1.南会津の只見ふるさとの雪まつりの開催期間
今年で第47回目を迎える只見ふるさとの雪まつりは、2019年2月9日(土曜日)~2月10日(日曜日)の2日間で開催されます。今年も雪まつりには十分な積雪となり、順調に準備が進められています。この時期の只見はマイナスの世界です。ゆっくりと雪まつりが楽しめるようできるだけ温かい恰好でお越し下さいね。
引用: https://www.instagram.com/p/BfIgxqNlR5P/
2.南会津の只見ふるさとの雪まつりの開催場所
会場となるのは福島県の南西に位置する町、只見です。ステージが設置されるメイン会場となるのはJR只見駅前の広場、サブ会場は只見スキー場、只見復興センター、季の郷湯ら里、ただみブナと川のミュージアムです。各会場間は徒歩で移動できる距離となっています。
3.南会津の只見ふるさとの雪まつりのアクセス方法
公共機関でのアクセス
関東方面からお越しの場合は、新幹線でJR浦佐駅まで行き、在来線でJR只見駅を目指すルートが最短です。
引用: https://www.instagram.com/p/Br8TmillwFh/
東北方面からお越しの場合は、新幹線でJR郡山駅まで行き、同じく在来線でJR只見の駅を目指すルートが最短です。運がよければとっても可愛いピンクの縁結び号に乗れるかもしれません。
車でのアクセス
関東方面からお越しの場合は東北自動車道の西那須野塩原ICを降りて約105㎞、もしくは関越自動車道の小出ICを降りて約60㎞です。
福島方面からお越しの場合は磐越自動車道 を進み、高速会津坂下ICを降りて約65㎞です。
メイン会場およびサブ会場付近には十分な駐車スペースが確保されています。ただし、この時期はかなりの積雪が予想されます。雪の運転に慣れてない方はなるべく公共機関を利用することをおすすめします。
ツアーバスでのアクセス
福島駅、首都圏、いわき市などからは、只見の雪まつり行きのツアーが開催されます。満席となったツアーもいくつかあるので、ご検討の方はぜひお早目に申込をおすすめします。帰りの交通機関の心配が無用なバスツアーは大変おすすめです。
ツアー案内 | 只見ふるさとの雪まつり
ツアー案内 - ユネスコエコパークにも登録された自然首都・只見。日本有数の豪雪地帯である只見町の冬の一大イベントで、毎年2月の第2週の土・日曜日にJR只見駅前広場で開催されます。
浅草からのアクセス
浅草からのアクセスは浅草を6:30に出発し特急列車リバティ101号で会津田島駅9:44着で移動し1時間ほど会津田島の町を観光した後11:20会津田島駅発の田島~只見ツアーバス(1500円)を利用するのも便利です。只見の駅着は12:40なので、十分雪まつりが楽しめます。会津田島~只見行きのバスは交通の便としてだけでなく、バスの車窓からの景色も美しいと大変人気です。特に紅葉の時期になると、このバス路線を目当てに観光客が訪れるほど人気ですよ。
引用: https://www.instagram.com/p/Br5G7V-HuX-/
また、リバティ101号は人気の温泉街、鬼怒川温泉を経由するので、前日に温泉を満喫し、同じく会津田島駅まで特急列車を利用し、そこからは同じく田島〜只見線のバスでアクセスするのもおすすめです。
引用: https://www.instagram.com/p/BtV4j1KFs7C/
4.南会津の只見ふるさとの雪まつりのみどころ①大きな雪像
豪雪地帯と呼ばれる只見では、毎年かなりの高さまで雪が降り積もります。その豊富な雪を利用して、雪まつりに合わせて大きな雪像が作られます。毎年メイン会場には立派なお城が登場しており、おととしは熊本城、昨年は鶴ヶ城が現れました。今年も積雪量の多い只見だからこそのサイズ、高さ12m、幅20程のお城造りが進められています。今年はどこのお城が作られるか、会場を訪れてのお楽しみです。
引用: https://www.instagram.com/p/BfA0KBIAOtW/
また他にもキャラクターの雪像などがたくさん出現するので、お見逃しのないよう会場をくまなく散策してみて下さいね。
引用: https://www.instagram.com/p/BfDEmWlHZOW/
5.南会津の只見ふるさとの雪まつりのみどころ②かまくら
また、たくさんのかまくらも会場には作られます。外からだけではなく、中に住人がいるので内部までぜひ見学してみて下さいね。可愛いキャラクターがお出迎えしてくれます。
引用: https://www.instagram.com/p/BQgqEy3g_cI/
もちろん只見町の公式キャラクター、ブナりんもどこかのかまくらに隠れていますよ。
引用: https://www.instagram.com/p/BQb6_NYhA6N/
