イギリスの治安が悪化?その理由①警察官の人員削減
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イギリス政府の緊縮財政の影響で10年前に比べると警察官の人員がなんと16%も削減されています。警察官の人数が少なくなってしまったため軽犯罪が放置される事態となっているのです。例えば暴力行為を伴っていない不法侵入は捜査をしていなかったり、被害額が50ポンド(日本円で約7200円)未満の事件は捜査をしていなかったりします。ロンドン警視庁のホームページにも捜査に時間を割くのは現実的ではないとしています。実際問題、観光客を狙ったスリやひったくりが多発していますので十分な注意が必要です。
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イギリスの治安が悪化?その理由②スクーターギャングによる犯罪
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スクーターギャングの登場によりロンドンの治安は急速に悪化しています。犯罪は5年前の約30倍となっており年間約2万3千件も起きています。そのほとんどがスクーターギャングと呼ばれるバイクの犯罪集団です。スクーターが何台も突然歩道に乗り上げてきてターゲットを銃で脅して金品や鞄を持って行かれます。歩きスマホ中のスマホや腕にはめている腕時計までもスクーターで奪っていきます。夜間ではなく日中も繁華街で普通に狙われますので観光客は注意が必要です。特にウエストミンスター周辺が多いとの情報があります。
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イギリスの治安が悪化?注意事項①常に自己防衛を心掛ける
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日本とは違いますので普段より気を付けているとは思いますがイギリスでは更に注意が必要です。まず自己防衛として現金を大量に持ち歩かずなるべくクレジットカードを利用しましょう。財布は小銭入れを持ち歩きダミー財布も鞄に入れておくと安心です。鞄は必ず手前に持ち車道側に出さないように気を付けます。派手な服装は避けて荷物も極力少なくした方がいいです。ブランド品を身に付けるのは以ての外です。スーツケースなどを置きっ放しにしておくのも危険です。特にカフェなどの場所取りで何かしら物を置いておくと一瞬でなくなります。観光中も常に気を引き締めて自己防衛を心掛けて下さい。なおしつこく話しかけてくる人には無視をすることで自己防衛になりますので何でも答えないようにしましょう。
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イギリスの治安が悪化?注意事項②危険な場所には近づかない
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2017年9月以降目立ったテロは起きていませんが注意は引き続き必要です。人の多く集まる場所は狙われやすいので観光地であってもなるべく滞在時間を短くしたり避難経路を確認したりしておきましょう。周囲の状況把握も重要で危険を察知したらすぐにその場から立ち去れるように準備しておくことが大切です。何か起こったら警察官などの指示に素直に従って下さい。またナイトクラブでは麻薬やドラッグの密売が行われている場合がありますので巻き込まれないよう注意が必要です。特にブリクストンやハックニー地区は盛んですので近づかないようにしましょう。なお夜間の一人歩きは近くでも絶対にしないで下さい。
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イギリスの治安が悪化?注意事項③最新情報の確認をする
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EUからの離脱を控えて状況は更に悪化するかもしれませんので常に最新情報を把握しておく必要があります。外務省のホームページに情報があり確認することができます。現在ではテロに対する特別な警戒が必要とだけ出ており渡航規制などはかかっていませんので観光には差し支えありませんが常に注意は必要です。渡航前にはニュースなどで現状を把握してから出発しましょう。また万が一のことを考えて海外旅行傷害保険には必ず加入しておくと安心です。外務省のたびレジに登録すると渡航先の最新情報が現地でも受け取れますので登録を忘れずにして下さい。
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イギリスの治安が悪化?その理由と注意事項:最後に
イギリスの治安が悪化しているということでその理由と旅行者が注意することをご紹介しました。神経質になり過ぎると観光を楽しむことが全くできなくなってしまいますので、さじ加減が難しいところですが、スリやひったくりにあってしまうとそれどこではなくなります。常に自己防衛を意識ながら観光を楽しんで下さい。