1.イギリス世界遺産バースの歴史
バースという街の名前は英語のバス（Bath)お風呂の語源にもなっており、イギリス唯一天然温泉が楽しめる場所です。1987年には街全体が世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れる人気の街となりました。
引用: https://www.instagram.com/p/BpsIqz5FjGa/
温泉街バースの歴史は紀元前にさかのぼります。紀元前にはすでにこの地に温泉が湧き出ており、当時住んでいたケルト人の信仰の対象とされていたそうです。
引用: https://www.instagram.com/p/BprhwaXARQi/
実際温泉街として栄えたのはその後2世紀以降のローマ帝国支配下においてで、まさに映画テルマエ・ロマエの世界が広がっていたと言われています。日本同様、バースの温泉も様々な病気を癒すとされており、疲労回復や病気の治療として利用されるだけでなく、市民の交流の場として栄えていました。温泉を取り囲むように城壁が作られたのもこの時代で、今もなおその姿が残っています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bpp0x7lHVic/
ローマ帝国の衰退とともにバースの温泉文化も一時衰退しますが、エリザベス1世の時代に復活し幾度となく大戦に巻き込まれ被害は受けましたが、今もなお美しい温泉街として歴史的な街並みと温泉が楽しめます。
引用: https://www.instagram.com/p/BpnVjAIALEK/
2.イギリス世界遺産バースの行き方
バスでの行き方
ナショナルエクスプレスのバスを利用すればロンドンのヴィクトリアコーチステーションから3時間程度、￡6～で行けます。
引用: https://www.instagram.com/p/BpeFwDin5ky/
電車での行き方
電車ナショナルレイルを利用する場合はパディントンの駅を出発し、1時間半程度でバース駅に到着することができます。値段は￡21～です。
引用: https://www.instagram.com/p/BntThpjhFVj/
イギリスの場合長距離移動は特急列車などはなく、列車もバスも時間帯や日にちによって運賃が変動します。予定が確定した場合はお早目に予約をしておくことをおすすめします。
3.イギリス世界遺産バースおすすめ観光スポット①ローマン・バス
バースを訪れたら見逃せないスポットといえばローマン・バスです。ローマ時代の浴場の遺跡が丸ごと博物館になっています。当時の使用されていた神殿や温泉、そしてサウナなどの施設を見学することができるだけでなく、今もなお湧き続けている温泉を見学することができます。現在の温泉の温度は46度前後でたくさんのミネラルが含まれています。
引用: https://www.instagram.com/p/BpjNE96HvP8/
場所：Roman Baths, Abbey Church Yard, Bath, BA1 1LZ
4.イギリス世界遺産バースおすすめ観光スポット②サーメ・バース・スパ
ローマン・バスは博物館のため入浴はできませんが、もちろんバースには入浴施設もあります。それが日帰りスパ施設サーメ・バース・スパです。館内利用は2時間か4時間か選ぶことができ、露天風呂を含むいろいろな温泉を楽しむことができます。館内はバスローブで過ごせ、マッサージ施設もあるので日本のスパ同様リフレッシュスポットとして最適です。
引用: https://www.instagram.com/p/BpNDAFqgXl0/
日本のスパと異なる点が２点あります。まず一つが館内の温泉はすべて水着着用です。お風呂といえど裸で入浴する文化はイギリスにはないのでバースを訪れる際はお忘れなく。もう1点が温泉の温度です。日本の温泉は38度以上で楽しむ場所が多いですが、ヨーロッパの温泉は35度程度です。熱いお湯がお好みの方は少しがっかりしてしまうかもしれないので予めご了承ください。とは言えぬるめのお湯でもゆっくり長く浸かっていれば体はポカポカしリフレッシュできること間違えなしです。
引用: https://www.instagram.com/p/Bn9bNaGhJjA/
場所：Hetling Pump Room | Hot Bath Street, Bath BA1 1SJ, England
5.イギリス世界遺産バースおすすめ観光スポット③バース寺院
温泉以外にもおススメスポットがあります。それはバース寺院です。中世における最高傑作ともいわれるこの美しいバース寺院はステンドグラスは特に必見です。
引用: https://www.instagram.com/p/Bptzw9GHK17/
場所：12 Kingston BuildingsBath BA1 1LT
まとめ
街全体が世界遺産の美しい温泉街バースの紹介でした。ロンドンから日帰りでも訪れることができるので、ぜひ次回の旅行の候補にしてみて下さいね。
