトルコ式でしたが、現代のドイツコーヒーはドリップコーヒーが主流です。フランスのカフェオレやイタリアのカプチーノのような独自の飲み方はドイツには存在しませんが、ペーパードリップやサイフォン式等、スタンダードなコーヒーの淹れ方はドイツで発明されています。
因みに、ドイツコーヒーの種類については、産地的にはケニアなどアフリカ産の豆が多く、豊かな香りとコクが楽しめるハイクオリティの物がそろっています。尚、お土産でお求めになるなら、インスタントコーヒーも手軽ですが、袋入りのコーヒー豆(粉)の方がスーツケースに入れても破損の危険がなくおすすめですよ。
ドイツコーヒーが買える場所や注意点は?
ドイツコーヒーを現地でお買い求めになる際は、普通のスーパーに足を運ぶのが、コスパもよく品ぞろえも豊富でおすすめのスポットです。ドイツのメジャーなスーパーとしては、Rewe、Penny、Aldi、Lidl、Edeka等が有名で、多くの街で見つける事ができますよ。
尚、ドイツのスーパーで買い物する際ですが、店員さんのレジ打ちが驚くほど速い上、商品は自分で袋詰めしないといけないため、プレッシャーは相当なものです。お土産を買いにスーパーに行く際は、ショッピングバッグを持参してスピード感に圧倒されないよう心構えをしていくのがおすすめです。
お土産におすすめのドイツコーヒーをご紹介!
ドイツのお土産におすすめのコーヒー①Dallmayr(ダルマイヤー)
ミュンヘンにある高級食材店ダルマイヤーはドイツを代表するコーヒーブランドで、多くのスーパーで取り扱われているので手軽に買え、お土産にもおすすめです。日本でも買えるブランドですが、本場ドイツでは種類も豊富で日本より手ごろな値段なので、コーヒー好きの方はまとめ買いするのもいいですね。
ドイツのお土産におすすめのコーヒー②Jacobs(ジェイコブス)
ジェイコブスもドイツ人にとってはお馴染みのコーヒーブランドです。値段も手ごろでインスタントやレギュラーなど種類も豊富な上、どのスーパーにも必ずあるので買いはぐれる心配も少ないですよ。インスタントは、ホテルの部屋に置かれていることも多いので、買う前に試飲してみてもいいですね。
ドイツのお土産におすすめのコーヒー③Tchibo(チボー)
チボーもダルマイヤーやジェイコブスと並んでポピュラーなコーヒーのブランドで、挽きたてのような豊かな風味のコーヒーが人気です。因みに、チボーはハンブルク発祥のドイツ全土に店舗展開するカフェでもありますが、普通のスーパーでも売られているのでお求めやすいブランドですよ。
ドイツのお土産におすすめのコーヒー④Mounthagen(マウントハーゲン)
マウントハーゲンは、ドイツのみならずヨーロッパに広いシェアを持つオーガニックコーヒーのブランドで、美味しいインスタントコーヒーが特に人気です。粉、豆、共に展開していますが、下手なレギュラーコーヒーより数倍美味しいインスタントは、お土産にもおすすめですよ。
ドイツのお土産におすすめのコーヒー⑤Coffee Circle( コーヒーサークル)
コーヒーサークルは、主にオンラインでコーヒーが注文できるドイツの人気ブランドです。スーパー等にはおいていないブランドですが、種類も豊富で味も良いと評判なので、留学やお仕事等で一定期間、ドイツに滞在されるならお土産にオーダーするのもいいアイデアですよ。
ドイツの美味しいコーヒーはお土産にもおすすめ!
という事で、ドイツのコーヒーについて、歴史や種類、お土産におすすめのアイテムをご案内しましたがいかがでしたか。ドイツコーヒーは、味は勿論、パッケージのデザインがおしゃれなものも多いので、ご自分用やコーヒー好きの方のお土産にお求めください。