ニューヨークの治安は?最新の治安は?
最新の治安や、旅行者向けの注意喚起は、外務省のホームページで随時チェックすることができます。旅行前には必ずチェックしてから行くようにしてください。頻繁にあるわけではないのですが、テロや大きな事件もあるので、旅行者への注意がある場合があります。ですが、少し前の1990年代には犯罪率も高く、とても治安が悪かったのです。そのイメージが先行して治安が悪いと思われがちですが、実際に行ってみるとそうでもありません。犯罪率も減少し、安全な地域になっています。
ニューヨークの治安は?犯罪率は?
ニューヨークの犯罪率は、かなり低くなっています。50の州があるアメリカで、⒛位以内の安全圏に入っていることからも、それほど高い犯罪率ではないと言えるのではないでしょうか。痛ましい9.11の事件後には、大幅な治安改革が実行されたこともあり、現在の治安に至っています。殺人事件においては、一番治安が悪いとされた1990年代の2000件をはるかに下回る300件にとどまっています。
ニューヨークの治安は?危険エリアは?
犯罪率が下がってきてはいますが、ちょっと裏路地などは、いまだに不穏な空気感が残る個所もあります。特に危険といわれているのはイーストハーレムやブッシュウィック、サウスブロンクスは、旅行者が近寄らないほうが良い地域とされています。ニューヨークの観光スポットであれば特別厳重な注意が必要と言うことではありませんが、狭い路地や人通りが少ないところ、怪しい雰囲気を感じ取ったらとにかくすぐにその場から離れたほうが良いです。危険スポットマップもあるので、確認してから行かれる方が良いです。
ニューヨークの治安は?よくある犯罪は?
ニューヨークでよくある犯罪の傾向としては、強盗や暴行、窃盗などがあげられます。観光客が強盗事件に巻き込まれることは少ないですが、窃盗やスリには十分注意したほうが良いです。最近再開発が進み大人気のブルックリンの一部のエリアも、注意したほうが良いところがありますので、暗がりや人通りの少ないところに行くのはやめてください。ただし、観光スポット周辺はそれほど危険ではありませんので、楽しく過ごせます。
ニューヨークの治安は?夜の外出は?
ニューヨークの夜も楽しみたいという方も多いとは思いますが、なるべくであれば、早めにホテルに戻ることをおすすめします。夜になると人通りが少なくなり、危ない雰囲気の人もちらほらと見かけて治安が悪くなってきます。しかし、タイムズスクエアやチェルシーなどは、深夜なのにこんなに人がいるのかと思うほどの人で溢れかえっています。ブロードウェイミュージカルは⒛時から開演なので、終了が23時と遅めです。タイムズスクエア周辺は明るいですし、ミュージカル帰りの観光客がたくさんいますので、安全といえます。タイムズスクエアから遠いとホテルに帰るようでしたら、帰り道には気をつけて、早めにホテルに戻るほうが良いです。
ニューヨークの治安は?地下鉄は安全?
24時間稼働しているニューヨークの地下鉄。なので、つい深夜遅くまで遊びたくなってしまうのですが、夜の地下鉄の治安は悪いです。昼間は特に問題なく乗れる地下鉄ですが、夜の地下鉄の治安は悪いので、特に女性の一人での乗車は避けてください。といっても、以前ほど悪いという訳ではないのですが、観光客目当てのスリや海外旅行になれていない方などは標的にされてしまうこともあるので、注意を払って乗ることをおすすめします。
ニューヨークの治安は?スリに注意!
ヨーロッパほどではありませんが、観光客目当てのスリはいます。スリといっても、ポケットから何かを盗っていくようなスリではなく、置き引きが多いです。カフェでカバンを椅子の後ろに置いていたら持って行かれてしまったとかキャリーケースから目を離したすきに持って行かれてしまったなどが多いです。後は、わざとぶつかってきて何かを弁償するように言ってくる人もいますので、そういう場合は自分が悪くないと言うことを伝えて立ち去るようにして下さい。また、万が一カバンなどを取られてしまった場合は、速やかに警察や旅行会社への連絡をしてください。
ニューヨークの治安は?タクシーやバスは安全?
よく空港であるのが、ホテルまでの送迎バスで、高額な料金を請求されてしまうというものです。空港からのバスは、きちんとした会社が適正料金で運行していますので、やたらと声をかけてくる人には注意が必要です。荷物を持ってあげるなどという言葉に騙されてついていかないことが肝心です。また、タクシーはイエローキャブやUBERなどを使うようにして、騙されないようにして下さい。たくみに観光客かそうでないかを見分けて、フレンドリーに接してきて法外な値段を請求する悪い人も中にはいますので、注意してください。
ニューヨークの治安は?旅行時の注意点は?
治安が良くなってきているニューヨークですが、旅行慣れしていない観光客を狙った悪い人もいるのが事実です。特に注意する点をまとめてみます。
カバン
斜め掛けなどのショルダーバッグが理想です。背中にかけておくリュックだと、中身が知らないうちに抜かれていたということもしばしばです。またキャリーケースからも目を離さないようにして下さい。キャリーケースがあると旅行者だとすぐにわかってしまうので、標的になりやすいです。
路地裏には行かない
ついつい、フォトジェニックな建物の写真が撮りたくて、知らないうちに人気の少ないところに入っていってしまうと、危ないです。特に穏やかで小柄な日本人は、観光客だとわかりやすいために狙われがちです。人気が少ないと思ったら、近くの大通りに出るようにして下さい。
やたらにこにこしてくる人には注意する
やたらとニコニコと親切に話しかけてきたり、荷物重そうだから持ってあげるなどと言ってくる人には注意が必要です。そのままカバンを持って行かれてしまったり、携帯電話を取られてしまったりすることもあります。アメリカ人はユーモアがあって親切ですが、それを逆に悪いことに利用してしまう人もいますので、ちょっとでもこの人変だなと思ったら、あまりかかわらないようにして立ち去ってください。
チケット売りにも注意
高層ビルの上に行くのを迷っていたり、眺めていたりすると声をかけてくるのが路上のチケット売りの人達です。彼らは優しく声をかけて、チケットを手配すると言ってくれるのですが、値段が正規のものよりも高かったり、それによるトラブルも起こり得ます。揉め事は面倒ですし、貴重な旅行の時間が無駄になりますので、正規ルートで事前にチケットを用意するほうがベターです。
パフォーマーたちにも注意
タイムズスクエアでよく見かけるパフォーマーたち。うっかりしていると、周りを囲まれて無理矢理に写真をとるように言われて、お金を請求されてしまうこともあります。パフォーマンスが素晴らしければチップを渡しても良いですが、囲まれたり無理矢理な人たちもいますので、注意して楽しんでください。
まとめ
犯罪は減少傾向にあり、アメリカの中でも犯罪率が低いニューヨーク。しかし、治安が悪い箇所がありますし、日本とは違っています。カバンや危ない人に注意して、犯罪に巻き込まれないようにしながら楽しい旅行にしてください。