1.イギリスの鉄道の歴史
蒸気機関車による鉄道を初めて走らせた国、それはイギリスです。今でも鉄道の国と言われるのはこのためです。当時は木製のレールが使用されていましたが、1820年以後鉄道のによるレールが使用されるようになりました。1948年に国有化され、ブリティッシュレイルウェイ（British Railways）と名前が付けられましたが1993年に民営化し今ではナショナルレイル（National rail）とよばれています。
ヨーク国立鉄道博物館(National Railway Museum)
鉄道好きの方におすすめなのが、詳しくイギリスの鉄道の歴史が学べるだけでなく世界各国のビンテージ車両も多く保有しているヨーク国立鉄道博物館です。日本の0系新幹線も展示してあり、入場料は無料です。
2.イギリスの鉄道チケットの買い方
基礎知識
ナショナルレイルでは日本のように特急列車は存在しません。民営化され19社もの鉄道会社による運航、かつ同じ都市を2つ以上の会社が運行しているエリアもあるので、列車ごとに値段と所要時間が異なります。また、チケットの料金も予約数が増えると値上がりしていくので、予定が決まった時点ですぐに予約することをおすすめします。逆に早めに予約すると長距離でもかなりお得に移動できるのがナショナルレイルのメリットでもあります。
オンライン予約チケット
予定が決まったらオンラインでチケットを予約することができます。多くのサイトがオンラインで予約し、当日駅でチケットを発行するタイプになりますのでお忘れなく。イギリスの改札は監視の方はいますが駅員さんが常駐しておらず、すべてカード式のチケットで改札の出入りは管理されています。
Go EURO
イギリス鉄道チケット予約サイトGO EURO
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当日チケット
オンラインで予約する時間がなかった方も、当日駅の券売機でチケットを購入することができます。大概の駅で現金だけでなくクレジットカードでの購入が可能です。
3.イギリスの鉄道乗り方
プラットフォームの確認
改札の前に電光掲示板があり、時間と行先から列車の停車するプラットフォームを確認します。
プラットフォームに到着したら、さらに詳細が確認できる掲示板があるのでしっかりと確認してください。イギリスは突然プラットフォームが変更になって、みんな大慌てで移動することもありますので、早めに着いても何度か確認することをおすすめします。
4.イギリスのその他の鉄道
都市鉄道
ロンドンでは市内をアンダーグラウンド（Undergraund）と呼ばれる地下鉄も走っておりロンドン観光には大変便利です。こちらの料金は変動制ではなく、各ゾーンで値段が設定されています。バスも利用できるオイスターカードを購入するとさらにお得に利用できるのでチェックしてみてください。
リバプールではメザリーレイル（Mersey rail）と呼ばれる地下鉄が走っています。マークはMですが、メトロではないのでご注意を。こちらもチケットはロンドン同様ゾーン制になってます。ファミリーチケットなどもあるのでぜひ活用してみてください。
スコットランドのグラスコーサブウェイ（Subway)と呼ばれる地下鉄が走っています。大人片道1.5£ですが1日券は2.9£という格安の料金設定です。他にも7日券などお得なチケットがありますのでグラスコー観光の際はおススメです。
ユーロスター
島国のイギリスですがヨーロッパの国々と海底トンネルを利用して鉄道でも行き来ができます。飛行機よりも格安でチケットが購入できる場合があるので、パリなども併せて観光したい方にはおすすめです。
5.まとめ
歴史あるイギリスの鉄道はいかがでしたでしょうか。飛行機旅もいいですが、車窓からの眺めを楽しめるのが鉄道旅の醍醐味です。イギリス旅行の際はぜひ参考にしてみてください。