ただし怖~い雪女が出てくることもあるので心臓が悪い方は注意して下さい。
引用: https://www.instagram.com/p/BfX2xddhkE9/
6.南会津の只見ふるさとの雪まつりのみどころ③メインステージでのイベント
メインステージでは毎年たくさんのイベントが開催され、雪まつりを盛り上げます。
開会式
2/9日10:00に開会式が行われます。縁起の良い福餅まきも行われるので、今年一年、何事もなく幸せに暮らせるよう、お餅のキャッチ頑張ってくださいね。
引用: https://www.instagram.com/p/BsP6328ATsA/
梁取太々神楽
開会式の後10:30より行われるのは、福島県の無形民俗文化財となっている梁取太々神楽(やなどりだいだいかぐら)です。ひょっとこが怖~い獅子にいたずらをしたりと、ハラハラしつつも笑いありの神楽は必見です。
引用: https://www.instagram.com/p/BQY8040A2Y1/
厄払いの儀おんべ
18:00~行われるのは只見に住む大厄を迎える42歳の男性達の伝統的な厄払いが行われます。厄男がステージを降りて走り回る際は、遠慮せずしっかりと叩いて厄払いの手助けをしてあげて下さいね。最後にはおんべと呼ばれる只見の地で育った萱約15000本に火をつけてこの一年の安全を祈ります。
引用: https://www.instagram.com/p/BQhOuHfFqc_/
爆笑ライブ
毎年只見ふるさとの雪まつりではお笑い芸人をゲストに迎え、両日盛り上がります。今年もホリ、あばれる君、クールポコ、アントワネット、ガベジそして宏菜が会場を笑いで温めてくれる予定となっています。
天領只見仙嶽太鼓
また2日目の2月10日には只見ふるさとの雪まつり毎年天領只見仙嶽太鼓による、勇ましい演舞も予定されています。
引用: https://www.instagram.com/p/BfISIFLj-GN/
7.南会津の只見ふるさとの雪まつりのみこどろ④ゆきん子市
お祭りに必須なのは屋台めしですよね。只見ふるさとの雪まつりでももちろん、ゆきんこ市と呼ばれる屋台村が現れます。郷土料理中心に地元のお店が出店しています。けんちん汁や、みそコンニャク、凍みもちなど何を食べるか迷ってしまいます。
引用: https://www.instagram.com/p/BBFBDEVJ_3N/
8.南会津の只見ふるさとの雪まつりのみどころ⑤花火
両日19:30~はメイン会場近くで祈願花火大会が打ちあがります。澄み切った只見の町に打ちあがる花火は格別で、とても迫力があり人気ですよ。また、2月1日までに申し込んだ方の名前が読み上げられ、結婚、出産、受験などへの祈願のメッセージが花火となって夜空に打ち上げられます。
引用: https://www.instagram.com/p/BQiYt59lJJX/
引用: https://www.instagram.com/p/BQZSFa0FViY/
9.南会津の只見ってどんな街?
福島県の西南に位置し新潟県と県境を共有しており、日本有数の豪雪地帯と呼ばれる只見は、豊かな自然に恵まれていることから自然首都とも呼ばれています。なんと10月~5月まで雪が降り、最低気温が⁻19度になることもあるので驚きですね。また2013年2月25日には最深積雪が341㎝にもなりました。
引用: https://www.instagram.com/p/Bsh4iddheMt/
只見を訪れる際の服装のキーワードは積雪対策です。寒いだけでなく、積雪の多い場所は歩くのも大変です。積雪に負けないように、長靴で訪れるのがおすすめですよ。
引用: https://www.instagram.com/p/BsFzvs1F-Ds/
只見ユネスコエコパーク
2014年6月には、福島県の只見が、現在世界に631地域存在するユネスコパークの一つに登録されました。自然との調和を促進するこのパークではブナの木やツキノワグマやサンショウウオなど珍しい動植物が生息しています。
引用: https://www.instagram.com/p/BtFRsyrnPSF/
田子倉湖
只見の秘境の地にある美しい湖、田子倉湖は日本第2位の400,000 kWもの出力を誇るダム湖です。その美しさから、「ダム湖百選」にも選出され、無名碑や黄金狭などの小説にも登場しています。
引用: https://www.instagram.com/p/BpuwTWdFFXe/
10.まとめ
福島県の只見で開催される只見ふるさとの雪まつりの紹介でした。見ごたえのある雪像や、美味しい只見の郷土料理を食べにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。また、厄年を迎えた方はお祓いもできるので特におすすめですよ。