ドイツ観光の目玉!ケルン大聖堂はどこにある?
ケルン大聖堂はドイツのケルン市にあります。ケルン市の場所はドイツの北部、ライン川の河畔に位置しドイツの中では4番目に大きい都市で、1年を通して比較的穏やかな気候の都市です。ちなみにケルン市はオ-デコロンの発祥地でもあります。大聖堂の観光と同時にオ-デコロンも探してみるのもいいですね。ケルン中央駅前の広場からでもその姿を望むことができるケルン大聖堂の大きさに驚かされます。
ドイツ観光の目玉!ケルン大聖堂の歴史
ケルン大聖堂の歴史の始まりは4世紀には最初の大聖堂が築かれ、2代目となる聖堂が818年に完成しましたが、1248年に火災で焼失してしまいました。同じ年に3代目となる現在の「ケルン大聖堂」の建造が始まりますが、宗教改革の影響を受けて財政難となり建設は16世紀に一度、中断されてしまいます。その後、バイエルン王ル-トヴィヒ1世の援助を受けて1842年に工事が再開されました。そして、1880年に大聖堂が完成したという長い歴史があります。また、1996年には世界遺産に登録をされました。
ドイツ観光の目玉!ケルン大聖堂までの行き方をご紹介
ケルン大聖堂は「ケルン中央駅」を降りてすぐの場所にあります。残念ながら、日本からケルン市までの直行便はありませんので、「フランクフルト」か「デュッセルドルフ」の空港から電車でケルン市までアクセスすることになります。
フランクフルト空港からケルン大聖堂までの行き方
空港から列車駅「frankfurt flughafen Fernbahnhof」からICE(ドイツの新幹線)に乗って「ケルン中央駅」まで直通で約50分~70分です。ケルン中央駅で降りると、ケルン大聖堂は目の前です。ケルン大聖堂への直通列車がある「frankfurt flughafen Fernbahnhof」駅はフランクフルト空港のタ-ミナル1のレベル2(2階)と直結しているので、タ-ンテ-ブルで荷物を受け取り、真っすぐ進むとその先にインフォメ-ションがあります。長距離列車駅の連絡通路がさらにその先にあります。
デュッセルドルフ空港からケルン大聖堂までの行き方
①空港駅から行く方法
空港到着後に空港直結の無料「Skytrain」に乗り「Dusseldorf‐Flughafen(デュッセルドルフ空港駅)」まで行き、そこでICEかREに乗り変えて「ケルン中央駅」まで行く方法です。所要時間は約50分~60分ほどです。
②空港タ-ミナル駅から行く方法
空港到着後に空港直結の「Dusseldorf‐Flughafen Terminal(空港タ-ミナル駅)」から「S‐Bahn(S11)」に乗って「Dusseldorf Hbf(デュッセルドルフ中央駅)」で下車、そこからICEもしくはREに乗って「ケルン中央駅」まで行く方法です。所要時間は約120分~140分です。
ドイツ観光の目玉!ケルン大聖堂のみどころ
ケルン大聖堂は完成までに600年以上の月日をかけた大聖堂でスペインの「サグラダファミリア」よりも長い建設期間を有しています。塔を含めた高さが約157m、横幅が約145mとゴシック建築の聖堂では世界最大の大きさです。見どころのひとつは、大きさとその荘厳さにあります。また、中の美しさも圧巻で「バイエルンの窓」と呼ばれる素晴らしいステンドグラスや内陣の聖堂の形をした黄金の聖櫃にはキリストが誕生した直後にお祝いに来た3人の博士の聖遺物が納められていると言われ、黄金でできた美しい聖棺です。遠目からしか見ることはできませんが、とても美しいです。また、宝物館ではヨ-ロッパ最古で有名な彫像「ゲロの十字架」や14~15世紀の絵画を見ることができます。そして、南側の塔には533段の階段を上ったところに展望台があり、塔の上からケルンの市街地やライン川を見渡すことができます。
入場料と営業時間
営業時間5月~10月:6:00~21:00、11月~4月:6:00~19:30/(塔)5月~9月:9:00~18:00、3・4・10月:9:00~17:00、11月~2月:9:00~16:00/(宝物館)10:00~18:00
大聖堂、入場料 無料/塔、入場料 3ユ-ロ/宝物館、入場料 5ユ-ロ/塔&宝物館共通券、6ユ-ロ
まとめとして、ケルン大聖堂はドイツの歴史のシンボル
ケルン大聖堂はドイツを訪れた際には、必見の観光スポットです。ぜひ、実際に訪れてその圧巻で荘厳な姿を見ていただきたいと思います。きっと、ケルン大聖堂が多くの人々を魅了してやまない理由がわかると思います。