世界一美しい国、ラトビア!
2017年、国連から正式に北欧とされたバルト三国。その中でもリトアニアや今回紹介するラトビアは、女性の一人旅にもオススメされているシーンを度々見かけます。
「かわいい街を歩いてみたい」「ヨーロッパの歴史や建築に興味がある」「定番過ぎない旅行をしてみたい!」など様々な理由でラトビアへの旅行を決める方も多いのではないでしょうか?
イギリスの旅行案内サイト「First Choice」では「世界で最も美しい国ランキング」で見事1位に輝いたラトビア。
今回は、そんな特別な国ラトビアの、定番で低価格なお土産から、自分用にしたいちょっぴり特別なものまで、一挙に9つ紹介していきます。
①おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆ハチミツ
まず始めに紹介するのはラトビアお土産の定番中の定番!はちみつです。
日本からラトビアへ行く事が出来るツアーを見てみると「聖ペテロ教会」が日程に組み込まれている事が殆ど。
そんな聖ペテロ教会のすぐそばにあるのがラトビア産ハチミツ専門店「Medus Istaba(メデュス イスタバ)」です。
このお店に置かれているはちみつは驚く程種類が多く、思わずあれもこれもと手に取ってしまうものばかり。試食もOKなので、きっとお気に入りの一瓶を見つける事ができるはず。
小瓶タイプも多くあり、1つ0.9ユーロ。日本円にして約107円程(2019年9月現在)なので気になる物を全て買っても後悔のないお土産になりそうです。
そしてもう一つオススメなのが「VINNIS」というメーカーのハチミツ。ラトビアではよく売られているメーカーで、スーパーで購入する事が可能です。
大瓶入りが3.8ユーロで約450円(2019年9月現在)。
純粋なクセのないはちみつから、ナッツが沢山入った魅力的なものまで、バリエーションも豊富なので選ぶ時間もワクワクすること間違い無し。
使い切りタイプも発売されているので、お菓子やクラッカーとのセットにして配ってもちょっぴりハイセンスなお土産になりそうです。
日本で買う上質なはちみつは、スーパーのものでも案外金額が高く、普段の買い物では手が出ない人も多いはず。きっと喜ばれるお土産になりますよ!
②おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆Rūdolfsオーガニックジャム
ラトビアのスーパーでは、他のジャムを押しのけて、全面に押し出されているジャムがあります。それはLat Eko Food Ltd.社が発売している「Rūdolfsオーガニックジャム」です。
Rūdolfsのジャムは酸味と甘みのバランスが良く、パンやクラッカーに薄く塗っても濃い味わいの風味豊かなオーガニックジャムです。
オーガニックに拘りのあるオシャレな方にも、味にうるさいグルメな方にも喜んでもらえそうなお土産です。
そしてこのオーガニックジャム、少なくとも95%以上の原材料がオーガニックでなければ表示することが出来ないというBIOマークの表示まであります。
ラトビアのスーパーには、ジャム以外にもこの印がついたものは多く売られており、トレンドに敏感な方には特に嬉しい品揃えです。
Rūdolfsオーガニックからはジャムの他にもベビーフードやスムージーも発売されていてとても人気です!
オシャレでかわいいパッケージがママへのお土産にも喜ばれそうです。
③おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆お茶
世界ではイギリスを始めとする国々がぞれぞれ個性的なお茶を名産品として扱っていますが、ラトビアにもあります!
ラトビアでは「Apsara」というお茶ブランドが有名です。ホテルにティーパックが置かれている事も多く、その様々なフレーバーや個性的な香りから是非同じ物を手に入れたい!と急いでお店巡りをする観光客も多数。
実はこの人気のお茶、スーパーで売られていて値段もたったの1.69ユーロ。日本円にして約200円程(2019年9月現在)なので自分用のお土産にもばらまき用のお土産にもオススメです。
デザインもフレーバーごとに様々で、思わずパッケージ買いしたくなるものも多く“映える”お土産です。
最近は日本でも、フルーツフレーバーの紅茶がよく売れています。
癖の無い紅茶やフルーツティーなどをえらべば、オフィスや休憩室に1箱置いても喜ばれそうです。
④おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆ラトビア文様の小物
ラトビアにキリスト教が入って来た時代よりももっと昔、そこに住んでいた人達は自然の中に神を見出しました。
そんな時代のラトビア人達は、自然に宿った神々を文様と歌で表現しました。それが現代にまで伝統工芸として伝えられ続けている「ラトビア文様」です。
ラトビア文様は今では様々な雑貨や小物にも使われ、その可愛らしさで世界中の人々を魅了しています。
特に人気があるのはミトンです。このラトビアのミトン、色や模様が個性的で可愛らしい……だけでなく!よく見てみると、先が尖っていてちょっと変わった形。
実はこれ、先をわざと尖らせて空気を多く溜め込ませ、より暖かさを維持するための工夫なんだとか。
冬が長く、寒い日にはマイナス30℃にもなる国、ラトビアらしいミトンです。
日本でもハンドメイドを好む方々を筆頭にファンが多いこのミトン。しかし、購入できる場所が日本国内にはまだまだ少なく、憧れがある人も多いはず。
機能性に優れ自然の神々が宿る可愛いミトン、ラトビアへ旅に出たら1つはゲットしたいお土産です。
⑤おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆木工品
ラトビアの家庭ではMade in ラトビアの木工品がよく使われています。
それらは白樺や樫の木が材料になっており、蜜蝋で仕上げるなど、丁寧なハンドメイドでとても人気があります。
丈夫で手触りが良く、長く使えるものばかり。
使えば使う程、世界に一つだけの風合いが出る所も木製品の魅力ですが、特にカトラリー類や木べらの人気が高く、お土産としても喜ばれます。
乾燥が気になって来たら、お手入れはオリーブオイルなどで行うと良いようです。
これら木工品はスーパーでも目にするのですが、おすすめなのがラトビアの首都リガにある「中央市場」でのお買い物。
中央市場は東ヨーロッパ最大級の巨大市場と言われていて、木工品だけでなく食料品なども沢山売っています。その圧倒的な品数には見ているだけでワクワク!
