北海道のダム観光!おすすめランキング9位:笹流ダム
引用: https://www.instagram.com/p/Bqrm0EFHGLJ/
北海道のおすすめダム、まず最初は函館市にある「笹流(ささながれ)ダム」です。亀田川水系の笹流川に建設された堤高25m、堤頂長199mのダムで、函館市の水がめの役割を果たしています。コンクリート柱が格子状に連なる形式のバットレスダムとしては日本で最も古いダムです。この形式は現在日本に6基しかなく、歴史的に見ても価値の高いダムです。堤上からはダム湖の水面を間近に見ることができ、ダムの前庭広場は公園として整備されています。
笹流ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BpdjSQ-HVZh/
住所:北海道函館市赤川町313/電話番号:0138-46-3282/見学:可能/アクセス:函館バス55系統、105系統で赤川小学校前下車後徒歩10分、JR函館駅から車で約30分/駐車場150台
北海道のダム観光!おすすめランキング8位:富里ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BICkaSVhilR/
続いては、北見市にある「富里ダム」です。常呂川水系の仁頃川に建設されており、降水量の少ないオホーツク地方に必要な灌漑用水を確保する農業用のダムです。堤高44m、堤頂長280mで、形式は岩を積み上げたロックフィルダムになっています。ダム周辺はキャンプ場や遊歩道もある自然に囲まれた地域で、レクリーエーションの場として利用されています。
富里ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/Bmb1PNjjr0A/
住所:北海道北見市本沢705番地/電話番号:0157-25-1143(農林整備課)/見学:可能/アクセス:JR北見駅から車で約30分/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング7位:大雪ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BjNUBbgnpCC/
続いては、石狩川本流の最上部、人気の観光地層雲峡の近くにある「大雪ダム」です。治水や各種用水、発電に利用される多目的ダムで、堤高86.5m、堤頂長440mと大きな規模のロックフィルダムですが、芝生を張っているため見た目には非常に美しいダムになっています。ダム堤の上を国道273号線が通過するという珍しい形態で、ダム周辺は豊かな大自然を体感できる散策路や広場も整備されています。
大雪ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BoMDnPeFN5C/
住所:北海道上川郡上川町層雲峡大学平/見学:可能/アクセス:愛別上川道路上川層雲峡ICから車で約35分/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング6位:定山渓ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BptTu1IH9GI/
次は、札幌市内にある「定山渓ダム」です。石狩川水系小樽内川に建設されており、堤高117m、堤頂長410mの重力式コンクリートダムで、道内では2番目の堤高を誇る多目的ダムです。ダム堤頂からはダム湖のさっぽろ湖を眺めることができ、秋には紅葉スポットとして人気があります。また、隣接する定山渓ダム資料館では水道や発電の仕組みなどの学習もできます。
定山渓ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BoTycLzHzCg/
住所:北海道札幌市南区定山渓8/電話番号:011-598-2513(定山渓ダム資料館)/見学:可能/アクセス:JR札幌駅からじょうてつバス定山渓温泉行きに乗車、所要約1時間の定山渓大橋下車後徒歩20分、JR札幌駅から車で約1時間/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング5位:夕張シューパロダム
引用: https://www.instagram.com/p/BksAQcQHYeq/
続いてのダムは、夕張市にある「夕張シューパロダム」です。石狩川水系夕張川の上流に建設された国内でも最大級の多目的ダムで、堤高111m、堤頂長480mの重力式コンクリートダムです。2015年竣工という新しいダムで、すぐ上流にあった大夕張ダムは、このダムの完成により、貴重な存在であった三弦トラス鉄道橋とともにシューパロ湖に水没しています。
夕張シューパロダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BXIgMzUhJAd/
住所:北海道夕張市南部青葉町573/電話番号:0123-52-3128(夕張市商工観光担当)/見学:可能/アクセス:道東自動車道夕張ICから車で約25分/駐車場15台
北海道のダム観光!おすすめランキング4位:金山ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BjlpkVKgRro/