もちろん、市場ですので値段交渉もOK。勇気のある方はチャレンジしてみてください。
お得にお土産をゲットすることができるかも……?
⑥おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆Rimiのエコバッグ
「Rimi」はバルト三国を中心にチェーン展開しているスーパーマーケットです。
リサイクル素材で作られたこのエコバッグは1つたったの1.99ユーロ!日本円で235円程度(2019年9月現在)です。
最近では、ガイドブックなどにも載っていて、観光客にも人気商品。可愛らしい林檎のマークとレトロでポップなロゴデザインがバルト三国らしい雰囲気です。
複数枚買ってもかさばる事が無いので、ばらまき用に買ってもいいかもしれません。
何かとスーパーでのお土産買いが便利なラトビア旅行、現地用にも1枚購入しておけば、まるでラトビアで生活しているかのような気分で旅を楽しむ事もできそうです。
ちなみにこのスーパーRimi、自社製の食料品なども多いようなので、エコバッグ以外にもお菓子やジャムもチェックしておきたい所です。
⑦おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆Riga Black Balsam(リガ ブラック バルサム)
「Riga Black Balsam(リガ ブラック バルサム)」は甘くて美味しい飲み過ぎ注意なお酒です。
種類は4種類。日本では6〜7月に花をつける人気のハーブ、リンデンやベリー類、はちみつ、カラメル、生姜、ナツメグ等をブレンドした定番のゴールドラベル、それに濃厚なチェリージュースをブレンドしたピンクラベルなど、香りや度数も様々。
飲み方はロックやコーラ割り、トニックウォーター割りなど。甘いカクテルにしたり、アイスクリームにかけても美味しいようです。
他にも現地のバーや居酒屋さんに行けば意外な飲み方の発見がありそうです。
価格は350mlサイズで5.99ユーロ(710円程度)小さな40mlサイズで1.7ユーロ(201円程度)。
お酒好きな方にはもちろん、お菓子作りが好きな方へもお土産として持ち帰ると喜ばれそうなラトビアならではの一本です。
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⑧おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆ABAVAS(アバヴァス)のワイン
「ABAVAS(アバヴァス)」はトンボがトレードマークのラトビアのワイナリーです。
先ほど紹介したチェーンスーパー「Rimi」などにも置かれているブランドです。
ラトビアの街中でみかけるちょっとした酒屋さんなどにも置かれていると思います。
特におすすめなのがこのシードル。バルト海沿岸に位置するラトビアは冬になると気温がマイナス30℃にもなります。
アバヴァスではそんなラトビアで育つ林檎を厳選してシードルを作ります。
とても厳しい冬を過ごしたラトビアの林檎で作られるシードルは、複雑かつエレガントな風味を持ち、お酒好きなら一度は経験してみたい味。
旅のお土産としてだけでなくちょっとしたお祝い事やホームパーティーなどでも歓迎されそうな一本です。
もちろん自分へのご褒美にもピッタリ。
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⑨おすすめ!ラトビア観光でのお土産◆オイルサーディン
お酒の次に是非紹介したいのが、オイルサーディンです。ラトビア語では「šprotes(シュプロテス)」と呼びます。
ガーリック風味のものやトマトソースに漬けてあるもの、ヒマワリオイルに漬けてあるものなど様々ですがこのオイルサーディン、ラトビア産が結構多いんです。
低価格で買える上に帰国中にフタがうっかり開いちゃった!なんてアクシデントも起こらないので、旅先の味を持って帰りたい方にはオススメです。
スーパーへ足を運ぶと様々なラトビアの缶詰メーカーが並びますが、特におすすめなのが「RIGA GOLD」の缶詰。
パッケージに印刷されたラトビアのシンボル、聖ペテロ教会がちょっぴりオシャレで、キッチンに一缶あると気分も上がりそう。開けるのが少し勿体ない気もします。
いつでもラトビア旅の空気を思い出せそうで、自分へのお土産にもオススメです。
まとめ
今回はラトビア旅行でのおすすめのお土産を9つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
2019年9月にはラトビアの首都リガで、日バルト協力対話が行われました。これから日本とバルト三国はお互いにもっと身近な国になっていく予感がします。
今、そんな注目を浴びている国ラトビアはバルト三国の中でも特に「かわいい」に焦点を当てた紹介が多くあります。
しかし、その「かわいい」もただの可愛いでは終わらないのがラトビアの魅力の一つです。
オシャレな文様には一つ一つ意味があり、あたたかみを感じる工芸品には意外な機能性が。
そんな驚きの連続をもたらしてくれる国ラトビアへの旅行が決まった際には是非参考にしてみてください。