石狩川水系が続きますが、次は空知川の最上流部に位置する「金山ダム」です。堤高57m、堤頂長288.5mの多目的ダムで、日本に13基のみ、道内では唯一という貴重な中空重力式コンクリートダムで、ダムの中に大きな空洞があリます。ダム湖のかなやま湖は国内有数の人造湖で、周辺はダムを眺望できる展望台や散策路、オートキャンプ場などがある観光スポットになっています。また、金山ダム管理支所1階には「湖・ダム・ふれあい展示ホール」があります。
金山ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BWXPsp8lPty/
住所:北海道空知郡南富良野町字金山/電話番号:0167-54-2131(金山ダム管理支所)/見学:可能/アクセス:道東自動車道占冠ICから車で約30分/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング3位:札内川ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BoLt3y3HTZc/
続いては道東の「札内川(さつないがわ)ダム」です。十勝川水系の札内川に建設された、灌漑用水の確保や洪水調節などを目的とした多目的ダムで、堤高114m、堤頂長300mという大規模な重力式コンクリートダムです。ダムに併設する地質ギャラリーやダムギャラリーでは、パネルなどでダムに関する説明展示も見学できます。ちなみに札内川は環境省選定の水質日本一に過去何度も選ばれた美しい川です。
札内川ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BkJPxX_hNpD/
住所:北海道河西郡中札内村南札内735-2/電話番号:0155-69-4666/見学:可能(10:00~16:00)/アクセス:
帯広・広尾自動車道幸福ICから車で約40分/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング2位:朝里ダム
引用: https://www.instagram.com/p/BjkM2XJAZbi/
次は小樽に移って、朝里川に建設された「朝里(あさり)ダム」です。小樽市への上水道供給や洪水調節を行う多目的ダムで、堤高74m、堤頂長390mの重力式コンクリートダムです。ダムのすぐ下はダムを眺めることができる公園が整備されており、その上を道道1号線のループ橋が走っています。ダム上の歩道やダム湖周辺の散策路が整備されているので、非常に見学しやすいダムになっています。
朝里ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/BpEVNaDhEek/
住所:北海道小樽市朝里川温泉1丁目/電話番号:0134-52-0241(朝里ダム記念館)/見学:可能/アクセス:札幌自動車道朝里ICから車で約8分/駐車場有
北海道のダム観光!おすすめランキング1位:豊平峡ダム
引用: https://www.instagram.com/p/Bp5lXkMgXzs/
そして、最後に紹介するランキング第1位のダムは石狩川水系豊平川の上流部に建設された「豊平峡(ほうへいきょう)ダム」です。先に紹介した定山渓ダムと共に札幌市内にある多目的ダムで、堤高102.5m、堤頂長305mを誇る見事なアーチ式のコンクリートダムが人気になっています。ダム湖と周辺の緑がマッチングした雄大な景観美は、ダム見学のために乗車する電気バスとともに札幌の人気観光スポットになっており、6月1日~10月31日の9時~16時には観光放水が実施されます。
豊平峡ダムの基本情報
引用: https://www.instagram.com/p/Bpjg9i5hh8W/
住所:北海道札幌市南区定山渓840/電話番号:011-598-3452(豊平峡電気自動車)/見学:可能/アクセス:JR札幌駅から車で約1時間/駐車場有(ダムまで約2kmで、電気バスまたは徒歩)
ダム観光とダムカード
引用: https://www.instagram.com/p/BraWrL7n1-r/
山岳国の日本には数多くのダムがあります。これらダムを道路や橋とともに、公共物としての歴史的な意義や存在意義の観点から見直し、観光資源としても評価する動きが広まっており、北海道のダムも人気が高まっています。ご存知の方も多いと思いますが、そのような流れの中で配布されているのがパンフレットを兼ねたダムカードで、2007年から国土交通省と水資源機構の管理するダムで配布され、大きさや掲載項目が全国で統一されています。ダム観光と合わせて収集するのも旅の想い出になります。
まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BYDcWgbFOX1/
近年、人気の高まっているダム観光ですが、今回は北海道のおすすめダムを道内各地域から厳選して紹介しました。形式や竣工年代、大きさにも違いがありますが、それぞれ特色のあるダムが揃っています。隣接して資料館があるダムのありますので、ダムに関する知識を増やし、周辺の自然も同時に楽しめるダム観光にぜひお出かけください。